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キュリアと謙次 さんびゃくろくじゅうななかいめ!

ケーケー「メカニカルキーボードを買ったよ!」
イノブン「メカ……なんだ、それは?」
ケーケー「メカニカルキーボード。昔一般的だった種類のキーボードだね。最近のキーボードは安く仕上げられるよう工夫がされている代わりに、同時押しが利かなかったり、押した感触・打鍵音が快適でなかったりするから、高いけどもメカニカルキーボードを買う人が多くいるんだ」
イノブン「へぇ。わざわざ高い昔のキーボードを買ったのか」
ケーケー「『昔の』と言っても、マニア向けに快適に使えるよう工夫のされたキーボードだからね。だから、……折角なのでキーボードをたくさん打ちたいという、普段はない衝動に駆られているんですよ」
イノブン「まぁ、普段はない衝動だろうな。……でも、好都合なんじゃないか?」
ケーケー「え?」
イノブン「最近、小説執筆が進んでないだろ? この期に書き貯め、……いや、『打ち』貯めしておけばいいんじゃないか? 小説を書くには、キーボードをたくさん打つだろうし」
ケーケー「……他に、何かキーボードを使う案は……」
イノブン「無視すんな」
ケーケー「小説書くくらいなら、まだタイピングゲームやってた方が楽しい」
イノブン「ブログつかって趣味で小説を書く人のセリフとは思えない……」


<前回のあらすじ>
 現実時間で夏が終わった今日この頃、小説内の時間軸では冬が訪れ、寒くなってきました。
 玄関の扉を開けるだけでも寒さを感じるレベルで、謙次は可能な限り引きこもっているようです。
 そんなとある日のお話。


<本編>
「メリークリスマス!」
 家の扉が開いたと同時に、声が聞こえました。
 声の主は、キュリアでした。
「クリスマスケーキ買って来たよー! 多分謙次には物足りないと思うから、追加でチキンとか、お菓子とかいろいろ買ってきたよ!」
 そう言ってキュリアが取り出したのは、生クリームたっぷりのきれいなホールケーキ。
 謙次はそのケーキに目を輝かせる……と思いきや、むしろとても嫌そうな顔をしています。
「えっと、……俺、イチゴ嫌いだし、……砂糖や生クリームみたいに甘すぎるものも苦手で……」
 なんとまぁ、好き嫌いの激しいクズでしょうか。
(作者:イチゴ嫌いの砂糖・生クリームを受け付けない僕も気持ちは分かりますが、そこは気持ちをぐっとこらえて食べないと)
 お前の趣向か!
「そうなんだ。取りあえず、一切れだけ食べてみようか」
 笑顔でそう言うキュリア。
「いや、だから俺は苦手で……」
「うん。だから、一切れだけ食べてみようか」
 謙次の発言を遮り、笑顔でキュリアはそう言いました。
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キュリアと謙次 さんびゃくろくじゅうろっかいめ!

ケーケー「自作PCのグラボについてきたメタルギアをやってみたけど、ああいうゲームは苦手ですね」
イノブン「お前、そのグラボ去年買ったやつじゃ……」
ケーケー「やらずに1年間放置していたのですが、やってみたらグラフィックがきれいで感動しました」
イノブン「ほう」
ケーケー「PS2やWiiでTVゲームをやめた世代なので、こういうグラフィックを見たことが無かったんですよね」
イノブン「まさしく文明開化だな」
ケーケー「ただ、メタルギア初挑戦だったのですが、なかなか慣れない。すぐ敵に見つかる」
イノブン「強行突破するゲームじゃないしな。慎重に行かないと」
ケーケー「なので、頑張って1人ずつ見張りを殺して、自由に走り回れるようにしてから任務を進めることにしました。いやはや、見つからないって快適ですね」
イノブン「強行突破しやがった?!」
ケーケー「慎重にやるゲームは、ゼルダの伝説風のタクトの序盤で嫌になったので、やはりこういうゲームは苦手です」
イノブン「それ完全に別ゲーだよね?」
ケーケー「それにしても、折角24万円くらいかけて自作PC組んだからには、何かゲームやりたい」
イノブン「その考えには1年前にいたっているべきだと、イノブンは思う」


<前回のあらすじ>
 宗教団体過激派が謙次たちにクイズを出すため別世界に拉致ってましたが、解放されました。
 今回から新編です。


<本編>
 この日、謙次はいつものようにキュリアと携帯ゲーム機で遊んでいました。
「じゃあ、ちょっと買い物に出かけてくるね」
 そう言って、キュリアは外に出て行きます。
 その時でした。
(……うわっ、寒っ!?)
 そう感じた謙次。
 それもそのはず。今は12月下旬。外は明るいのですが、扉を開けるだけでも寒いと分かるくらい、外は寒くなっていました。
(この時期は、できるだけ家から出たくないな)
 そう思う謙次。
 家の中は暖房がガンガンに効いています。なので、家の中にいる間は外の寒さを味わわずに済むのです。
(……だが、残念なことにメシと風呂だけは外に出ないといけないんだよなぁ)
 通学・通勤の必要がないだけマシじゃねーかこのクソニート!
 実は、食事に関してはキュリアに相談したのです。外で食べるのは寒いから、なんとか家の中で食べられないかと。
(作者:タダ飯食べさせてもらってる身分でこんなことを相談するなんて……)
 クズすぎる……。
 ただ、相談はしたもののキュリアの家にガスコンロやIHなど、調理設備はありません。一時はキュリアが外でつくったものをわざわざ家まで運んできてくれたのですが……。
(作者:キュリアも甘やかしすぎだろう……)
 しかし、謙次にとって、その量が物足りなかったようで……。
(作者:お前は王様か何かか?)
 謙次は、次のように再提案しました。
『俺は最近、キュリアに甘えすぎている気がする。毎日運んできてくれるのはありがたかったけど、やっぱり、今まで通り外で食べるよ』
(作者:口だけは達者だな!!)
 ちなみに、キュリアは先読みで嘘が見抜けるので、この言葉が本音じゃないことは分かるわけで、
(今の言葉が本音じゃないとすると……。あっ、きっと量が足りなかったのかな!)
という感じでキュリアに本音がバレています。
(作者:自業自得ですね)
 ちなみに、風呂のほうは仕方ないです。露天風呂しかないので。

キュリアと謙次 さんびゃくろくじゅうごかいめ!

ケーケー「クイズ編やっても週に30人弱の方がこのブログを閲覧してくださっていることに驚きを隠せない」
イノブン「お情けで知人か、または気前の良いやさしい人が見てくれているんじゃないのか?」
ケーケー「そうなのかも」
イノブン「だが、そんなお情けは不要だ」
ケーケー「必要です。もう1編くらい話を挟んだ後で、この小説もクライマックスに向けて動かそうと思うので、ここまで読んでくださった心優しい方はもうしばらくお付き合いください」
イノブン「……この小説、終わる感じが全く無いのに、そんなネタバレをして良かったのか?」
ケーケー「『こんなこと小説でやって本当に良かったのか?』と思えるようなことを今まで散々やってきてますからね。今更ですね」
イノブン「それもそうか」


<前回のあらすじ>
 キリスト教過激派によって、異空間にさらわれた謙次たち。
 間違えると永久に異空間に閉じ込められるというルールの中で次々と正解し、残るは謙次だけとなっていた。
 しかし、その謙次も前回難問に正解し、元の世界へと還ることができました。
 今回はこのクイズ編のエピローグです。


