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キュリアと謙次 よんひゃくにじゅうはっかいめ!

ケーケー「Ruby on Rails始めました」
イノブン「そろそろ意味の分からないもの始めないで、世間的に話題にできるもの始めないか? お前、最近世間話で話題に相当困ってるだろ」
ケーケー「う、うるさい! ほっといてくれ!」


<前回のあらすじ>
 キュリアが謙次の目の前に現れました。
 諸々の理由が重なり、それだけで謙次VSフェニックスの大決戦が幕を閉じました。


<本編>
 キュリアがただ謙次の前に現れただけという、意外な展開で幕を閉じた大激戦。
 その激戦から2日経っても、謙次は意識を取り戻すことができませんでした。
「謙次……、本当に目を覚ますんだよね?」
 キュリアの家の中。謙次の目の前で、キュリアは尋ねました。
「だから言ってるじゃないか。時間は掛かるけど、そのうち意識を取り戻すはずだって」
 隣に居るフェニックスが言いました。
 フェニックスは続けて言います。
「謙次は自分の能力に『なかば』意識を操られていたようなもので、魔法を使う際に一部だけど謙次の脳や身体機能を使わされていたんだ。謙次の身体は健康そのものなんだけど、脳はそのせいで極度の疲労状態に陥ってる」
 なるほど。謙次の今の状態は『頭使いすぎてもうダメ』って感じの状態なんですね。
(作者:意識を失うレベルですけどね)
 フェニックスは話を続けます。
「謙次がキュリアを見て正気を取り戻したのは、謙次の脳が疲れながらもキュリアを認識できるだけ脳が正常に機能していたからなんだ。だから、謙次は今、ただ疲れているだけ。そろそろ目を覚ますんじゃないかな」
「そうだと……いいんだけど」
 さびしそうに言うキュリア。
 フェニックスは、
「……本当に目を覚まさなかったら、全回復呪文『リヴィル』を使えば意識をはっきりさせた状態にすることもできるんだけど。……意識がはっきりした際に、能力を使われちゃ困るから……」
「う……」
 フェニックスが話している途中で、謙次の口から声が漏れました。
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キュリアと謙次 よんひゃくにじゅうななかいめ!

ケーケー「1/27(土)は名古屋駅のゲーセン"GAME BOXQ3"でぷよぷよの初中級者対戦会ですよ! みなさん是非きてくださいね!」
イノブン「来る人少なくて1人でも多くの人に宣伝したい気持ちはわかるけど、……お前ここで宣伝する意味はないだろ。……あ、『初中級者』とか銘打ってありますけど、とことんぷよぷよで10連鎖くらい組める人が主に参加するので、興味を持ってもご注意を」


<前回のあらすじ>
 この世界でただ1人、フェニックスに勝ち目が無いことが視えていたキュリア。
「私を、謙次の目の前にワープさせて。謙次を、……説得してみる」
 ナンバー4の3人に、そんなことを言い出します。


<本編>
 そんなこんなで、突然謙次の目の前にワープしたキュリア。
 後ろで丁度フェニックスが渾身最期の攻撃をしようとしていたのですが、キュリアがワープしたせいでその攻撃は止まってしまいました。
 しかしこの時、謙次はフェニックスを返り討ちにするため、時空系魔法を発動させようとしておりました。
 本来であれば、フェニックスはこの時空系魔法に返り討ちにされ、敗れていたのです。
 しかし、その攻撃もなぜか止まっていました。
 その理由は、……キュリアがそこに立っていたからに他なりません。
 キュリアは先ほど、ナンバー4の3人に言いました。
『私を、謙次の目の前にワープさせて。謙次を、……説得してみる』
と。
 謙次もフェニックスも攻撃を止めた理由は、この『説得』によるものなのです。
 実は、キュリアが命の危険をいとわずにここに立つだけで、『説得』は十分だったのです。
 キュリアはクオリア障害のため、自分の命を第一に考え、行動します。
 自分の命を守るためなら他の人を犠牲にしても構わないと考えるくらいに、自分の命が脅かされるとゲスくなります。
 そのことを、謙次もフェニックスもよく理解しています。
 だからこそキュリアは、謙次を『説得』しようとしたのです。
 キュリアが自らの命を危険に晒しても、2人には死んで欲しくないということを体現することで。
 さらに、フェニックスが呪文を多用したことで、キュリアの姿は謙次の未来予知に出なかったらしく、それが功を奏し……、
「キュ……リ……ア……」
 謙次が正気を取り戻すと共に気を失い、大激戦が幕を閉じました。

キュリアと謙次 よんひゃくにじゅうろっかいめ!

