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キュリアと謙次 さんびゃくじゅうはっかいめ!

ケーケー「ドラえもんのセワシ君っているじゃん」
イノブン「……いるな。のび太の孫だっけ?」
ケーケー「正確には孫の孫らしい」
イノブン「『おじいちゃん』と呼んでるのにか?」
ケーケー「そのセワシは、何でドラえもんをのび太の元に向かわせたか、覚えてる?」
イノブン「……未来を変えるため?」
ケーケー「のび太がジャイ子と結婚して作る予定の借金をなくすためらしいです。その借金がセワシの代まで響いているため、なんとかのび太を変えようというのが、ドラえもんの目的です」
イノブン「なるほど」
ケーケー「しかし、そこで問題となるのが、『このままのび太が変わると、しずかちゃんと結婚することになるが、果たしてセワシは生まれてくるのだろうか?』ということ」
イノブン「確かにな」
ケーケー「2chで見たうろ覚えの知識ですが、のび太がしずかちゃんと結婚しても、その子どもがジャイ子の子孫と結婚すれば、結局セワシは生まれる、そういう意見があるらしいのですが……」
イノブン「……そういわれればそうかもな」
ケーケー「少なくともこの『キュリアと謙次』では、そうはならない。むしろ、未来が大きく変わる危険性がある!」
イノブン「お前の書いたクソ溜まりみたいな小説は、どうでもいいんだよ!」
ケーケー「ひどい! ……あ、僕のうろ覚えの知識が間違ってたら、コメントか何かをお願いします」
イノブン「露骨なコメ稼ぎ乙」
ケーケー「ドラえもんオタはわりと居るから、敵に回したくないんですわ……」


<前回のあらすじ>
 第一魔法時代。キュリアの元いた未来よりは過去だが、一応魔法は使える時代に、キュリアと謙次はやってきました。
 しかし、飛ばされた先はなんと空〔そら〕!!
 滞空魔法がうまく発動せず、どうやって生きたまま着地すれば良いか悩むキュリアたち。そこに、キュリアでも謙次でもない謎の声が。
「おやぁ、お困りですかぁ?」


<本編>
「アルラウネ!?」
 思わず声を上げるキュリア。
 そこにいたのはアルラウネ。彼女は、フェニックス、ミカエル、レックスたちとナンバー4〔フォー〕を構成する、その内の1人です。
(作者:ナンバー4。キュリアのいた未来の世界でトップ4を誇る実力を持つ人たちのことですね)
 アルラウネは、時を操るエルフです。時間を止めてその間に手数を打つなど、対処のしようがない攻め方ができる、そんな猛者です。
 ただ、この時代はキュリアのいた時代よりも遥かに過去。そんな未来の人と、こんなところで出会うとは。しかも、出会ってしまった人がナンバー4の一員とは。
「お久しぶりねぇ、キュリア。それと、謙次君、……だったかな?」
 緑髪の、少し年上のような風貌の少女。そんなエルフに自分の名前を呼ばれ、ようやく謙次はアルラウネのことを思い出しました。
 アルラウネは続けて言います。
「元々2人のいない中途半端な時代に来ちゃったねぇ。……けど、こんな時代だと些細な影響を与えるだけで、未来が大きく変わるから、あまり変なことをして欲しくないのよぉ」
 おっとりした口調ではあるものの、その言葉から真剣さが伝わってきます。
「たとえば、木の実を一個食べるだけでも、未来って大きく変わるのよぉ。もし、その木の実を食べれば餓死せずに済んだ人が餓死して、その子孫がいなくなることで未来を大きく変えたり。または、木の実がもたらす種が、その後の森の豊かさを大きく変えたり。謙次君には難しいかしらぁ? ……いえ、あなただからこそ分かるはず」
 今、アルラウネが言った内容は、読者様方には理解しにくかったかもしれません。というのも、某21世紀ロボットのダメ男製造マンガがありますからね。
 謙次だからこそ分かる。アルラウネはこういいました。
 実は、謙次は些細なことをして未来を変えるようなことをよくやっていたのです。謙次の『未来を予知する』能力。この能力があれば、未来を変えることも可能です。
 イノブンが覚えている中で、一番酷かったのは、ヘキサドームカップ編のデビルチーム戦でしょう。
(作者:『酷かった』って、そんな……)
 デビルの『存在感を操る』能力により、攻撃を当てるべき敵がどこにいるのか分からないガイ。そんなガイを、謙次はどうフォローしたか、覚えている方はいるでしょうか? ……いませんね、知ってます。
 敵がどこにいるのかを知っている謙次は、目印となるような位置を指示したのでしょうか? いいえ、違いました。謙次は、こうガイに問いかけただけです。
『1+3は?』
『……は?』
『1+3は?』
『……4だな』
『犬も歩けば?』
『……棒に当たる』
『……よし、今ですガイさん! 闘技場の何もない所を5ケ所攻撃してください』
『……はぁ!?』
 この後、ガイは謙次に言われたまま、テキトーに5ヶ所に攻撃を放つと、3体いる敵のうち2体に攻撃を当てることができたのです。
(作者:露骨な乱数調整乙)
 些細な問いかけをすることで、ガイが攻撃する位置を操作するだけで、本来攻撃できるはずのない敵に攻撃することができる。そんな経験を、謙次はしていたのです。
 アルラウネがたとえ話で出した木の実。この木の実一個が及ぼす影響を、謙次は理解していました。
 アルラウネは言います。
「だから、この時代で食べ物を食べることはもちろんのこと、人と会うのもダメねぇ。たとえば、今、上空から落下しているけれども、その姿を地上から見られるだけで、未来が変わる可能性があるわぁ」
 一旦言葉を言い終えたかと思いきや、アルラウネは突如真顔になります。
「最悪、未来からキュリア、あなたの存在が消える」
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キュリアと謙次 さんびゃくじゅうななかいめ!

<前回のあらすじ>
 キュリアの元いた未来に行きたい。
 しかし、何も鍛錬を積まないまま戻ってしまうと、スザクという強力な正義の味方に、キュリアが殺されてしまうでしょう。
 鍛錬を積むにしても、謙次の元いた時代では魔法が使えないため、鍛錬のしようがありません。
 そこで、魔法が使われるようになっている『第一魔法時代』に行くことにしました。


<本編>
 光のゲートの出口があったのは、空〔そら〕。
 真下には、広大な森林とどこまでも広い海との境界線が見えます。
 木の一本一本が判別できないくらいの高さ。……魔法が使えなければ、絶望的な状況です。
 でも大丈夫!
「ここが『第一魔法時代』なら、少なくとも空に浮くだけの魔法は使えるはず!」
 謙次の耳元で、キュリアの心強い言葉が聞こえます。これは助かりましたね。ちょっと風呂入ってきます。
「……はず、だったんだけど」
 キュリアの声の力の弱さからすると、これは風呂で極楽に浸ってる場合じゃないみたいですね。
 キュリアの魔法は一応発動し、落下速度は遅くなったものの、落下はとまりません。
 キュリアは言います。
「……どうやら、魔法は使えるんだけど、なぜか魔法の力が弱くなってるみたいだね」
「……え?」
 キュリアの言葉に戸惑う謙次。
 しかし、謙次におどけている時間を与えないまま、キュリアは、
「……そうだ謙次! 謙次の予知能力で、この後助かる方法が分からない?」
「予知能力、か。……なぜかよく分からないけど、それも使えないみたいなんだ」
「……そっか」
 謙次の言葉を聞いて、キュリアはすぐに話を切り上げました。
 というのも、キュリアは滞空魔法がうまく発動しないと知ってから、謙次の回答を待つと同時に、必死に頭を働かせていました。その結果、いくつか助かる見込みのある方法を考え付いたのです。
 しかし、
「おやぁ、お困りですかぁ?」
 キュリアと謙次が相談しているそこに、新たな声が加わりました。

キュリアと謙次 さんびゃくじゅうろっかいめ!

ケーケー「キャラ紹介コーナーなるものを作ろうとしました」
イノブン「……作ろうとした?」
ケーケー「この作品、キャラは増えるけども、一度だけ出たキャラとかが多くて、読者の方々が混乱するかと思って、作ろうとしました」
イノブン「……それで、作らないの?」
ケーケー「毎回分、<前回のあらすじ>の上に書いても、誰も覚えないだろうし、別ページにまとめたところで、わざわざ誰も読み返さないだろうし」
イノブン「確かに」


