FC2ブログ

キュリアと謙次 さんびゃくごじゅっかいめ!

ケーケー「最近、更新が不定期になり気味で申し訳ございません」
イノブン「……最近、忙しかったりするのか?」
ケーケー「名古屋から東京に引っ越すことになってしまって……。今週の土日は無いようなものでした」
イノブン「……ガチで忙しそうな案件だな。てっきり、また白猫とかぷよぷよとか艦これとかのせいにするのかと……」
ケーケー「あと、ごちうさ1期がニコニコ動画で全話無料配信されていたので、全部見ていたら時間が……」
イノブン「やっぱりかい! 『今週の土日は無いようなもの』とか言っておきながらそれかい! しっかり休んでるやないかい!」
ケーケー「……休みは重要! メリハリをつけなきゃ!」
イノブン「だったらきちんと定期更新しろ!」


<前回のあらすじ>
 第3問に正解しました。


<本編>
「ご名答」
 お面の人がそう告げると同時に、謙次たちの緊張が解けました。
 クイズ中は、言葉を発することもできなければ、表情を変えることもできません。自分の意思とは関係なく、強制的にそうさせられるのです。
 さて、自由にしゃべれるようになったこの段階で、キュリアは言います。
「今回も誰かもとの世界に帰れるんだよね? 私かな? ガイかな?」
 一見何の変哲もないこの言葉。
 確かに、1問正解するごとに誰か1人が元の世界に帰ることができます。当然、第3問を正解した今、誰かが元の世界に強制送還されることでしょう。
 しかし、キュリアの言葉にお面の人は反応した。
「気づいたのか?」
 同時に、ガイの姿が消えました。元の世界に帰らされたのでしょう。
 キュリアは答えます。
「うん。あんたの狙いには気づいてるよ。第4問が正解できた暁には、私を帰らせてくれるんだよね?」
 お気づきいただけただろうか?
 さっき、キュリアはこう言いました。
『今回も誰かもとの世界に帰れるんだよね? 私かな? ガイかな?』
 次に、キュリアはこういいました。
『第4問が正解できた暁には、私を帰らせてくれるんだよね?』
 ……それでは、まだ気づけない方のためにもう一度……
(作者:やめい! くどいわ! 要するに、謙次は最終問まで帰れないと、キュリアは言っているんだろ!)
 なぜなのかは分かりませんが、キュリアはそう考えているようです。お面の人の計画に感づいたようですが、……果たしてどういった計画なのでしょう?
スポンサーサイト



キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうきゅうかいめ!

ケーケー「私事で忙しいので、次週は休載します」


<前回のあらすじ>
【第3問】
 赤の帽子が3個、白の帽子が2個、計5個の帽子がある。謙次、キュリア、ガイの3人は、5個ある帽子のうち3個を被せられた。謙次は自分の帽子の色は分からないが、キュリアとガイが赤の帽子を被っていることは分かる。謙次、キュリア、ガイの3人は、自分の帽子の色が何色であるかを推定し、回答しなければならない。
ただし、今回は帽子の色を答えるタイミングが3つ設けられている。1つ目は『0分~15分』。15分経つと照明の色が白から赤に変わり、30分経つと照明の色が白に戻る。30分経ち照明の色が白に戻ったら、10秒以内に帽子の色を答えなければならない。すなわち、2つ目のタイミングは『15分~30分』、3つ目のタイミングは『30分経った直後の10秒間』となる。帽子の色は好きなときに答えることができるが、この3つのタイミングを参考にしてよい。
なお、キュリア、ガイは合理的に考えて行動するものとし、謙次の帽子の色が赤であるか白であるかによって帽子の色を答えるタイミングが変わる。謙次の帽子の色が赤である時と白である時とで場合分けし、キュリア、ガイがどのように行動するかを考えよ。