ケーケー「偽トロ購入! これでぷよぷよの対戦を動画として残せるよ!」
イノブン「そのために4万円もぶっぱなす、お前の気がしれないがな」
ケーケー「でも対戦を振り返って色々見直すことができるし、すごく使えるよ、コレ!」
イノブン「ねぇ。何なの? 振り返りや見直しが必要って、ぷよぷよは学校のテストか何かなの?」


<前回のあらすじ>
 フェニックスが最期の攻撃を仕掛けた、その時……、
(どういうことだ!? この気配は、キュリア!? なぜこんなところに!?)
 目の前にキュリアの気配を感じ、攻撃を止めてしまいました。
 急展開。


<本編>
 少し時を戻します。
 フェニックスが蘇生し、謙次との第二ラウンドが始まった後のことです。
 この戦い。およそ全ての人類は、フェニックスに希望を寄せていました。
「相手は未来を予知できる! つまり何でもできる!」
「だが、フェニックスだったら……!!」
「世界最強だもんな! 絶対に勝ってくれるさ!」
「逆にフェニックスが負けたら、世界はどうなるんだ……」
 そんな感じで、この戦闘に関するニュースはすでに全世界に伝わっており、世界中の人たちがフェニックスを応援していました。
 フェニックスが勝つことに、希望を抱いていました。
 約一名を除いては。
「ねぇ、アンタたち、冷静に考えてみなよ」
 フェニックスと謙次を覆うバリアのすぐ外。
 キュリアは、ナンバー4の3人に向かって、そう言いました。
「フェニックスがさっき生き返るのに使ったアレ、『魔法』だよね? 謙次は今、呪文すらも扱えるんだよ? 蘇生魔法もそうだし、その他厄介な魔法・呪文も使ってくると思う。フェニックスに勝利を期待するのは、本当に今私たちがやるべきことなの?」
「……だったら、どうするでござるか?」
 キュリアの発言を聞き、ナンバー4の1人、空間を操る魔法の使い手、テルモトは振り返らずに言いました。
「この世界には、フェニックスより強い人はいないわよぉ」
 同じくナンバー4の1人、時間を操る魔法の使い手、アルラウネは言いました。
「……なので、今は私たちの未来を、フェニックスさんに預けるしか、フェニックスさんに期待するしかないと思いますよ」
 同じくナンバー4の1人、存在を操る魔法の使い手、ミカエルは言いました。
 全うな人間であれば、この3人の言うとおり、フェニックスに期待するしかないでしょう。
 光速を超えたスピードで正確に行動できる。そんな最強のモンスターを越える存在は、この世には居ないのですから。
 もしフェニックスが死んでしまった場合、世界が終わるのです。
 それを防ぐためには、謙次を倒すしかない。……それが、普通の考え方でしょう。
 しかし、キュリアは違いました。
 キュリアは、フェニックスに、……そして謙次にも死んで欲しくないのです。
 キュリアはクオリア障害のせいで、普通の人と比べかなり仲間想いです。
(作者:クオリア障害はこの時代特有の精神障害です。出生時からありとあらゆるものの見方や感覚等が狂っており、キュリアの場合は痛みを苦とせず、『オバサン』のような軽い文句を相当忌み嫌うような、おかしな感性をしています)
 そんな感性でも、大人になる前から相当真人間になるための努力を積んで、一般人に見られるよう演技してますからね。
(作者:そのため、キュリアは仲間以外の人が傷ついたり殺されたりしても何も感じませんが、仲間が傷ついたり殺されたりすることは極度に嫌います)
 そんな感性をしているので、キュリアにとっては謙次を倒して欲しくも、フェニックスに負けて欲しくもないのです。
 だからこそ、キュリアだけが冷静になって考えることができました。
 フェニックスは謙次に勝てない、と。
 そうなると、やるべきことが変わってきます。
「私を、謙次の目の前にワープさせて。謙次を、……説得してみる」

キュリアと謙次 よんひゃくにじゅうごかいめ!

