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キュリアと謙次 さんびゃくきゅうじゅうななかいめ!

ケーケー「5/28にまた名古屋に引っ越すことになりそうです」
イノブン「え……、また?」
ケーケー「今のうちに東京満喫しておかないと!」
イノブン「……どうせ、ぷよぷよ対戦会とラーメン二郎くらいしか行かないくせに」


<前回のあらすじ>
 前回から、フェニックスの過去編が始まりました。
 舞台は50年前、とある小島の、とある研究施設。
 フェニックスは、青い球体状のモンスター『アタックス』として生まれました。
 生みの親である、ドクターXはアタックスの生誕を喜びこう言いました。
「お前は私の希望だ!」


<本編>
「今、世間では人工モンスターの活躍に期待が集まっている」
 ドクターXは言いました。
「人工モンスターは、プログラミングされたDNA配列に魔力を注入することで創ることができる。魔力はエネルギー保存則や質量保存の法則に捕らわれず、物体を生み出すこともできるエネルギーだ。だから、DNAプログラムと魔力だけで、モンスターは生み出せる。非常に低コストで、意思を持った生命体だからか、この分野の研究は今かなり脚光を浴びているんだ」
 ドクターXは一呼吸置いて、話を続けます。
「私もこの分野で輝きたいと思い、この無人島に研究施設を建てた。……だが、研究が上手く行かず、最早この施設に残っているのは私だけになってしまった」
「博士……」
 ドクターXの話を聞き、アタックスは同情します。
「しかし、ようやく完成した!」
 ドクターXは、アタックスの肩(はないので、それと思わしき球体上部)をつかみ、言いました。
「X-TYPE〔エックスタイプ〕モンスターのプロトタイプであるアタックス! このX-TYPEモンスターとは、進化という過程を経ることで、能力値を飛躍的に上昇させることができる、すさまじい特徴を持っている!」
「え!? 進化!? なにそれすごい!!」
アタックスは喜びながら言いました。
しかし、ドクターXは、
「……と言っても、まだお前がプロトタイプだから、進化によってどのくらい能力値が向上するのかは不明だし、そもそも能力値が向上するのかどうかも不明だがな」
「あれっ」
 ずっこけるアタックス。
 ドクターXは続けて言います。
「だが、これは私が研究成果を残せる最後のチャンスだ! アタックス! お前には年1回行われるモンスターのバトル大会に出てもらい、そこで優勝してもらいたい!」
「バトル大会? それが研究成果につながるの?」
「ああ、その通りだ! モンスターの性能として注目を集めている能力には、魔力、筋力、体力、知能等いろいろあるが、知能以外はおおよそバトルに関連する能力なんだ。だから、お前がバトル大会で優勝すれば、X-TYPEモンスターは優れたモンスターであることを大いにアピールできる!」
「一理あるけど、……1年に一回なんだよね? 生まれたばかりの僕が優勝できる気がしないし、優勝するまで挑戦するとなるといつまでも成果が出ないかもしれないよ? 他に成果をアピールする方法はあるんじゃないの?」
「あるにはある。……だが、これまでに大金を叩いて研究してきたから、普通の学会発表程度のアピールでは元金すら回収できない可能性があるんだ。有名な大会で優勝すれば、それだけアピールにつながる。世界中でX-TYPEモンスターの研究・開発が行われ、大きな成果となり膨大な研究資金が得られるかもしれないんだ!」
 ドクターXは一呼吸置いて、続けます。
「それに、お前には大会で優勝できるだけのポテンシャルがあると、私は思う。今の『アタックス』の状態のままだと、魔法もロクに使えない上に戦いに向いていない球体状の身体だから優勝は無理だと思う。だが、お前の成長が止まったあたりでお前を『進化』させれば、お前の能力値は倍以上に膨れ上がるはずだ! その上、魔法も不自由なく使えるようになるし、身体形状面での不利もなくなる。間違いなく優勝を狙えると、私は目論んでいるのだ!」
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キュリアと謙次 さんびゃくきゅうじゅうろっかいめ!