<本編>
(作者:今回は第3問の解答編です。ご注意ください)
 しばらくして、赤の照明が白に戻りました。
 これはすなわち、残り解答時間が10秒を切ったことを意味します。
「10,9,8……」
 お面の人がカウントダウンを始めました。
「赤!」
 キュリアが答えます。
「赤!」
 ガイも答えます。
 残るは謙次のみですが、果たして自分が被っている帽子の色は分かったのでしょうか?
 ご安心下さい! 意外なことですが、謙次はもう自分の帽子の色の見当が付いています。
 それでは、第3問の解答解説と致しましょう。
 実は、3人が被る帽子のパターンは3種類あるのです。
 1つ目のパターンは、赤・白・白のパターン。
 このパターンは、前回説明した通りです。白の帽子は2個しかないので、3人とも白の帽子を被る可能性はゼロです。なので、赤の帽子を被った人が自分の帽子の色を即座に言い当てることができます。
 また、即座に解答できるパターンはこのパターンのみであるので、白の帽子を被った2人も自分の帽子の色を言い当てることができます。
 しかし、今回はキュリア、ガイともに赤の帽子を被っているので、このパターンになることはまずあり得ません。
 2つ目のパターンは、赤・赤・白のパターン。
 このパターンは、1つ目のパターンではないと分かった段階で疑うべきパターンです。今回は照明の色が切り替わることで、解答を行うタイミングが3つ容易されていました。
1つ目のタイミングでは、即座に解答可能な1つ目のパターンの場合に答えることができます。しかし、2つ目のパターンは、即座に解答できるわけではありません。しばらく待ち、1つ目のパターンにはなり得ないことを断定しなければなりません。
そこで、容易された2つ目のタイミングを利用します。15分も考えて誰も解答しなければ、即座に解答可能な1つ目のパターンではないはずだ。そう推定することができます。
では、2つ目のタイミングまで待ったならば、必ず赤・赤・白の2つ目のパターンになるのでしょうか?
いいえ、違います。3つ目のパターンである赤・赤・赤のパターンの可能性もあります。
2つ目の解答タイミングに切り替わったとしても、2つ目のパターンと3つ目のパターン。どちらも考えることができます。今回の場合、キュリアもガイも赤の帽子なので、謙次の帽子の色が白ならば2つ目のパターン、謙次の帽子の色が赤ならば3つ目のパターンとなります。この2つのパターンのどちらであるかを見破らなければ、謙次は自分の帽子の色を言い当てることはできません。
では、どう見破るのでしょうか? それは、キュリアとガイの出方を見れば分かります。
この2つのパターンにはそれぞれ、決定的な違いがあります。その違いとは、キュリアとガイから見える帽子の色が、『赤・白』であるか『赤・赤』であるかという違いです。
2つ目のパターンでは、キュリアから見て『赤・白』の帽子が見えます。この帽子の色が見えた時点で、3つ目のパターンになる可能性はゼロです。また、帽子の色のパターンは3つまでしかありません。
つまり、『赤・白』の帽子が見える状態で2つ目の解答タイミングに入った時、キュリアは赤・赤・白のパターンであることが分かるわけです。この時、白の帽子を被っているのは謙次なので、キュリアは自分の帽子の色が赤であると言い当てることができます。
同様にガイも解答できます。このように、キュリア、ガイの2名が2つ目の解答タイミングで解答した場合、帽子の色のパターンは赤・赤・白であると断定できます。なので、謙次は自分の帽子の色が白であると言い当てることができるのです。
3つ目のパターンは、赤・赤・赤です。
これは、消去法で考えることができます。上記を踏まえれば、帽子の色が赤・白・白のパターンは1つ目の解答タイミングで、赤・赤・白のパターンは2つ目の解答タイミングで解答することができます。すなわち、3つ目の解答タイミングまで誰も答えなかった場合は、赤・白・白のパターンと赤・赤・白のパターンである可能性はゼロなのです。したがって、今回のように3つ目の解答タイミングまで誰も帽子の色を言い当てずにいた場合は、3人とも帽子の色が赤となります。すなわち、謙次の帽子の色は、
「赤!」
と解答できるわけです。

キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうはっかいめ!

ケーケー「本日2本目の更新です」
イノブン「先週分と今週分で、あわせて2本だな」
ケーケー「ただ、今回の内容は前回出した問題のヒントに当たるので、ノーヒントで第3問を解きたい方は読む前に答えを出してから読むことをお勧めします」
イノブン「ちゃんと先週分を先週更新しておけばよかったのにな」


<前回のあらすじ>
 【第3問】
 赤の帽子が3個、白の帽子が2個、計5個の帽子がある。謙次、キュリア、ガイの3人は、5個ある帽子のうち3個を被せられた。謙次は自分の帽子の色は分からないが、キュリアとガイが赤の帽子を被っていることは分かる。謙次、キュリア、ガイの3人は、自分の帽子の色が何色であるかを推定し、回答しなければならない。
ただし、今回は帽子の色を答えるタイミングが3つ設けられている。1つ目は『0分~15分』。15分経つと照明の色が白から赤に変わり、30分経つと照明の色が白に戻る。30分経ち照明の色が白に戻ったら、10秒以内に帽子の色を答えなければならない。すなわち、2つ目のタイミングは『15分~30分』、3つ目のタイミングは『30分経った直後の10秒間』となる。帽子の色は好きなときに答えることができるが、この3つのタイミングを参考にしてよい。
なお、キュリア、ガイは合理的に考えて行動するものとし、謙次の帽子の色が赤であるか白であるかによって帽子の色を答えるタイミングが変わる。謙次の帽子の色が赤である時と白である時とで場合分けし、キュリア、ガイがどのように行動するかを考えよ。