ケーケー「ぷよクロレートが安定しない……つらい……」
イノブン「どのゲームでも、割と魔境だよな。レートって」
ケーケー「ぷよぷよクロニクルでは、沼って呼ばれてる」


<前回のあらすじ>
 謙次の能力では、呪文が使われた未来を正確に予知できません。
 なので、フェニックスは、
「『イーラ=エイン』!」
と、
「『ティタン=グステン』!」
という呪文で無数の光線を放ち、謙次をある場所に誘導しました。
 その上で、
「『エル=コート』!」
という呪文を自身に掛け、光線に突っ込んでいきました。


<本編>
 『フェニックスツイスター』が光線に触れた、その瞬間。……フェニックスは向きを変え、そのままの速度で別の方向に突き進みました。
 別の光線に触れると、また別の方向へ……。
 どうやら、フェニックスが直前に使った呪文『エル=コート』の効果で、先ほどフェニックスが放った光線にフェニックスが触れた際、反射するようになったみたいです。
(この呪文で軌道を複雑にすれば、謙次の未来予知には引っかからないはず! これで、謙次を仕留める!)
 そう考えていたフェニックスですが、謙次が居るであろう場所の手前に、誰か別の人の気配を感じました。
 よく感じる、暖かくてやさしい気配。……そんな気配を、その『誰か』から感じます。
(どういうことだ!? この気配は、キュリア!? なぜこんなところに!?)
 そう思うとともに、フェニックスは『フェニックスツイスター』を急停止させようとしました。
 今停止させると謙次を倒せるチャンスが潰されるわけですが、そのことを考えるまでもなく、フェニックスは反射的に停止しました。

キュリアと謙次 よんひゃくにじゅうよんかいめ!

ケーケー「あけましておめでとうございます!」
イノブン「本年もよろしくお願い致します!」
ケーケー「……この小説、今年まで続ける気なかったんだけどね」
イノブン「早く終わらせるために最終章にしたのにな。一体いつ終るんだよ」


<前回のあらすじ>
 フェニックスは殺される直前、謙次の顔を見ました。
 『先読み』によって相手の顔を見るだけで相手の思考を読めるフェニックス。
(……読めたぞ! 今謙次が予知している未来を!)
 果たしてフェニックスはこの未来予知情報を上手く活用し、謙次を倒すことができるのでしょうか!?


<本編>
 フェニックスは、光に包まれて蘇生されました。
 直後、
「『イーラ=エイン』!」
 フェニックスは、8本の光線を放ちました。
 その光線は、それぞれ途中で8本に分岐し、捻じ曲がりながらある場所へと向かって行きます。
 その場所に謙次はいませんが、フェニックスの考えでは、
(いや、謙次はそこにいる! 僕の目には別の場所に見えるけど、謙次の予知能力ではあそこに移動するように未来を示していた! 必ず謙次はあそこにいる!)
 光線が網目を張り、謙次に襲い掛かります。
 この光線は無限呪文。無限魔法同様、触れたら即死、無限大の威力を持つ呪文です。
(あの位置にいれば、光速で移動しても確実に避けられないはずだ。無限魔法で対処されるかもしれないけど、その場合光線が少なくて逃げやすい位置に移動するはず。……だから、念入りに次はこれを使う!)
 フェニックスは、力強く叫びます。
「『ティタン=グステン』!」
 すると突如、上空に光り輝く楕円形の球体が現れ、ある場所に無数の光線を降り注ぎました。
 この光線は、先ほどの『イーラ=エイン』のように捻じ曲がってはおらず、一直線に降り注いでいます。
(この呪文で、謙次が逃げたであろうポイントをメッタ刺しにした。これで倒したとは思うけど、念には念を入れて……)
 フェニックスは、両手を合わせて目を閉じ、叫びます。
「『エル=コート』!」
 その呪文を発動させた後、体当たり無限魔法『フェニックスツイスター』でフェニックスは光線の中に突っ込みました。
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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