ケーケー「松戸でのぷよぷよ対戦回たのしぃ!」
イノブン「最近よくぷよらーと交流してるもんな。コミュ障のお前にしてはめずらしい」
ケーケー「松戸の人たちみんなやさしいですからね。関東のぷよらーはみんなあそこに行った方が良いと思う!」
イノブン「このブログにぷよらーが来てたらビックリだけどな」


<前回のあらすじ>
 無限魔法。それは、作用反作用の法則を無視し、無限大の力で触れたものを破壊することのできる魔法です。
 フェニックスは、その無限魔法に包み込まれ、絶体絶命!
 フェニックスに、走馬灯がよぎります。
 前回『フェニックス死す!』 デュエルスタンバイ!


<本編>
(作者:そんなわけで、フェニックスの過去編に移ります)
 ……えっ? 前回のバトルはどうなったの?
(作者:フェニックスに走馬灯がよぎったじゃないですか)
 ……うん。
(作者:フェニックスの過去を振り返れるじゃないですか)
 ……うん?
(作者:つまり、過去編です)
 挟む必要あるか!? 無限魔法がフェニックスに直撃しましたと。その後がどうなるのか気になる、そんな展開があった後にフェニックスの過去編を挟む必要があるのか!?
(作者:まぁまぁ。では、話をしよう。あれは今から36万……)
 そのくだりはもう要らん!! ……それで、どこから始めるんだ?
(作者:50年前です)
 50年前、……フェニックスの今の年齢が50歳。生い立ちから始めるのか。
(作者:私にとってはつい昨日の出来事だが……)
 嘘つけ!! そもそもお前、50年前に生まれてないだろ!! だから、その茶番はクソつまらんからやめろとゆーに!!
 ……では、過去編に移るとしますか。
 50年前、とある小島の、とある研究施設で、彼は生まれました。
 その当時、彼は、今の姿である黄色いマスコットの姿とは全く異なる姿をしていました。
 青色の球体状の身体を持っており、そこに赤い足が生えている、とても変わった姿でした。
(作者:某大喰らいピンクボールから腕を取って、身体を真っ青に染めたような姿ですね)
 おいコラ! 想像しやすいけど版権に引っかかるから、そういうのマジ止めろ!
「う……ん……?」
 青球体のモンスターは、目を開けます。
「おお、気づいたか、アタックス」
 そこに居たのは、今より若干若く見えるドクターXでした。
(作者:ドクターX〔エックス〕。ガイの過去編とテレパシー勉強編で登場した博士です。フェニックスの生みの親でもあります)
「アタックス、……それが僕の名前?」
 アタックスと呼ばれた青球体が問いかけます。
「ああ、それがお前の名前だ。……そして!」
 ドクターXは、アタックスに迫って言います。
「お前は私の希望だ!」


<おまけ>
ケーケー「最後の『お前は私の希望だ!』というセリフを書いた時、『サスケェ!』を連想してしまった」
イノブン「いや、どういうことだってばよ?」
ケーケー「サスケェ! お前はオレにとっての新たな光だ!」
イノブン「確かにあのイタチのテンションはヤバい。ネタにされるのも良く分かる」

キュリアと謙次 さんびゃくきゅうじゅうごかいめ!

ケーケー「叙々苑うめぇ」
イノブン「い、……行ったのか? お前……」
ケーケー「諭吉の犠牲は忘れない」
イノブン「こんな奴が、自称ドケチを名乗ってていいのか……?」


<前回のあらすじ>
 やめて! 絶対防御呪文『コンリュード』の効果で、謙次の創りだした壁に絶対防御能力を付与されたら、無限魔法『フェニックスツイスター』で体当たりしようとしているフェニックスの身体まで(謙次の反撃で)燃え尽きちゃう!
 お願い! 死なないでフェニックス! あんたが今ここで倒れたら、誰ともしていない約束はどうなっちゃうの? ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、謙次に勝てる(可能性は僅かに残っている)んだから!


