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キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうごかいめ!

ケーケー「今日『歴史を刻め』っていうラーメン屋に行ってみたら、定休日だったキレそう」
イノブン「自業自得だろ。定休日を調べなかったお前が悪い」
ケーケー「私、何しに往復1000円出して遠出したんだろう」
イノブン「いや、そんなに出すくらいなら事前に調べておけよ。お前の感覚を疑うよ」


<前回のあらすじ>
 問題。
 3段の階段と、それに面した小部屋がある。階段に3人、1段ずつ(キュリア・ガイ・マリエルの順に)立ち、小部屋に1人(謙次が)立っている。
 赤と白の帽子が2個ずつあり、それを階段に立っている人には交互に(つまり、キュリアには赤、ガイには白、マリエルには赤の帽子を)被せ、小部屋の謙次には白の帽子を被せた。どの色の帽子を被せられたのか、本人には分からない。ただし、皆赤と白の帽子が2個ずつであることを知っており、階段の上の段からは、下の段の人が被っている帽子が分かる。
ケーケー「つまり、もしキュリアが赤、ガイが赤の帽子を被っていたら、赤の帽子は2個しかないのでマリエルは自分の被っている帽子が白色であることが分かるわけです。マリエルからは、キュリアとガイの被っている帽子の色が見えます」
イノブン「でも、実際はキュリアが赤、ガイは白の帽子を被っているから、マリエルが帽子の色を分かるとは到底思えないんだよなぁ」
 問題のつづき。
 自分の帽子の色以外、答えることは許されない。
 もし、答えた帽子の色と自分の被っている帽子の色とが同じ色であれば、ゲームクリア。
 しかし、そうでなければ全員がゲームオーバーとなる。
 ……さて、この中で1人だけ、自分の帽子の色が分かる人がいる。
 それは一体誰か?
ケーケー「……というのが、問題の趣旨です」
イノブン「相変わらずなげぇ」
ケーケー「ただし、謙次は小部屋に閉じ込められ、回答しようにもキュリアたちの帽子の色が全く見えないので、自由に動けるようにしてもらえました」
イノブン「そして、みんなが被っている帽子の色を教えてもらい、誰が自分の帽子の色を答えられるか考えていたところで、前回は終わりました」
ケーケー「今回は、ヒント編です。答え合わせはまた次回」


<本編>
 1分ほど、謙次が答えを導けずに悩み続けているのを確認して、お面の人は言います。
「では、お前にヒントをやろう」
「ヒントだと?」
「ああ。2つ、ヒントをやろう。1つ目だが、まず今回の条件では、すぐに自分の帽子の色を当てることはできない」
「すぐに当てることは出来ない?」
「そうだ。おそらく、やつはもう自分の帽子の色の検討がついているんだろう。……だが、念には念を入れて回答を控えているだけだ」
「……さっぱり意味が分からない」
「では、2つ目のヒントだ。この問題、3段目のマリエルは自分の帽子の色が分からない」
「……そりゃあ、そうだろうな」
「以上だ」
「……え? 今ので2つ目のヒント終わり?」
「そうだ」
「……1つ、すぐには回答できない。2つ、マリエルさんは回答できない。……だから何だって言うんだ」
「……おそらく、やつはもうしばらく回答を控えるだろう。その間、じっくり考えるといい。どの道この小部屋にいるお前は、何の貢献もすることができないのだから」
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キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうよんかいめ!

<前回のあらすじ>
 第1問をクリアし、フェニックスが元の世界へと帰還しました。
 ただ、謙次たちを捕らえているお面の人には、なにやら思惑があるもよう。
 果たして、お面の人の企みは何なのか?
 そんなこんなで、今回から2問目です。


<本編>
「ここが、第2問の間だ」
 お面の人に連れられたのは、またもや階段がある空間。
 ただし、今度の階段は3段であり、その階段の前には前面真っ白の小部屋がありました。
 その小部屋は遠くから見ると真っ白の箱に見えますが、ある程度近づけば白い扉が取り付けられていることが分かります。
「さて、では今から私語は厳禁だ」
 お面の人がそういうと、謙次・キュリア・マリエル・ガイの4人は声を出そうとしても出なくなってしまいました。
「ここでもお前たちには帽子当てゲームをやってもらう。事前の作戦会議の時間は取らないが、お前たちの立ち位置だけは教えておこう」
 お面の人は、階段を指差して言います。
「まず、階段の3段目にマリエル、2段目にガイ、一段目にキュリアに立ってもらう。それぞれ階段を下りる向きに立ってもらうため、自分より下の段の人の帽子しか見ることができない」
 次に、お面の人は小部屋を指差して言います。
「そして謙次、お前はあの小部屋の中で立ってもらう。その中からは外が全く見えないため、他の3人の帽子を見ることも、自分の帽子を見ることもできない。ちなみに……」
 お面の人は、どこからか4つの帽子を取り出し、続けます。
「お前たちに被せる帽子は、赤2個、白2個の計4個のいずれかだ。お前たちが階段に立ち次第、この赤2個、白2個のいずれかの帽子をお前たちに1個ずつ被せていく。その後、自分の帽子の色が分かった者がいたら、一度だけ自分の帽子の色を答えてよい。答えた帽子の色が当たっていれば、ゲームクリアだ。ただし、外れた場合は全員、ゲームオーバーとなる」