<本編>
 謙次たちを閉じ込めた奇妙な術はすでにフェニックスに解明され、謙次が帰還した直後、フェニックスの反撃が始まりました。
 そして、すぐにお面の人たちキリスト教過激派は捕縛され、現在はフェニックスら聖室庁裁判所[せいしつちょうさいばんしょ]の人たちが、過激派一派の処遇を決めているらしいです。
(作者:聖室庁裁判所については、148回目を参照してください)
「おそらく相当重い罪になるだろうね」
 家で謙次と二人きりのまったりした状況の中、キュリアはそう口にしました。
「もし謙次が問題を間違えて、あの空間に閉じ込められたら、生きているうちに出て来れなかったと思う。だから、彼らの罪は殺人未遂に等しいんだよ」
「殺人未遂、か」
 当事者らしからぬ口調で、謙次は言いました。
 実際、謙次は彼らに殺されようとしていたのです。殺されるというよりは、死ぬまで闇の中に閉じ込められるという表現が正しいですが。
(作者:殺されたほうがマシかもしれませんね)
 5億年ボタンの短い版みたいな生活を送るわけだしな。
(作者:その名前を出すな! 一応、絶対にググってはいけない言葉として登録されている言葉だぞ!)
 ……失礼しました。
 いずれにせよ、一歩間違えれば生き地獄を味わう羽目になっていたわけですが、当事者の謙次にはそんな感覚がありませんでした。
 では、謙次は今どう感じているのでしょうか?
 謙次の今の感覚は、2つあります。
 1つは、疲労感。
 難問に挑み、一歩間違えれば終わりという緊張感の中、謙次は頑張ったのです。その疲労感がありました。
 では、もう1つは?
 ……達成感です。
 完全に自力ではなくとも、自らの頭で考え、答えを出した。その達成感に謙次は今、浸っているわけです。
(作者:この小説で出した5問の他にも、難問クイズはあります。興味がある方は是非、調べてみてください)
 ……クイズ編の締めはこんなところでいいかな?
(作者:実際に書いてみて、割と酷い内容になった気がしますが、終わりよければ全てよしってことで!)
 ……もう2度と、こんなふざけた内容は書くなよ。
(作者:保障はできませんが、最大限気をつけます)
 第一、お前の出したクイズ全部、自力で解けなくて答えを見たやつだろ?
(作者:そうです。……実は、1問だけ自力で解けた問題があるのですが、今回出した問題は全て、難しくて自力で解けなかった問題ばかりです)
 なるほどな。
(作者:では、僕が自力で解けた問題だけ載せて、この編は終わりとしましょう)
 ……いや、興味ないんだが。
(作者:答えは載せないので、気が向いたときにでも考えてみてください。どうしても答えが知りたい方は、調べれば出てくると思います)
 ……え? 本当にそれで終わらすの? ねぇ……
【追加問題】
 23人の囚人がいました。
 看守は囚人たちに言います。
「お前たちには今から、スイッチルームを使ったゲームに取り組んでもらう。お前たち23人にはまず、別々の牢屋に入ってもらう。ただ1日に1回だけ、お前たちの中から1人をスイッチルームに連れて行く。スイッチルームにはAとBの2つのスイッチがあり、スイッチルームに連れて行ったやつにはAかBのどちらかのスイッチをON/OFF切り替えてもらう。お前たちはいつでも、『私たち23名は全員、スイッチルームに入りました』と宣言して良い。その言葉が本当ならゲームクリアだ。全員この監獄から出してやろう。ただし、だれか1人でもスイッチルームに入っていないやつがいれば、お前たちは一生この監獄から出れなくなる。そんなゲームだ。今から1時間だけ時間をくれてやる。その間に作戦をたてておくんだな」
 さて、どのような作戦を立てれば、このゲームをクリアできるでしょうか?
 ただし、以下の点を補足しておきます。
・スイッチルームのスイッチA,BはONとOFFの2つの状態しか取れない。また、スイッチA,BがそれぞれONなのかOFFなのかは、見れば分かるものとする。
・スイッチルームの中で目印になりそうなものはスイッチA,BのON/OFF状態のみとする。『壁に自分の血で正の字を書く』等、スイッチA,BのON/OFF状態以外を目印にした解決法はないと思っておいて良い。
・スイッチルームのスイッチA,Bが最初ONなのかOFFなのかは名言されていない。
・スイッチルームには23人全員が入る前に、同じ人が2回以上入る可能性もある。
・『私たち23名は全員、スイッチルームに入りました』という宣言は、23人全員がスイッチルームに入った瞬間に言う必要はない。ただし、その宣言がなされるまでに、23人の囚人はそれぞれ1回以上スイッチルームに入っていなければならない。


<ネタ解説コーナー>
・5億年ボタン
  いろいろと考えさせられる、怖い短編漫画です。
  おばけやホラーの類ではありませんが、絶対にググってはいけない言葉なので絶対にググらないでください。絶対にです。
イノブン「解説してないじゃん」
ケーケー「さすがにネタバレはまずいかと思って」

キュリアと謙次 さんびゃくろくじゅうよんかいめ!

ケーケー「今回のクイズ編から分かったこと」
イノブン「うん」
ケーケー「クイズなんて小説でやるもんじゃない。閲覧者数が減る」
イノブン「知ってた」


<前回のあらすじ>
 13枚の金貨の問題に5回正解すれば謙次は元いた世界へ還れます。
 前回は、その4回目に正解しました。
 いよいよ、5回目の挑戦です。


<本編>
 これがラストの挑戦です。
・1回目 左皿:A1,A2,A3,A4 右皿:B1,B2,B3,B4
で天秤は釣り合いました。
 なので、ニセモノはC1,C2,C3,C4,C5のどれかに絞れます。
・2回目 左皿:C1,C2 右皿:C3,A1
としたところ、今度は天秤が釣り合いました。
「こうなると、あとニセモノの疑いがあるのはC4とC5だけだ」
 謙次は言いました。
 しかし、ではどうするのでしょうか?
 もし、
・3回目(誤) 左皿:C4 右皿:C5
としたところで、天秤は傾くでしょうがそれくらいしか分かりません。
 ニセモノの金貨は本物よりも重いか軽いかが分からないので、この確かめ方ではダメなのです。
 では、謙次はどのように確かめるのでしょうか?
 実は、割とシンプルな方法で確かめました。
・3回目 左皿:C4 右皿:A1
 A1の金貨は、本物だと分かっている金貨です。
 なので、ここで釣り合えば、C4が本物ということで、C5がニセモノであるということが分かります。
 逆に釣り合わなければ、C4がニセモノであるということが分かります。
 今回は、釣り合ったので、
「ニセモノは、このC5の金貨だ」
と言える訳です。
「……せ、正解だ」
 お面の人は、悔しそうにそう言いました。
 直後、謙次の姿はその空間から消え、謙次は元の世界、キュリアたちのいる世界へと還ることが出来ました。
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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