ケーケー「今回『フェニックス死す』。デュエルスタンバイ!」
イノブン「前回のあらすじじゃなくて、今回の予告ですよね? これ」


<本編>
 絶対防御呪文『コンリュード』。
 その呪文を付与して作られた、絶対に傷つかない壁。
 その壁にぶつかり、フェニックスは頭部を負傷しました。
(……くっ! ただ壁に頭突きしただけだというのに、痛いな。……そりゃあ、光速の6倍のスピードでぶつかれば、そうなるよな)
 頭部に衝撃が走り始めた瞬間、フェニックスは頭部の衝撃をやわらげるための体内防御魔法を使用していました。
 しかし、それでも行動をしばらくの間静止させられるだけのダメージを、フェニックスは負ってしまったのです。
 壁にぶつかり、落下するフェニックス。
 フェニックスは身体を捻り、上方を見ます。
 すると、フェニックスの眼に映ったのは、攻撃を構える謙次の姿。
(まず……)
 『まずい』と思っても、すでに手遅れでした。
 謙次の放った光速の無限魔法は、フェニックスの眼に映ることすら許さず、フェニックスを包み込もうとします。
 無限の威力を持ち、身体に触れると無条件に身体を破壊する無限魔法。
(……おかしいな)
 自身の状況に絶望し、フェニックスは思います。
(勝てないことは分かっていたんだ。なのに、勝たなければならなかった……)
 絶対的な劣勢と、その状況に矛盾する責務。
 フェニックスは、何か開放感のようなものを覚え、自身に問いかけます。
(……どうしてだっけ?)
 同時に、フェニックスに走馬灯がよぎります。

キュリアと謙次 さんびゃくきゅうじゅうよんかいめ!

ケーケー「4日連続アーケードぷよはしんどい」
イノブン「お前、体力ないもんな」
ケーケー「普段はしゃがないコミュ障がやるようなことじゃない。間違いない」


<前回のあらすじ>
 フェニックスの移動先に打たれる無限魔法の光線。
 そして、直感的にそれを避けるしかないフェニックス。
(僕がどこまで進むことができるかを謙次が予知して、その場所に光線を放ってきたのか。……この調子でいつまで避けられるんだろうね。僕もう泣きたくなってきたよ)
 果たして、フェニックスに手は残されているのでしょうか!?


<本編>
 謙次の追い討ちは続きます。
 フェニックスが止まると、その場に光線が、フェニックスが動くと、動いた先に光線が飛んできました。
 フェニックスを通過するまで目視できず、かつ威力が無限大で当たると死にかねないこの光線が、次から次へと放たれていました。
 しかし、合計6本の光線が放たれた後、フェニックスは体勢を立て直そうとします。
(今、謙次から放たれた6本の光線。これらが屈折無く直進していたとすると、その光線の先に謙次がいたことになる。光線1本からの位置の特定は難しいけど、6本も放たれればおよその位置を見積もることができる!)
 そう考え、フェニックスは謙次の居る方向に向かって飛び出します。
 同時に、その身体に回転力を加え、生じる空気の流れに風属性の無限魔法を付与させます。
 その風属性により、フェニックスの身体にさらなる回転力が生まれ、そこにまた風属性の無限魔法が掛けられます。
(光線を放った時の謙次の位置は見積もったけど、今はその位置に謙次は居ない。ただ6本の光線を放った時の謙次の挙動は大体分かるから、今謙次がいる位置は、おそらくあそこだ!)
 謙次の場所を推定し、光速の6倍以上のスピードに加速するフェニックス。
 そこに、謙次が放ったであろう無限魔法の光線が飛んできました。
 光線はフェニックスに当たりますが、フェニックスの身体を回転させている無限魔法がそれを相殺します。
 フェニックスを回転させている何重もの無限魔法。その1つが消えたことで、自動的に1つの無限魔法が生成され、再びフェニックスの身体を覆います。
 無限魔法の特徴の1つとして、互いに衝突すると相殺され、消えてしまいます。なので、どんなに派手な無限魔法を放とうとしても、相手の無限魔法にすぐ相殺されるのがオチです。
 ところが、今フェニックスが使用しているこの技は、何重もの自動生成される無限魔法で身体を覆うことで、相手放つ無限魔法を無力化した上で自分の無限魔法を相手に喰らわせる、無限に繰り出せる無限魔法『フェニックスツイスター』。
 フェニックスの誇る最高スピードで相手を確実に仕留める、究極の体当たりです。
(これならば、謙次はどんな魔法でも防ぐことはできない! 謙次の予知能力で避けられる可能性はあるけども、多用すればきっといつか、謙次に攻撃が通るはず!)
 『フェニックスツイスター』を防ぐ方法はない。フェニックスはそう思っていました。
 しかし突然、フェニックスの頭部に尋常ではないダメージが走ります。
(ぐはっ……!? なん……だと……!?)
 どうやら、壁にぶつかって体当たりを防がれたようです。その証拠に、フェニックスの頭は痛いし、動きも止まっています。
 しかし、一体どういうことなんでしょう。『フェニックスツイスター』は無限に繰り出せる無限魔法。この壁が普通の壁ならば、無限の威力で破壊されるはずです。無限魔法を纏っていたとしても、『フェニックスツイスター』の前ではかき消されます。
 少し考えて、フェニックスは気づきます。
(……やられた!! これは無限魔法なんかじゃない!! 絶対防御呪文『コンリュード』だ!!)
 『コンリュード』は、この世界の建造物に使用される呪文で、どんな衝撃にもビクともしなくなる絶対的な防御力を備える効果を持ちます。
 謙次は、魔法で壁を生成し、それに『コンリュード』を掛けたのです。