「では、ゲームスタートだ」
 お面の人が言いました。謙次は、小部屋の中に居ます。
 ここから外は見えません。自分の帽子の色も分かりません。
「さて、……謙次、お前には回答権は無いから、動いてもしゃべってもいいぞ」
 お面の人の声が聞こえました。……すると、
「え……?」
 謙次は、自由に動けますし、しゃべることもできるようになりました。
 ためしに、自分の帽子の色を確認してみます。
「……白か」
「そうだ。お前は自分の帽子が白であることを知るよしはない。なぜなら、この部屋からは何も見えないし、何も聞こえない」
「……だよな。他の3人の帽子の色が分からないのに、自分の帽子の色が分かるわけないよな」
「その通り。だから、お前だけ動けるようにした。……ちなみに、1段目のキュリアは赤、2段目のガイは白、3段目のマリエルは赤の帽子を被っている」
「なるほど」
「そして、この3人の中で1人だけ、自分の帽子の色が分かる人がいる」
「……ちょっと整理させてくれ。1段目のキュリアは俺と同じく、誰の帽子も見ることができない。2段目のガイさんは、1段目のキュリアの赤の帽子が見える。3段目のマリエルさんは、キュリアが赤、ガイさんが白の帽子を被っているのが見える、ということだよな?」
「……その通りだ」
「じゃあ、誰も自分の帽子の色を答えることはできないんじゃないのか? 俺たちに知らされているのは、赤の帽子が2個、白の帽子が2個あること。例えば、キュリアもガイさんも赤の帽子を被っていれば、マリエルさんは自分の帽子が白であると分かるが、実際にガイさんの被っている帽子は白だ。……こんなの誰も分かるわけないだろ」
 謙次の言葉を聞いて、数秒考えてから、お面の人は言います。
「そう思えるようにできているから、クイズなのだ。この中で1人だけ、自分の帽子の色を当てられる人がいる。……よく考えてみろ」


※下の画像は、言葉では分かりにくい人向け画像です。この中で1人だけ自分の帽子の色が分かる人がいます。それは一体誰でしょう?
C&K 第2問

キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうさんかいめ!

 問題。
 10袋、金貨がつめられた袋があります。
 しかし、このうちの1袋は、本物の金貨に似せて作られた偽者の金貨だけが入っています。
 本物の金貨は10gですが、偽者の金貨は1gだけ軽く、9gのようです。
 そこで、電子秤(グラム数が表示される秤)を1回だけ使って、偽者の金貨の袋を特定してください。
ケーケー「本編とは関係のない問題です」
イノブン「ふぅん。1回だけ秤〔はかり〕を使用することができるって書いてあるけど、このあたりが怪しいな」
ケーケー「え?」
イノブン「どうせ、前回の『簡単』な問題と同じような言葉遊びの問題なんだろう?」
ケーケー「いいや、ある方法で金貨の重さを測れば、1回でどの金貨袋が偽者か特定できますよ」
イノブン「え?」
ケーケー「正解は追記にて」


<前回のあらすじ>
 5人がそれぞれ階段に立ち、自分の帽子の色を当てる問題。
 相当な難易度の問題ですが、フェニックスの知恵が働き、見事クリアすることができました。


<本編>
「まずは、第1問クリアおめでとう」
 全員が階段を下り終わったことを確認し、お面の人は言いました。
 瞬間、フェニックスの体が光出します。
 お面の人は続けて言います。
「これでフェニックスは元の世界に帰還することになる」
「……なるほど、つまり僕らは5問正解することで、全員解放されるというわけだね」
 フェニックスの言葉を聞き、お面の人は頷きます。
「左様。お前たちが1問正解する度に、我々は1人選んで誰かを帰還させねばならない」
「……ん? ということは、ランダムで僕らの中から僕が選ばれたんじゃなくて、君たちが僕を選んで帰還させてくれるわけかい? 僕が帰ったら君たちが使うこの奇妙な術を解析して、早々にひっ捕らえるつもりだけど、何で僕をえら……」
 フェニックスは話の途中で言葉をとめました。まるで、何か重大なことに気づいたかのごとく。
 お面の人は言います。
「……気づくのに時間が掛かったようだな、フェニックス。だが、取り合えず……」
 瞬間、フェニックスの姿が消えました。
「妙なことを吹き込まれないうちに帰ってもらおう」

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キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうにかいめ!

