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キュリアと謙次 よんじゅうななかいめ!

(作者:なんかさぁ、イノブン)
 うわ!? なんだよお前、しょっぱなからどうでもいい話を繰り広げる気か!?
(作者:いやぁ、最近の『キュリアと謙次』では、どうも不完全燃焼な終わり方しかできてないなと)
 ……本当にどうでもいい話になりそうだから、とっとと本編に移るべ。
 フェニックスのあとをついて歩いて約5分、謙次はキュリアの泣き声を聞きました。
「うんどらばーだったんにゃーがー!!」
 泣き声か、これ!? 何かの宗教の間違いじゃないのか!?
「なあ、フェニックス、この声……」
 キュリアの泣き声なのかどうか不安になった謙次は、フェニックスに尋ねました。しかし、声の感じからして、明らかに泣いている声ですけどね。
 フェニックスは答えました。
「キュリアの泣き声だよ」
「これが!?」
「さっきも言ったけど、キュリアはクオリア障害者なんだ。努力である程度は克服し、健全者と同じ感じになってきたけど、……今は感情的になって、思い切りクオリア障害の症状を出しているね」
「症状?」
「クオリア障害者というのは、わけのわからないことをする人だからね、本来なら今みたいな感じにわけのわからない言葉を発したりするんだよ」
「そ、そうなのか」
「ちなみに、クオリア障害者同士で会話させると、だんだんと言葉の意味が消えていくんだ。最終的には、『あばかー』とか『なままーぽ』とか言って笑いだすよ」
「それって、……すごく怖くないか?」
 すごく……怖いです。
 とまあ、そんなやり取りをしているうちに、キュリアの姿が見えてきました。キュリアは、さっきのようなわけのわからない泣き声を発しながら、大泣きしていました。
「キュリア……」
 謙次は自分を責めました。謙次はキュリアにいろいろやさしくしてもらっていたのに、キュリアを疑い、傷つけた。悪いのは明らかに謙次だとイノブンも思います。
 そんな謙次に対し、他人の考えが読めるフェニックスは、
「君は何に対して悪いと思っているんだい?」
「え?」
「キュリアは、君がキュリアを犯人扱いしたことで泣いているんじゃないよ」
「じゃあ一体?」
「キュリアは、自分の軽率な冗談が謙次を傷つけてしまったことで泣いているんだよ。キュリアは自分のことよりも、自分の仲間のことを気にかけるからね」
 つまり、謙次に責任はない、ということですね。それを聞いた謙次は、ホッと安堵しました。
「まあ、そうは言っても謙次は謙次で悪いから、そこでホッとするのはどうかと思うけど」
 フェニックスの直球。謙次の心にクリーンヒット!
「うっ」
 図星の謙次に、またもやフェニックスは直球を放ちます。
「そいやっ!」
 硬式の野球ボールです。謙次の肩にクリーンヒット! って実物かい!?
「痛いな!! 何するんだよ!!」
 さすがの謙次も怒ります。謙次は肩を押さえてめっちゃ痛そうにしています。
「まあそんなことより」
「『そんなこと』じゃねえよ!!」
「キュリアと戦うということだから、さくっとけんかを売ってこよう」
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