キュリアと謙次 さんびゃくきゅうじゅうさんかいめ!

ケーケー「Raspberry Pi3を買ったので、いつも通りライフゲームを動かしてみようとしたのですが、下手なプログラムを組むとぬるぬる動かせないようなんですよね」
イノブン「名刺サイズのパソコンだからなぁ。スペック考えろ」


<前回のあらすじ>
 謙次はフェニックス同様、光速以上のスピードで動くことができるようです。
 すると、謙次の移動・攻撃の光景がフェニックスの眼に届くよりも、先に謙次は移動・攻撃することができるのです。
 つまり、フェニックスには謙次の攻撃を視認できないことが判明しました。
(謙次が光速で攻撃を仕掛けてくるなら、僕はその攻撃を見ることができない。そして、謙次は予知能力で僕の行動・位置を把握することができる。……こちらからは視えないのに、相手はこちらを視ることができる。こんな相手にどうやって勝てと?)
 こうして、フェニックスはだんだん自暴自棄になっていくのでした。


<本編>
 フェニックスは我に返ると、すぐに謙次から距離を取りました。
(……距離を取ったはいいが、どうする!? 大技で一気に攻めるか? ……いや、ここは一発無限魔法を撃ち、相手の出方を伺おう)
 そう考え、フェニックスは、
「『アルティメット・インフィニティ』!」
という低コストの無限魔法を放ちました。
 小手調べのつもりで放ったこの無限魔法ですが、すぐにフェニックスはこの攻撃が無意味であることに気づきました。
(しまった! 『アルティメット・インフィニティ』は音速程度のスピードしか出ない! つい、いつも取る戦法に甘えてしまったが、アレが謙次に届く前に、謙次は何かしてくるはず!)
 そう考えた瞬間、フェニックスは自分の身に何か危機感のようなものを感じました。
 この危機感のようなものは、いまさっき考えていた失敗による危機感ではありません。
 直後、『避けろ』という直感がフェニックスに働きかけます。
 すると、フェニックスが先ほどまで居た場所に、光線の形をした無限魔法が飛んでいたではありませんか。
(……光速で放たれた魔法だから眼には見えなかったけど、直感で迫っていることが分かった。……勘頼みだから途中で攻撃を避けられなくなるかもしれないけど、今はこの直感に頼るしかない!)
 そう考えた瞬間、またフェニックスに直感が働きました。
 即座に上方へと浮上するフェニックス。先ほどまでフェニックスが居た場所には、無限魔法の光線が走っていました。
 今度は、フェニックスの身に危機感のようなものが迫ることなく、『止まれ』と直感がフェニックスに指示してきました。
(ああ、……なるほどね)
 フェニックスが急停止すると、その目の前に光線が走ります。
(僕がどこまで進むことができるかを謙次が予知して、その場所に光線を放ってきたのか。……この調子でいつまで避けられるんだろうね。僕もう泣きたくなってきたよ)
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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