ケーケー「ネットに載っているクイズを転載するだけだから楽だと思ってたけど、小説化するのが割りと手間なんですよね」
イノブン「……クイズ編なんてやらなければ良かったんじゃないか?」


<連絡事項>
ケーケー「これまで、この小説は日曜更新となっていました」
イノブン「そうだな。……主に月曜日に更新していたけども」
ケーケー「ただ、今後月曜日になると更新が難しかったり、金曜日の夜のほうが都合がよさそうだったり、更新が1週遅れになったりしそうなのです」
イノブン「……まさか、不定期更新にする気か?」
ケーケー「それをやってしまうと、一生更新しなくなるのでやりません。取り合えず、1週間1回の更新ペースは変えません」
イノブン「一週間に一時間ほど書きなぐるだけで終わるからな。それくらいはやってもらわないと困る。むしろちゃんと推敲して載せて欲しいのだけれど」
ケーケー「雷にダメ人間にされたので無理です」
イノブン「すでにその前にダメ人間になってたと思うけどなぁ」
ケーケー「とりあえず、『週末更新予定』という曖昧な書き方にしておきます」
イノブン「その心は?」
ケーケー「週末に更新する予定ですが、あくまで予定なので更新日が変わっても怒らないでね。……という意味でして」
イノブン「……このブログ、とっとと炎上しないかなぁ」
ケーケー「やめて! 更新ペースは決して変えません。ただ、更新日だけ今まで以上に変動する可能性があるということだけご了承願います」
イノブン「……頼むから、だんだん更新日が遅れてグダることのないように気をつけてくれよ」
ケーケー「肝に銘じておきます」


<前回のあらすじ>
 第一問:5段の階段があります。1段に1人ずつ立ち、それぞれ赤・緑・青のいずれかの帽子を被せられます。一番上の段の人から順に自分の帽子の色を言い当てるゲームを行った場合、どのような作戦を立てれば一番上の段の人以外の4人はクリアすることが出来るでしょうか?
・このゲームを始める前に、5人で作戦を立てる時間がある。
・自分の被っている帽子の色は自分の目からは見えない。
・自分より下の段の人が被っている帽子の色は見える。
・一番上の段の人だけ、自分の帽子の色を間違えてもよい。
・言葉を発してはいけない。ただし、自分の帽子の色を言い当てる際のみ、『赤』、『緑』、『青』と答えてよい。


<本編>
 作戦会議を終え、各々階段を上ります。
 謙次は四段目に立ちました。
 みんなが並び終えた瞬間、突然謙次の体は硬直したかのように動かなくなりました。
(……な、なんだこれ!? 動こうとしても体が微動だにしないどころか、顔の向きすら変えれねぇ!? 声を出そうとしても、何も言えねぇ。……まさか!?)
 謙次は考えました。もしや先ほど言われた条件にかなうよう、動きが制限されているのではないかと。
・自分より下の段の人しか見えない。
・自分の帽子の色を答える時以外、言葉を発してはいけない。
 今回のクイズでは、このような縛りがありました。確かに、体を動けなくして、言葉を発せられないようにすれば、この条件に嫌でも従うことになります。
「さて、皆並んだようなので、これから帽子を被せていこう」
 お面の人はそう言って、たくさんの帽子を持って一段目にいるキュリアの後ろから帽子を被せていきます。
 謙次より下の段の帽子は次のようになりました。
・一段目(キュリア):緑
・二段目(マリエル):青
・三段目(ガイ):赤
 謙次にも帽子を被せられましたが、何色の帽子なのかは謙次には分かりません。
 最後に、五段目のフェニックスにも帽子を被せます。もちろん、謙次は身動きが取れないので、フェニックスの帽子の色など分かりやしません。
 お面の人は言います。
「それでは、一番上から自分の帽子の色を答えてもらおう。まずはフェニックス。お前の帽子の色は何色だ?」
「……赤」
 フェニックスが謙次の後ろで答えます。
「……間違いだ」
 お面の人は返答します。どうやらフェニックスの帽子は赤ではないようです。
 しかし、このゲームでは一番上の人のみ帽子の色を間違えても大丈夫なルールになっています。その代わり、一段目から四段目の人が帽子の色を間違えるとゲームオーバーとなり、永久にこの世界に閉じ込められます。そうならないように、4人とも帽子の色を当てられるようにするというのが、このクイズの主旨です。
「……次、謙次」
 お面の人が謙次の名前を呼びました。
「……別に、すぐに帽子の色が分からなければ、しばらく考えてから答えてもらえばよい」
(……しばらく考えて、か。計算だけ間違えないようにしなければいけないな)
 謙次は考えます。
 先ほどフェニックスが教えてくれた作戦。それは、帽子の色を数値に置き換えて考えることでした。
 赤を0、緑を1、青を2とします。そして、一番上の人、フェニックスはそれらを足し合わせた数値を3で割った余りで答えます。
 先ほど、フェニックスは赤と答えました。つまり、一段目から四段目までの値を足し合わせ、3で割った余りは0というわけです。
 ここで、謙次も同様に三段目までの帽子の色を数値に置き換えて足し合わせてみます。
(……キュリアが緑で1、マリエルが青で2、ガイが赤で0。……1+2+0は3。3を3で割った余りは0だ)
 もちろん、計算結果が0だから、謙次は『赤』と答えれば良い、というわけではありません。
 先ほど、フェニックスが一段目から四段目まで計算した結果が0。そして謙次が一段目から三段目まで計算した結果も0となりました。
 では、一体謙次の帽子が何色であれば、フェニックスの計算結果が0となるのでしょうか?
 その答えは、
「赤」
 謙次は答えます。お面の人は言います。
「……正解だ」
 謙次の帽子の色は、赤、緑、青のいずれかとなります。それぞれ、この計算では0,1,2となります。
 一段目から三段目までの合計を3で割った余りが0であれば、四段目の帽子の色が赤、つまり四段目が0であれば一段目から四段目までの合計を3で割った余りは0となります。もし謙次の帽子の色が緑であれば、一段目から四段目までの合計を3で割った余りは1、謙次の帽子の色が青であれば、一段目から四段目までの合計を3で割った余りは2となるため、フェニックスの回答と矛盾するのです。
 あとは、同様に計算すれば三段目の人も答えられます。
 三段目のガイから見える帽子は、一段目と二段目のみ。その合計を3で割った余りは0となります。フェニックスの回答から、一段目から四段目までの合計を3で割った余りは0であり四段目の帽子の色は赤なので、逆算すれば一段目から三段目までの合計を3で割った余りが0であることも分かります。
(作者:文章量が多くて申し訳ありません。フェニックスの回答である0から、謙次の回答である0を引くことで、逆算することができます。0-0=0という風に逆算します。もし、謙次の帽子の色が緑ならば、0-1=-2となります。これを3で割れば-1余り2となり一段目から三段目までの合計を3で割った余りが2であることが分かります)
 このようにして、ガイの帽子の色は、
「赤」
であることが分かり、同様にマリエルの帽子の色も
・一段目:1
・(一段目+二段目)÷3の余り:0
であることが分かっているため、
「青」
と答えることができます。
 最後に、キュリアも、
「緑」
と答え、この作戦で全員正解することができました。

C&Kクイズ編 第1問のヒント

ケーケー(以下、K)「いつもキュリアと謙次をご愛読頂き、誠にありがとうございます。作者のケーケーです」
イノブン(以下、J)「架空キャラのJ・イノブンです」
K「さて、今回はクイズ編ということですが、第1問の答えはお分かりでしょうか?」
J「……どんな問題だっけ?」
K「問題はについてまとめると、おおよそこんな感じです」
問題:5段の階段があります。1段に1人ずつ立ち、それぞれ赤・緑・青のいずれかの帽子を被せられます。一番上の段の人から順に自分の帽子の色を言い当てるゲームを行った場合、どのような作戦を立てれば一番上の段の人以外の4人はクリアすることが出来るでしょうか?
・このゲームを始める前に、5人で作戦を立てる時間がある。
・自分の被っている帽子の色は自分の目からは見えない。
・自分より下の段の人が被っている帽子の色は見える。
・一番上の段の人だけ、自分の帽子の色を間違えてもよい。
・言葉を発してはいけない。ただし、自分の帽子の色を言い当てる際のみ、『アカ』、『ミドリ』、『アオ』と答えてよい。
J「……条件多いな」
K「これだけ条件が多いと、この条件のあら探しをされる方もいるかと思いますが、そういうことをしなくても一番上の段の人以外の4人は自分の帽子の色を言い当てることが出来ます」
J「となると、……言葉を発してはいけないし、自分の帽子の色は見えない。……どうやって自分の帽子の色を言い当てるんだ?」
K「そのヒントは追記にて。ちなみに、この問題はかなり難しい問題だと思います」

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プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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