<前回のあらすじ>
 謙次が高校に合格しました。


<本編>
 その日は寿司を注文し、一日中にぎやかに過ごしました。
 ……が、描写がめんどうだと言って、そのシーンは作者によってカットされました。
(作者:パーティー中って、どう描写していいか分からないんです)
 なので、描写はにぎやかな一日が終わる時からになります。
 謙次の部屋で、キュリアと謙次、2人こそこそと、話しています。
 周囲には、鉛筆書きで埋め尽くされたメモが、大量に散らかっています。
「もう一回確認するよ、謙次」
 キュリアは言います。
「謙次の『過去と未来とを行き来する』能力は、現在と私のいた未来、2つの時代にマークがつけられていて、いわば謙次は、そのマークのある時代に飛んでいるようなものみたいなんだ」
 突然訳の分からないことを言い出したキュリア。実は、受験勉強が終わってからこれまで、キュリアは謙次に『過去と未来とを行き来する』能力について詳細に聞き、なんとか2人の元々いない時代に飛べないかを模索していました。
 キュリアは続けて言います。
「つまり、謙次の頭の中で、どこか違う時代にマークをつけてくれれば、そこに飛ぶことも可能なはず」
「ああ。だから、『第一魔法時代』の話をしてくれたんだろ?」
 第一魔法時代。当時、人間には使い得ない『魔法』をモンスターが使い、人間を絶滅の危機に追いやった、恐怖の時代です。『伝説系』の魔法を生み出し、モンスターが使う魔法を無力化することができなければ、本当に人間は絶滅していたでしょう。
 謙次の問いに、キュリアは答えます。
「そうだよ。あの時代なら、少なくとも魔法が使えるはず。この時代とも、私の元いた時代とも、かなりかけ離れた時代だからね」
「……よし、イメージしたぜ。おおよそ何年離れているか、図で表したらどの辺りの時代なのか、そしてその位置にマーク! 準備はいいか? キュリア」
「……うん!」
「……行ける。俺は絶対行けるんだぁ!」
 そう言って、未来へのゲートを用意した謙次。そこに入って行った2人の運命や如何に!?

キュリアと謙次 さんびゃくじゅうごかいめ!

<前回のあらすじ>
「今の状態でスザクに会っちゃったら、死ぬこと間違いなし! だから、スザクを倒せるよう、修行したいんだよ!」
 そう言うキュリアに対し、謙次は、
「このまま能力を使ったら、スザクのいる未来に行くことになる。だから、その未来じゃない、もう少し前に行くための方法を考える時間が欲しい。……ちょうど、試験結果発表までに日があるから、その時間で考えさせてくれないか?」
と話し、2人は試験結果発表日までの間、謙次の能力について考え直すことにしました。


<本編>
数日後、謙次は受験した高校へ足を運びました。
 周りの緊張感が高まっている中、謙次はたいして緊張もせず、その場を歩いていました。
(一生懸命勉強して、何としてでも入ろうとした高校。……なのに、結果発表の日になっても、俺の意識はキュリアの安全にばかり向いている)
 万が一、謙次が半年間過ごしてきた未来に帰ってしまったら、キュリアの命が脅かされます。スザクに出会ってしまったら、それだけでキュリアの死は確定します。
 そのことばかりに意識を取られたまま、謙次は合格者掲示の前に着きました。
 掲示板と自分の番号を見比べます。
 ……ありました。
 その瞬間、今まで謙次の心の中に眠っていた想いが湧き上がってきました。
 半年前、高校受験失敗の危機に直面し、この世に絶望していた謙次。
 しかし、今、その絶望は砕け散ったのです。
 これまであまり信じてこなかった自分の力。それが、人生の節目の一つで通用した瞬間でした。
 謙次は、親に持たされていた携帯電話ですぐさま結果を報告し、帰路につきます。


<余談>
ケーケー「ちなみに、今謙次たちがいる時間軸『現代』は、遊戯王162話『ティマイオス発動せず』の録画を見てた時代なので、2004年くらいで考えてます」
イノブン「『ティマイオス発動せず』?」
ケーケー「ドロー! モンスターカード!」
イノブン「ああ、あれね。弱体化して、オフィシャルカード化したらしいね」
ケーケー「なので、謙次がこのとき持たされた携帯電話はスマホじゃないです」
イノブン「そこ重要なの?」
ケーケー「あ、すみません。重要なのは、スマホの普及は2007年からだというところですよね」
イノブン「いい加減にしろ。どうも、ありがとうございました」
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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