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キュリアと謙次 よんひゃくじゅうろっかいめ!

<前回のあらすじ>
 戦争で世界を独占しろとフェニックスに助言したシェイド。そのことについての悩みを、フェニックスはウインドにぶちまけます。フェニックスは当初シェイドの言葉に否定的でした。しかしウインドの意見を聞き、フェニックスは再度世界の独占について考えます。考えた結果、フェニックスはどのように結論を出すのでしょうか?


<本編>
 数年後、フェニックスは全世界に宣戦布告しました。
 世界の独裁権を要求し、モンスター王国VSその他世界各国との戦争を宣言したのです。
 フェニックスから、
「モンスター王国と交戦する意思のある国は、これからその国の軍備施設を破壊しに向かう。そうされたくない国は、今すぐに降伏宣言してもらおう」
そう脅され、降参した国も多々ありました。
 大半の国はそのまま交戦しました。しかし、この時代の戦争は現代のように戦闘機やミサイルなどの機械兵器で行う戦争です。対して、フェニックスはそれらを遥かに凌ぐスピードで動くことができるため、交戦国の攻撃はフェニックスに全く歯が立ちませんでした。
 これだけで交戦国は自分の置かれた状況に絶望しますが、フェニックスは加えてもう1つ、自分にルールを設けて戦争に望むことで交戦国にさらなる絶望を与えました。
 フェニックスは一切の死者を出さないようにし、その戦いに挑んだのです。たとえば、敵戦闘機を破壊する際にはコックピット部分を風属性魔法で切り取り、パイロットを救出してから破壊するなどしました。
当然、死者を出さないように気にする分、フェニックスは相当力を抑えられます。しかし、こうすることで、フェニックスのパワー・スピード・テクニックが圧倒的であることを、全世界に示すことができたのです。
 しばらくして、大半の国が降伏を宣言しました。
 まだごく少数だけ諦めの色を見せない国はありました。しかし、その国の保有軍は、たった数日でフェニックスに壊滅され、敵対国をゼロにすることができました。
 このようにして、数週間のうちにフェニックスは全世界を手中に収めたのでした。
 なお、数少ない魔法戦闘のスペシャリストたちは、相手がフェニックスだと聞き、恐れ、戦場に赴くことはなかったそうです。
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キュリアと謙次 よんひゃくじゅうごかいめ!

ケーケー「先週は連絡なく休載してすみませんでした。先週は風邪を引いており、更新する元気がなかったのです。数日前に一旦直ったのですが、昨日また軽い風邪を引きました。そこまでしんどくはないので小説は更新しましたが、……みなさんも風邪にはきをつけてくださいね」
イノブン「お前、いい感じで小説更新サボったことから目をそらさせようとしてないか?」


<前回のあらすじ>
 シェイドはフェニックスに、『フェニックスにしかできない世界の変え方』を教えました。
 その内容は、ざっくり以下のようなものです。
1. 世界を相手に戦争を吹っ掛ける。
2. 勝利し世界を独占する。
3. フェニックスが統治できるよう、世界の組織を変える。


<本編>
「独裁だなんて狂ってる! 一国でも問題になっているというのに、世界中の国々を独裁なんてしたらどんなことになるか想像もつかないよ!」
自分の城に戻り、愚痴を吐き捨てるフェニックス。
「独裁は市民の自由を奪うやり方だ! ただの支配だ! そんなことをやって世界が良くなるようには思えないよ!」
そんなフェニックスの言葉を聞いて、ウインドは言います。
「支配されるのは別に悪いことじゃないと思うけどなぁ」
「そう思うのは君ぐらいだろ?」
フェニックスは呆れたように返します。
ウインドは被支配欲の塊のようなもの。そんなウインドがそう主張したところで、説得力はありません。
しかし、ウインドは言います。
「そうかな? だって、人はみんな法律に支配されてるよ? こういう支配は悪くない支配じゃないかな?」
「そりゃあ、法律は必要だからね」
「支配をしたとしても、やり方がよければみんな幸せになれると思うよ。みんなが支配をされたくないのは、自由な時間を奪われたり、貧しい生活をさせられたり、自分が酷い目に遭う可能性があるからだと思うな」
「……そうなのか。だったら、もう少し考えてみるよ」
 ウインドの言葉を聞き、フェニックスは忘れようとしていたシェイドの言葉について、真剣に考えるのでした。

キュリアと謙次 よんひゃくじゅうよんかいめ!

友人「お前の小説、最近だと国連を批判してるよなー」


ケーケー「……してないんだよ!! 実際の国連とは全く関連のない『国際連邦』、略して国連という架空の組織を使って、現実に存在する組織全般を批判してるだけなんだよ!!」
イノブン「国連って言葉がいけないんじゃないか? 現実に存在するし」
ケーケー「……というわけで、今回から『国連』を『連邦』という組織に名称変更します。国際連邦の略で、連邦。紛らわしいですが、ご容赦下さい」


<前回のあらすじ>
 連邦における権力支配の蔓延、方向性の喪失を感じ、フェニックスは発言力を強められるように動いていました。
 しかし、
(仮に僕が発言力を強められるだけ強めたところで、この場で一言でも連邦重役の総意に反することを言えば、僕の地位はガタ落ちするんじゃないか? ……発言力を強めようというこの行動に、本当に意味はあるのか?)
 そう考え、フェニックスは不本意ながらもシェイドの元を訪れます。


<本編>
「フェニックスか? 思ったより来るのが早かったな」
 シェイドは家にやってきたフェニックスにそう言いました。
 シェイドは続けて言います。
「確認だが、お前は連邦という組織の実情をどう見ている? 表向きは世界貢献を謳っている組織だが、本当にそのための組織だと思うか?」
「……思うわけ無いだろ」
 フェニックスは言います。
「シェイドが前言っていた通りだったよ。あれは権力に飲まれた、方向性の無い組織だ。そのうち上位層の意に沿わない人や国に差別や戦争をしかけかねないとすら思っている。世界のための組織だ? 冗談じゃない。世界の膿〔うみ〕だね。一度解体されて完全なる新メンバーで新生された方が良い組織になると思うよ」
「そこまで言うか。……ところで、フェニックス……」
 そこまでシェイドは言い終えると、突然フェニックスに殴りかかりました。
 しかし、フェニックスはシェイドの攻撃を、ひょいと挙げた片手で受け止め無力化します。
「……突然なんだ? シェイド」
 あきれた表情でそういうフェニックスに対し、シェイドは不敵な笑みを浮かべ、言います。
「私の狙い通り、常識を逸脱したスピードで成長しているようだな。安心した」
「安心?」
「ああ。この世界を変えるには、何よりもお前の強さが必要だからな」
「……意味が分からないけど。いい加減、僕にしかできないこの世界を変える方法っていうのを教えてくれないか?」
 その方法を聞くために、フェニックスはシェイドの家を訪れたのです。
「まぁそう焦るな」
 しかし、シェイドはそう言ってフェニックスをいなします。
「国際連邦という組織を世界のためにするならば、お前も気付いている通り一度新生された方がいいのは間違いない。しかし、だ。完全に新規メンバーで新生されても、同じ道を辿り今の連邦みたいになるのは時間の問題だろう。そもそも、今の連邦を解散に持ち込めるような手段が思いつかない」
 シェイドは一呼吸はさみ、続けます。
「それよりも、今のような連邦になってしまった原因、その芽を摘む方が重要だろう」
「原因って……。それは、権力がモノを言う組織だから、連邦はこうなったんじゃないの? 分かりきってるよ」
 そう断言するフェニックス。しかし、シェイドは首を横に振ります。
「違うな。権力は組織においてとても重要なものだ。少数精鋭の組織や方向性を持たない娯楽団体のようなものを除けば、権力は行動力につながるとても重要なものなのだ。議論は参加者が多ければ多いほど、結論が出なくなるもの。参加者全員で納得のいく結論が出るまで議論を続けると終らなくなるが、数名の権力者が妥協する結論を出すだけならそこまで時間はかからない」
「……腑に落ちないが、確かに一理あるな」
「その決定権を有する少数の権力者は、別に1人でも良い訳だ」
「おいこら。それは独裁ってことだろ?」
「ただし前提として、欲に絞られずしっかりと世界のためを思って行動できる人に限るがな」
「まぁそれだったら問題ない……のかなぁ? やっぱり腑に落ちない」
「その独裁者に、お前にはなってもらいたい」
「……はぁ!?」
 完全に真面目ムードで来ていたのに、ここで声を荒らげるフェニックス。
「いやいやいやいや、そんなの絶対おかしいよ!! 第一、どうやって僕が独裁者になるんだよ!?」
「世界を相手に戦争を吹っ掛け、全世界を占領する。そこで全人類でも対抗し得ない圧倒的な力の差を見せ付ける必要があるため、お前には今以上の成長スピードで強くなってもらう必要がある」
「ムチャクチャだよ!! たとえそれができても、僕だけでどうやって世界を統治するんだよ!?」
「もちろん、最高権力者はお前になるが、組織化は必要だ。私が可能な限り組織案を考えてはあるが、それを使って世界を統治するのはお前だ。お前には、私の考えた組織案を見直すか、または全く新しい組織案を立ててもらう必要がある」
「……さっきから、僕が統治するってことで話を進めてるけどさ、君は何をするんだよ、シェイド!!」
「お前は、私から『お前にしかできないこの世界を変える方法』を聞きにきたんじゃなかったのか? そこに私がどう関係するんだ? お前は私の操り人形にでもなりに来たのか?」
 シェイドの言葉を聞き、フェニックスは黙りました。
 一呼吸置いて、シェイドは話を続けます。
「……私は、この数年間、陰ながらお前を私の良いように動かしていた。今後は、お前が私を思うように動かしてくれて構わない。……お前が自分の良いように動く番だ! フェニックス!」

キュリアと謙次 よんひゃくじゅうさんかいめ!


<前回のあらすじ>
 シェイドは権力でフェニックスを威圧しつつ、何故かその権力を引っ込め、フェニックスとの戦いを自らの負けで終わらせました。
「もし、お前が国連やこの世界をなんとかしたいと思うことがあれば、辟易することがあれば、私に相談して欲しい。……お前にしかできない、この世界を変える方法を教えてやろう」
と言う言葉を残して。


<本編>
 シェイドと出会った、その次の国連の集まり。
 そこには、フェニックスの席が用意されていました。
 シェイドの推薦があったから席が用意されたとのことですが、議論中もフェニックスの意見がちゃんと聞いてもらえたり、明らかにフェニックスへの待遇がよくなっていました。
 それから1年ほど国連での活動を続けたあたりで、フェニックスは気付きました。
(やはりシェイドの言うとおり、国連という組織はおかしい。目的とその目的を達成するための行動が一致していない)
 普通、組織というものは何らかの目的があり、そのために何かを実行します。
 しかし、この国連という組織は権力が強く働きすぎた組織でした。この組織自体は世界貢献・世界平和・世界発展を目的に動いている組織なのですが、実際に力を付けていくのは世界に貢献している人たちではなく、偉い人たちが喜ぶことをする人たちでした。
(……この組織は、いずれ世界をダメにしかねない)
 フェニックスはそう思い、発言力を強めようと活動しました。
 その活動の中には有意義なものもありましたが、そうではないものが大半でした。世界のために動いているわけでなく、ただのご機嫌取りをしているだけなので、当然でしょう。
 さらに、フェニックスが発言力を強めてきたところで、あることに気付きました。
(仮に僕が発言力を強められるだけ強めたところで、この場で一言でも国連重役の総意に反することを言えば、僕の地位はガタ落ちするんじゃないか? ……発言力を強めようというこの行動に、本当に意味はあるのか?)
 そう考え、フェニックスは不本意ながらもシェイドの元を訪れます。

先折り鍵積み初中級者の持論 目次

鍵積みについての記事がほとんど無いので、持論として書かせていただきました!
これをきっかけに、鍵積みの考察記事や動画が増えてくれれば幸いです!
①折り返し2ダブの優位性
②必殺! 鍵ダム!
③緊急発火! 2色折り!
④崩壊させろ! 土台副砲!
⑤定型鍵積みで有用な連鎖尾
⑥回収! 鶴亀連鎖尾!
⑦高火力! 鍵積み!
もしよろしければ、お時間のある時にでも読んで下さると嬉しいです!

あとがきは追記にて・・・

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プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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