<本編>
(作者:今回は前回の問題のヒント回です。前回の問題にノーヒントで挑戦したい方は、注意してください。前回の内容だけで、一応答えは導き出せるようになtっています)
 15分が過ぎ、照明の色が赤に変わりました。
 これはすなわち、1つ目の回答タイミングを逃したことを意味します。
(でも大丈夫だ。1つ目のタイミングで俺が答えられるのは、キュリアとガイさんの帽子の色が2つとも白の時のみ! 白の帽子は2個しかないから、俺の帽子の色は瞬時に『赤』だと分かる)
 もし、キュリアが赤、ガイが白の帽子を被っているならば、謙次は赤の帽子と白の帽子のどちらを被っていても不思議ではありません。なぜなら、赤の帽子は3個、白の帽子は2個あるからです。逆に、キュリアもガイも白の帽子を被っているならば、2個しかない白の帽子を謙次が被っていることは考えられないため、謙次の被っている帽子の色は赤であると即答することができます。
(実際、キュリアもガイさんも赤の帽子を被っている。この場合も、俺の帽子の色は特定できない。赤の帽子は3個あるから、俺も赤の帽子を被っている可能性があるし、俺だけ白の帽子を被っている可能性もある)
 謙次にしては、賢いですね。それもそのはず。前回の問題、第2問では帽子の色を答えるタイミングが鍵を握っていました。最終的に帽子の色を答えたのはガイでしたが、彼はマリエルが帽子の色を答えられないことを推察しました。マリエルが帽子の色を答えられる時は、キュリアとガイの帽子の色が同じ色の時。逆に、マリエルが帽子の色を答えれないときは、キュリアとガイの帽子の色が異なる時のみでした。ガイはキュリアの帽子が赤色であることが分かっていたので、白色の帽子を被っていると回答し、見事正解したのです。
 今回の第3問は、いわば前回の問題の延長線上。答えるタイミングが3つあることから、1つ目のタイミングでは即答できる人が答えるものだと判断しました。
 しかし、今回は誰も即答することができませんでした。
 その場合、謙次はどのような行動をとるべきなのでしょうか?
 謙次は、必死に頭を働かせ、答えを導こうとしていますが、……いまだ回答にはいたっていません。
(でも、誰も即答できないのは当たり前なのか)
 謙次はそう思いました。なぜなら、キュリアもガイも赤の帽子を被っているからです。
 キュリアが即答できるならば、ガイも謙次も白の帽子を被っていなければなりません。しかし、ガイは赤の帽子を被っているので、キュリアは即答することができないのです。逆に、キュリアが赤の帽子を被っているので、ガイも即答することはできません。
(……逆に考えれば、もしガイさんが白の帽子を被っていて、かつキュリアが『赤』と帽子の色を答えたならば、俺の帽子の色は白だと即答できるわけか!)
 今回の謙次はよく閃きますね。たしかにその通りです。しかし、それに気づいたとしても、実際キュリアは即答していませんし、ガイの帽子は赤色です。そのことに気づき、謙次は落ち込みました。
 ところが、すぐに謙次は立ち直りました。なぜなら、この問題を解く方法に気づいたからです。
(そうか! こうやっていろんな場合を考えていけば、自分の帽子の色を回答することができるってわけだ!)
 2つ目のタイミングは、あと14分ほどで終わります。
 3つ目のタイミングは、10秒間しかありません。
 残された時間は、およそ14分。
 果たして、謙次はこの問題をクリアすることができるのでしょうか?

キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうななかいめ!

ケーケー「先週分です。申し訳ございません」
イノブン「最近、更新時期がブレブレだぞ? 大丈夫か?」
ケーケー「最近忙しくて、更新がなかなかできなかったんです」
イノブン「何で忙しいんだ?」
ケーケー「白猫」
イノブン「ふざけるな」


<前回のあらすじ>
 第2問が終わったと同時に、マリエルが元の世界に帰還しました。
 続いて、第3問に移ります。


<本編>
 しばらく歩いた後、お面の人は突然言います。
「それでは第3問だ」
 そこは、何も無い闇の中。第1問、第2問の時は両方とも白い間で行ったのに対し、今回は通路で問題を出すようです。
 通路は、照明で照らされているのに何故か真っ暗闇という、不気味な空間です。照明がついているので、キュリアとガイの姿ははっきりと見えます。しかし、自分の立っている床と、壁や天井は真っ黒です。黒すぎて、自分は本当に地面に立っているのかが怪しくなるくらい黒いです。
(作者:近年、こういう闇を生み出す材料が開発されました。闇を生み出すと聞くと、中二病チックでゾクゾクしますね。……ゾクゾクするのは私だけですか?)
 お前だけだ。
(作者:このあたりの理屈は簡単です。さて、久々に雑談コーナーを設けて理科のお勉強でもしましょうか?)
 ……お前また『あの方』に注意されるぞ?
(作者:宣伝しておくので見逃してください。Jukaito氏の『まほカン』! 貧乏借金少女が魔法少女となって戦う新感覚マジカルアクションノベル! 第22話まで好評連載中です! ※2016/5/15現在)
 閲覧者数が多くて10人のこのサイトで、閲覧者数1000人クラスの人気小説を紹介したところで宣伝効果はたかが知れてるけどな。
(作者:さて、それでは手短に『闇を生み出す新材料』について語りますか)
 手短にしろ。むしろ語らなくていい。
(作者:みなさん、赤い物はなぜ『赤く』見えるかご存知ですか? 白い物はなぜ『白く』見えるかご存知ですか? 黒い物はなぜ『黒く』見えるかご存知ですか?)
 ……知らんがな。
(作者:赤い物は、赤い光を反射するから『赤く』見えるのです。白い物は、全ての色の光を反射するから『白く』見えるのです。逆に、黒いものはほとんど光を反射しないから『黒く』見えるのです)
 つまり、反射する色がイノブンたちの目に見えてるわけか。
(作者:そういうことです。では、先ほど説明した『真っ暗闇の通路』は?)
 ……真っ暗闇ということは、何も見えない。つまり、何も光を反射しないということ?
(作者:その通り! 近年、光を99.99%吸収する材料が開発されました。この材料は、レーザーポインターを当てても色が変化しない、『完全なる闇』を実現する材料なのです!)
 中二病チックな言い方だな……。まぁでも、この『通路が真っ暗闇』という意味はなんとなく分かった。
 そういうわけで、本編に戻ります。……いつもうちの作者がご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
「まずは、以後一切の会話を禁ずる。顔色を伺うことによるコミュニケーションも無効化する」
 お面の人がそう言うと、本当にしゃべることができなくなってしまいました。顔も固まってしまい、笑顔を作ったり眉間にしわを寄せたりすることもできなくなってしまいました。
「次に、お前らに帽子を被せる」
 お面の人がそう言って指を鳴らすと、キュリアとガイの2人の頭に、突如赤い帽子が被せられました。謙次の頭の上にも違和感があります。おそらく、謙次にも帽子が被せられたのでしょう。
「お前らに被せたのは、今私が手に持っている5つある帽子の中のいずれかだ」
 お面の人が言いました。お面の人の手には、3つの赤い帽子と、2つの白い帽子があります。
 そのうち、赤い帽子2つはキュリアとガイが被っているので、謙次は残る1個の赤い帽子か、2個の白い帽子のいずれかを被っていることになります。
「お前たちは、他の2人の帽子の色を確認することができる。今回のクイズも前回のクイズ同様、分かった人が自分の帽子の色を答える問題だ。自分の帽子の色が分かった段階で答えれば良い」
 『ただし』と言葉を挟んで、お面の人は続けます。
「今回は30分の制限時間を設ける。15分経つと、照明の色が赤に変わる。30分経つと、再び照明の色が白に戻るので、それまでに自分の帽子の色を答えていない者は、10秒以内に帽子の色を答えなければならない」
 ……ちょっと説明が分かりにくいですね。
「ヒントになってしまうかもしれないが、帽子の色を答えるタイミングを3つ用意したというわけだ。1つ目は『0分~15分』、2つ目は『15分~30分』、3つ目は『30分経った直後の10秒間』。繰り返し説明するが、30分経つと照明の色が赤から白に変化する。その後、10秒間は帽子の色を答えることができるが、10秒過ぎるとタイムオーバーで失格となる」
 説明が長い。まとめると、このような問題ですね。
【第3問】
 赤の帽子が3個、白の帽子が2個、計5個の帽子がある。謙次、キュリア、ガイの3人は、5個ある帽子のうち3個を被せられた。謙次は自分の帽子の色は分からないが、キュリアとガイが赤の帽子を被っていることは分かる。謙次、キュリア、ガイの3人は、自分の帽子の色が何色であるかを推定し、回答しなければならない。
ただし、今回は帽子の色を答えるタイミングが3つ設けられている。1つ目は『0分~15分』。15分経つと照明の色が白から赤に変わり、30分経つと照明の色が白に戻る。30分経ち照明の色が白に戻ったら、10秒以内に帽子の色を答えなければならない。すなわち、2つ目のタイミングは『15分~30分』、3つ目のタイミングは『30分経った直後の10秒間』となる。帽子の色は好きなときに答えることができるが、この3つのタイミングを参考にしてよい。
なお、キュリア、ガイは合理的に考えて行動するものとし、謙次の帽子の色が赤であるか白であるかによって帽子の色を答えるタイミングが変わる。謙次の帽子の色が赤である時と白である時とで場合分けし、キュリア、ガイがどのように行動するかを考えよ。

キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうろっかいめ!

ケーケー「生存本能ヴァルキュリアと謙次」
イノブン「今流行のデレステを使ったネタを言ったところで、木曜日更新の罪は消えないぞ」


<前回のあらすじ>
 問題。
 3段の階段と、それに面した小部屋がある。階段に3人、1段ずつ(キュリア・ガイ・マリエルの順に)立ち、小部屋に1人(謙次が)立っている。
 赤と白の帽子が2個ずつあり、それを階段に立っている人には交互に(つまり、キュリアには赤、ガイには白、マリエルには赤の帽子を)被せ、小部屋の謙次には白の帽子を被せた。どの色の帽子を被せられたのか、本人には分からない。ただし、皆赤と白の帽子が2個ずつであることを知っており、階段の上の段からは、下の段の人が被っている帽子が分かる。
ケーケー「つまり、もしキュリアが赤、ガイが赤の帽子を被っていたら、赤の帽子は2個しかないのでマリエルは自分の被っている帽子が白色であることが分かるわけです。マリエルからは、キュリアとガイの被っている帽子の色が見えます」
イノブン「でも、実際はキュリアが赤、ガイは白の帽子を被っているから、マリエルが帽子の色を分かるとは到底思えないんだよなぁ」
 問題のつづき。
 自分の帽子の色以外、答えることは許されない。
 もし、答えた帽子の色と自分の被っている帽子の色とが同じ色であれば、ゲームクリア。
 しかし、そうでなければ全員がゲームオーバーとなる。
 ……さて、この中で1人だけ、自分の帽子の色が分かる人がいる。
 それは一体誰か?
ケーケー「ヒント1。このゲームはどんなに頭の良い人がチャレンジしてもすぐには回答できません」
イノブン「ヒント2。マリエルは回答できません」
 この問題の答えを知りたい方は、今すぐ本編2行目に急げ!


<本編>
「……白」
 しばらくして、ガイが自分の帽子の色を言い当てました。
 同時に、キュリア・ガイ・マリエルの3人は自由に動けるようになりました。
「……正解だ」
 小部屋から、お面の人が出てきて言いました。
 お面の人と一緒に、謙次が出てきてガイに問いかけます。
「ガイさん、どうして帽子の色が分かったんですか!?」
「……ん? どうしてって、簡単な話さ」
 ガイは言います。
「マリエルが答えられなかったからだ」
 ガイの言葉を聞いて、謙次はポカーンとします。
 マリエルは答えられない。それは、小部屋の中でお面の人がヒントとして教えてくれました。
 謙次が困惑する様子をやや楽しみながら、ガイは言います。
「逆に考えてみろ。マリエルが答えられる場合はどういう時だ?」
「どういう時って、……キュリアとガイさんの帽子の色が同じ時ですか?」
「そうだ。キュリアと俺の帽子の色が同じ赤色なら、マリエルの目には赤い帽子が2つ見える。同じ色の帽子は2個しかないと説明されているから、この場合は即座に、マリエルの帽子の色が白だと分かる」
 ガイは、一呼吸置いてこう言いました。
「じゃあ、マリエルが帽子の色を当てられない場合は?」
「それは、さっきの逆でキュリアとガイさんの帽子の色が違う……と、……き」
 謙次はそう言ってから、自分の言った言葉の何かが引っかかったようで、十数秒間、あごに手をつけて考えました。
 その次に、謙次はこう言います。
「……そうか! マリエルさんは今回、帽子の色を答えることができなかった。その場合、キュリアとガイさんの帽子の色はそれぞれ違う色になるんだ! ガイさんはこのことに気づいて、キュリアとは違う帽子の色、『白』と答えたんだ!」
「ご名答」
 ガイの代わりに、お面の人が言いました。
「では、今回はマリエルを元の世界に帰還させよう!」
 お面の人がそう言い放った直後、マリエルは消えてしまいました。
 お面の人は続けて言います。
「……では、第3問に移ろう」
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR