FC2ブログ

休載のおしらせ

キュリアと謙次をご愛読の皆様、ケーケーです。
網膜はく離が発覚し、急に入院することになったので、しばらく小説更新を休止いたします。
ご容赦の程、何卒お願い申し上げます m(_ _)m
スポンサーサイト



キュリアと謙次 さんびゃくごかいめ!

<前回のあらすじ>
 謙次は受験勉強でキュリアの世話になりました。


<本編>
「……というわけだよ。それで、このまま問い6に入ろうと思うけど、そろそろ寝る?」
 国語から数学に切り替え、勉強を進めていた謙次たち。しかし、もうすぐ時計は12時を指す頃で、明日学校に行かねばならない謙次にとっては、もう寝たほうがいい頃合です。
「そうだな。そろそろ寝るか」
 そう言って、伸びをする謙次。思えばこの日は、色々と大変でした。キュリアの命の危機を救ったかと思えば、久々の受験勉強をさせられる始末。
「お疲れ様だね、謙次」
 あらかじめ謙次ママが敷いてくれていた布団の中に、すぐさま入るキュリア。
(作者:オフトゥン……)
 そんな物惜しげな顔で呟くなよ。
(作者:一度入ったら最後、二度と出られない魔境。にもかかわらず、クソネミに支配されし人々は、オフトゥンを探し求め続ける……)
 眠くて布団に入ったはいいが、怠けたくて中々起きれない。そんなことを、何かっこよさげに言ってるのこの人。
(作者:惚れた?)
 引いた。ドン引きした。
 そんなこんなで、キュリアはすぐさまお布団に入りました。
 『お疲れ様』と言っていましたが、むしろ疲れているのはキュリアの方でしょう。正義の味方としてやってきたスザクからは逃れられたものの、謙次の受験勉強を手伝うべく、ほとんどない筋力を長時間発揮しながら、謙次に勉強を教えていたのですから。
(作者:キュリアは魔力が使えなくなったせいで、筋力が大幅に低下しています。よって、ただ立っているだけでも、体力を使うのです)
 そんなキュリアですが、自分の疲れを意に介さないように言います。
「頭に詰め込まなきゃいけないこと、多いもんね。勉強は嫌いだろうけど、頑張ってたと思うよ」
「そ、そうか……」
「これから1週間、大変だろうけども頑張ってね。……そういえば、私の命を助けてくれたのも、今日だったよね」
「あ、ああ」
「……そっか。1日のことなのに、何か長く感じるね」
 メタ発言か?
(作者:294回目にこの日の朝のことやってますからね。1日{2ヶ月}ですね)
 厳密には、異なる時間軸をワープして、午前中から一気に夜まで時間が過ぎたわけですが、……逆に、半日しか経ってないことになりますね。

キュリアと謙次 さんびゃくよんかいめ!

<前回のあらすじ>
 なかなか試験勉強に集中できない謙次。それを見たキュリアは、謙次に過去問を解かせることにしました。


<本編>
 勉強が嫌いな人でも、臨場感のある試験中は頑張れる人が多いと思います。
 家で1人、試験問題を解こうとすると、集中力が切れてしまうことってありませんか?
(作者:僕の場合、『本番の試験じゃあるまいし、気楽にやろう』として、自然と手を抜いてしまうことがあります)
 謙次もただ試験問題を解くだけだったら、そうなってしまうでしょう。なので、キュリアは黙って過去問に取り組むように言ったのです。
 過去問を解き始めてから、しばらくして、
「……そこまで! 50分経ったから終了だよ。お疲れ様」
 キュリアのその言葉で、謙次はペンを置きます。
「早速だけど、答えあわせと行くよ! 解答を読み込んで、解き方はおおよそ理解したからね!」
 そう言うキュリア。天才ですね。
 謙次は、疲れたといわんばかりの表情で頷きます。
 キュリアは机の前に立ち、解答冊子を開いて説明します。
「漢字問題は飛ばして、……問2の抜き出し問題は正解だね! 問い3は実は、イが正解なんだよ。理由は……」
 キュリアの説明中、謙次はあることに気づきます。
「キュリア、なんでそんなに震えてるんだ?」
 机にもたれて、両足でしっかりと立っているので、キュリアは無理な姿勢を取っているわけではありません。なのに、なぜかキュリアの体は震えていました。
「体の震え? ああ、今の私は体力がないからね。ただ立っているだけでも体力的にきついんだ。うっとうしいかもしれないけど、今は我慢してね」
「いや、うっとうしいだなんて思ってないけど。……やっぱり、体力無いと色々大変だな」
「そんなことより、答えあわせの続き行くよ! 問い3はね……」

キュリアと謙次 さんびゃくさんかいめ!

<前回のあらすじ>
 未来で半年間過ごしていたことを、両親に信じてもらえた謙次ですが、
謙次ママ「そういうわけで、キュリアちゃん? 謙次の勉強を手伝ってあげてくれない?」
キュリア「いいよ。私に教えられる内容なのか分からないけど、やるだけやってみるよ!」
 果たして、キュリアのサポートにより、謙次の高校受験は成功するのでしょうか!?


<本編>
「くっ、……何で元の時代に戻ってきてすぐ、勉強をやらされるんだ」
 自室に戻り、机の上で教材を開いてすぐ、謙次が言いました。
(……将来がかかってるんだし、そこは頑張らないと)
 キュリアはそう思うも、謙次の勉強意欲を削いではいけないと考え、黙っていました。
 ……が、謙次にはそもそも、削げるだけの勉強意欲が備わっていなかったようで、
「あー、もうやめたい。なんでこんなつまらないことを延々とやらなきゃいけないんだ!」
 勉強開始数分で、そんなことを言い出す始末。まるで作者じゃないか。
(作者:え?)
 その時、キュリアが動き出します。
「謙次、勉強の邪魔かもしれないけど、ちょっとごめんね。……これが過去問で、これが解答かな?」
「キュ、キュリア? 突然どうしたの?」
 謙次はキュリアの行動に疑問を抱きます。それもそのはずです。今謙次が開いている教材とは全く違う本を手に取って、発言したのですから。
「謙次、悪いけど、この模試解いてもらえる?」
「キュリア? ……構わないけど、でも俺、未来にいた半年間、まったく勉強してこなかったから、過去問を解いても全然得点が出ないと思うんだけど」
「だからこそだよ。あと一週間しかないのに、全て勉強しなおす時間はないんだよ。……案の定、この過去問は一度も解かれてないようだし」
「うぐっ!?」
 心に傷を負う謙次。ここで、謙次の親が『せっかく買ったのに、なんで一度も使われてないの!? 今まで何を勉強してきたの!?』とブチきれるようなことがあれば、致命傷を負うことでしょう。
 心の中で、キュリアはあきれていました。しかし、ここでキュリアが厳しく言ったことで、仕方がないのです。
 謙次はそういう人間です。キュリアを助けるために、頑張って『テレパシー』の魔法を勉強することはできました。しかし、ただ魔法を覚えるために、『スパーク』の魔法を勉強することはできませんでした。
 謙次には、つまらない勉強を行う上で、明確な目的が必要なのです。『スパーク』を謙次が覚えたところで、キュリアの役に立てることは何もないのです。
 『スパーク』の勉強も、高校受験勉強も、やって何か将来の助けになることはないと、謙次は考えていました。高校に合格するという意味で、受験勉強は必要です。しかし、そこで覚えたことは、将来の何の役にも立たないと考えていました。
(作者:中学生や高校生って、勉強するのが嫌で、そういうこと考えたりしますよね? でも実際、進学してから学ぶ内容は、これまでに学んでいた内容の応用になります。なので、今勉強ができないと、進学してからもさらに伸び悩みますから、勉強はしておいた方がいいです)
 ……話を戻しましょう。謙次は何か明確な目的がないと、勉強なんてつまらないことをやろうとはしない人なのです。
 キュリアが厳しく言ったところで、謙次の受験勉強に意義を持たせることはできないでしょう。
 だから、キュリアは気にせず謙次にこういいます。
「とりあえず、この試験問題を解いてみて。制限時間は50分だね。実際の試験と同じように解いて欲しいから、しゃべったり、辺りをキョロキョロみたりはしないでね。あと、なるべく点を取るために、分かる問題から解くこと。いいね?」

キュリアと謙次 さんびゃくにかいめ!

ケーケー「ストックないまま、徹夜で長文を仕上げた結果がこれだよ」
イノブン「長文にするのはいいけど、ちゃんと読める内容を書けよ」
ケーケー「あと、最後の数行は酔っ払ったまま書いてる」
イノブン「徹夜したのに、なぜ飲んだ!?」


<前回のあらすじ>
 場所は謙次の家、時は現代。
 『一人でやり切れるの?』と聞いてきそうな、美人な謙次ママ。
 謙次ママは、キュリアを見るや否や、怪訝そうな顔をし、
「あなたー!! ついに謙次がやってしまったわ!! ちょっと来て!!」
「おいちょっと待て! それは誤解だ!! あと、『ついに』って何だよ『ついに』って!!!」


<本編>
 その後、家族会議となったものの……
「……というわけで、俺は半年間、魔法が存在する未来の世界に行ってたんだ。信じてくれるね?」
「うん、そうだな。信じるしかないだろう」
「ええ、信じるわ。だって……」
 謙次の言葉を、ご両親は信じてくれたみたいです。なぜなら、
「種も仕掛けも無しに、腕を光らせるだなんて、現代社会で出来るわけがないもの」
 今の謙次ママの言葉どおり、謙次の腕は光っていました。
 いや、正しくは、謙次が出した未来へのゲートが光っていました。
 謙次の『過去と未来とを行き来する』能力。この能力はいつでも発動することができ、光り輝く円形のゲートを通じ、時間軸を移動することができます。
 今、謙次は未来に移動する気はないものの、移動のためのゲートを出していました。そのゲートが光っているのです。
「……丸く収まったようだね、よかった」
 ついでに家族会議に参加させられたキュリアが言いました。
 今、謙次たちは両親とキュリアと合わせ、4人でテーブルについています。ようやく謙次の話を両親に信じてもらえたものの、少し前までは不穏な空気が漂っていました。
 キュリアは魔法が使えないため、未来の話をする上で出せる物的証拠は謙次のゲートのみ。そのゲートを出すまでは、見た目10歳の女の子を夜中に部屋に連れ込んだのだと思われていたため、謙次の両親はどう怒ればいいものかということだけに、頭をめぐらせていました。
 ……いっそ、謙次がゲートを出せることを忘れてくれていれば、そのまま少年院につれられるとか、面白いことになったかもしれないのに、非常に残念です。
(作者:確かにそんな展開になったら面白そうだけど、設定練るのが面倒くさいし、却下で)
「でも謙次、良かったじゃないか! 無事帰って来れて!」
 謙次パパが言います。謙次パパは、面倒見の良い父ちゃんを感じさせる容姿の男性です。
 無事帰って来れた。本来なら喜ぶべきはずなのですが、謙次は大して嬉しそうではありませんでした。
 それもそのはず。現代では、学校に友達の1人もおらず、退屈な日々を過ごすだけでした。しかし、未来ではこの上ないサポート能力を発揮でき、キュリアから重宝されつつヒモ生活を送る毎日。そして、未来には仲間もいます。キュリア、マリエル、ガイ、シーノ、フェニックス。皆個性があり、謙次を退屈させません。
(作者:キュリア(精神障害者)、マリエル(普段はおとしやかで、キレると目が怖い)、ガイ(……あれ? この人どんなキャラだっけ?)、シーノ(マゾヒスト)、フェニックス(チートキャラ)。みな個性的ですね)
 そ、それは個性というか……。あと、ガイの扱いが地味に酷い。
 とにかく、未来の方が謙次にとっては暮らしやすかったようです。
 ただ、それを母親に見抜かれていたようで、
「謙次、未来に行くのは受験が終わるまで、お預けよ」
「な!?」
 謙次ママからの以外な発言に、謙次は驚きます。
「か、母さん! いきなり何さ!?」
「……なんとなく、謙次が未来で暮らしたがってるような気がしたからねぇ。お母さん、その気持ちを止める気はないのだけれど、この時代でも上手くやっていけないまま、未来で永住させる気はないわ」
「この時代でも上手くやっていけないって……」
「……高校に行けなくて、上手くやっていけるの?」
「クッ……」
 母親にいたいところをつかれる謙次。そう、謙次は今受験生! 成績が悪いにもかかわらず、今の実力では厳しい所を志望校とした受験生!
「そういうわけで、キュリアちゃん?」
「え?」
 突然謙次ママに名前を呼ばれたキュリア。
「謙次の勉強を手伝ってあげてくれない?」
「ちょ、ちょ、ちょっと!? 母さん!?」
 母親の以外な発言に、またしても着いていけない謙次でしたが、
「でも謙次、受験勉強を一人でやり切れるの?」
 ネタをはさみつつ、謙次のへたれっぷりを指摘する謙次ママ。ママが続けて言うには、
「さっきの未来話が正しいなら、キュリアちゃんは魔法の達人で、相当頭がいいんでしょう? ひょっとしたら、謙次の勉強している内容なら、全部教えられるんじゃないかしら?」
「うーん。……いいよ。私に教えられる内容なのか分からないけど、やるだけやってみるよ!」
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR