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キュリアと謙次 にひゃくはちじゅうよんかいめ!

イノブン「なぁ、この大会の参加チーム数って、いくつだっけ?」
ケーケー「16組だよ。だから、次の試合が準決勝、そしてそれに勝つとナンバー4たちとの決勝戦となりますね」
イノブン「でもさ、ナンバー4は1回戦の第4試合に出場してるわけだよな」
ケーケー「うん」
イノブン「つまり、次の試合でキュリアたちと対決することになるはずなんだが……」
ケーケー「……あ、計算ミスった」
イノブン「は?」
ケーケー「しまった。16÷2=4だと思ってた。第4試合じゃなく、第8試合にナンバー4のチームを出すべきだったんだ」
イノブン「小学生からやり直したら? ……と、そんな冗談は置いといて、こうなってしまったからには、話を修正する必要があるだろ? どう修正するんだ?」
ケーケー「……次決勝戦にしましょう」
イノブン「1試合削るのか? 単純にナンバー4を1回戦の第8試合に出ていたことにすれば済む話なんだが」
ケーケー「いや、どうせ次の試合展開考えていませんし、ナンバー4が出場する勝ち目の無い試合に参加する人数なんて8×3=24人いれば十分多いかなと」
イノブン「『どうせ次の試合展開考えていません』が主な理由なんだな。把握した」


<前回のあらすじ>
  『強くする』系の能力は強いです。でも謙次の能力の方がもっと強いです。
 そんなこんなで、準決勝を勝ち抜きました。


↓ 本編 ↓
『みなさん、お待たせしました。決勝戦で戦う両チームの準備が整ったようです!』
 フェニックスの声で、会場が盛り上がります。昨日まで大犯罪者だったキュリアも、今日だけはヒーローであるかのように応援されています。
 キュリアたちは、本来謙次の補助が無ければ敵うはずの無い相手を、次々と蹴散らしてきました。そして、ついにナンバー4のメンバー、ミカエル、テルモト、アルラウネのチームと対決します。
 6つのゴールが開き、両チームの戦闘員がそれぞれのゴールから入場します。
 キュリア、マリエル、ガイの3人は、それぞれテルモト、ミカエル、アルラウネの前で歩みを止めます。
 この配置を見て、テルモトはこう思いました。
(……拙者の相手として、キュリア殿がついたでござるか。どうやらキュリア殿は、拙者を倒すことよりも、拙者に1対1で勝負を挑みたい気持ちが強いようでござるな)
 ネタバレに限りなく近い発言かもしれませんが、ナンバー4から見て、キュリアたち3人は本来、1対3で戦うことになっても負けようがない、それだけナンバー4のメンバーは強いのです。
 しかし、キュリアたち3人の中で最も恐るべき相手を挙げるとすれば、間違いなくマリエルでしょう。特にテルモトの場合は……。
(作者:マリエルの伝説系の魔力は、他の属性の魔法をかき消してしまいます。テルモトとアルラウネの使う時空系、ミカエルの使う霊属性はどちらも所詮魔法です。そのため、マリエルが伝説系の魔力でバージョン2になってしまうと、一撃必殺の魔法といえど、マリエルに直接使うことができなくなります)
 特にテルモトの場合、空間を分断して作る絶対防御のバリアーを、マリエルの伝説系魔法で簡単に消されてしまいます。
 しかし、テルモトの前にはキュリアがついたまま、試合開始の宣言がなされてしまいます。
『それじゃあ、6人とも準備はいいかな? では、試合を始めてください!』
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キュリアと謙次 にひゃくはちじゅうさんかいめ!

ケーケー「クラがサービス終了しちゃってくらぼができない」
イノブン「そうか、それは残念だな」(クラとかくらぼって、初めて聞くけど何だろう)
※クラ:ぷよぷよフィーバーWindowsバージョンのクラシックモード(ぷよぷよ通に似たルールで対戦するモード)のこと。基本的にオンラインで対戦することになる。
※くらぼ:クラでぷよぷよ対戦する、その相手を募集しています。という意味


<全開のあらすじ>「全力全開! SLB!!」
 マリエルの必殺魔法、『ジャガーノート』が、相手チームのロスタとリヒトに向けて放たれました。
 『ジャガーノート』は広範囲に広がる高威力の魔法。さらに、『伝説系』という属性を持っているため、他の属性の魔法で防ぐことが出来ません。
 避けることも、防ぐこともできないはずの魔法。そんな魔法が放たれたとき、ロスタの取った行動とは!?


↓ 本編 ↓
「リフレクション・マント!」
 ロスタは身に着けていた漆黒のマントを脱ぎ、まるでマリエルの『ジャガーノート』を跳ね返そうとするかのように扇ぎました。
 するとなんと、驚くことにマリエルの『ジャガーノート』はロスタのマントによって防がれてしまったのです。
 思い切り扇いだマントは、『ジャガーノート』とぶつかったところで止まっています。まるで、マントが『ジャガーノート』と拮抗〔きっこう〕しているかのごとく。
 魔法であれば、『伝説系』でない限り『ジャガーノート』を防ぐことなどできません。しかし、作者の話が正しければ、ロスタは『伝説系』の魔法が使えないはず。
(作者:作者は嘘つかない)
 実は、今ロスタが使った芸当は、ロスタの個体能力によるものだったのです。
 ロスタは、『マントを強くする』能力を持っています。
(作者:『キュリアと謙次』において、『強くする』と名のつく能力によって強化されたものは、本当に『強く』なります。たとえば、過去に登場した『ゴムを強くする能力』では、放った輪ゴムでクレーターができました。また、鉄刀では皮膚に傷をつけることができるかできないかというキュリアの腕を、ゴム刀であっさりと切断しました)
 ロスタの能力では、攻撃を受けても纏っているマントがクッションとなり、ダメージを与えられなかったり、また今みたいにマントで扇げば、相手の攻撃を跳ね返すこともできます。
 今、マリエルの『ジャガーノート』とマントが拮抗しているのは、マントに当った『ジャガーノート』が跳ね返され、それとマリエルの繰り出している『ジャガーノート』とが相殺しているためです。
 そんな恐ろしい能力を持つロスタですが、謙次はこの展開を予見した上で、マリエルに『ジャガーノート』を打たせたのです。
 『ジャガーノート』を跳ね返されるのに、なぜそんなことをしたのか?
 先ほど説明したように、ロスタは通常、攻撃を受けても纏っているマントがクッションとなり、魔法や物理攻撃等によってダメージを与えることができません。
 しかし、このようにマントで相手の攻撃を跳ね返そうとしている場合は、
「『ボルテージアロー』!」
「ぐあああぁぁぁ!」
 後ろから早い攻撃をすれば、対処することができません。
 さて、ガイからの攻撃を受け、マントを支える力がなくなったため、
「え? ちょ、ロスタ……きゃああああぁぁぁぁ!」
 ロスタもリヒトも、『ジャガーノート』に飲み込まれ、戦闘不能となりました。

キュリアと謙次 にひゃくはちじゅうにかいめ!

<ヘキサドームカップのルール>
・戦闘員3人と指揮官1人を1チームとする。
・トーナメント形式で試合を行う。
・対決する2チームは、相手チームの戦闘員を全員、ゴールに入れれば勝利となる。
・人(キュリアを除く)を殺した場合、殺人犯として現行犯逮捕されるため、即失格となる。


<前回のあらすじ>
 第2回戦第1試合、キュリア・マリエル・ガイ VS ナロ・ロスタ・リヒトが始まりました。
 ナロの『音速で直線移動することができる』能力の脅威をものともせず、ガイがナロを撃退し、残る敵は2人となりました。


↓ 本編 ↓
 戦闘員を1人失い、不利になった相手チームの2人、ロスタとリヒトは、マリエルを攻撃しに行きました。
(作者:実質、相手チームは2対3の戦闘を強いられるわけですから、……不利な戦闘を強いられているんだ!!)
 ネタはいいから、話を進めなさい。
(作者:……はい。とにかく、2対3の不利な状況を抜け出すためには、1人潰して2対2の戦闘に持っていけばいいわけです。今、キュリア、ガイの2人とは離れた位置にマリエルがいます。よって、相手チームの2人は、2人がかりでマリエルを潰そうとしたのです)
 解説乙。
 そんな思惑もあって、2人がマリエルに接近しようとしたのですが、
「『ジャガーノート』!」
 マリエルの必殺魔法、『ジャガーノート』が正面から2人を狙います。『ジャガーノート』は広範囲に広がる高威力の魔法で、喰らってしまえば間違いなく致命傷を負うことになるでしょう。
 『ジャガーノート』は広範囲なので、避けにくいです。その上、『伝説系』という属性の魔法であるため、他の属性の魔法で防御したり、相殺することができません。
(作者:『伝説系』の魔法は、他の属性の魔力を消し去る効果があります。そのため、伝説系の魔法と他属性の魔法とをぶつけると、他属性の魔法が消滅するだけで、伝説系の魔法は全く威力を弱めません)
 さて、避けるのも難しい、防ぐこともできない。そんな『ジャガーノート』に、相手チームの2人はどう対処するのか!?
(作者:いえ、実は相手チームのロスタだけは、『ジャガーノート』を防ぐことができるんですよ)
 え? でもお前さっき、伝説系の魔法は他の属性の魔法では防げないって……、まさか!?
(作者:気づいたかな?)
 そうか、『ロスタ』って名前は、ロスト(lost:失われた)から来ているのか! つまり、ロスタも伝説系の魔法を使うと……
(作者:いや、違う違うそうじゃない!!)
 え?
(作者:僕、キャラの名前付けるときに、そんな深い所まで考えないから!!)
 ……ボソッ(キレて良いかな?)
(作者:え? 今なんて……)
 何でもない。

キュリアと謙次 にひゃくはちじゅういっかいめ!

<前回のあらすじ>
 合法ロリを認めないテルモト、そして禁句を言われ怒るキュリア。
「みんな、何とかして決勝まで行こう。決勝まで行って、あのむかつくロリコン武士を叩きのめそう!」
 しかし、そんなキュリアの言葉に同意するものなど、だれもいないのであった。


↓ 本編 ↓
 キュリア、マリエル、ガイの3人が、闘技場に入場します。
 同時に、相手チームの3人も入場しました。空中に浮かぶ画面によると、相手チームの3人はナロ、ロスタ、リヒトという名前だそうです。
 全身青色で、体中に小さなトゲのあるゴツいモンスターがナロ。白黒のバンダナと漆黒のマントを身に着けた赤髪短髪の細身の男性がロスタ。緑髪の女性がリヒトのようです。
(作者:まぁ、このキャラたちは今回しか出す予定ないので、特徴覚えてもらっても無意味なんですけどね)
『それでは、試合開始してください!』
 フェニックスの声で闘技場の6人が動き出します。
 しばらくしてすぐ、ガイだけが動きを止め、こぶしを構えました。こぶしには雷が宿っていきます。
 これを見て、相手チームのナロはにやりを笑い、動きを止めます。
 ナロは、『音速で直線移動することができる』能力を使い、1回戦で活躍したモンスターです。この『直線移動』というのは、相手がその直線上に居た場合は、音速のタックルと化します。
 動きを止めたナロは、すぐにこの能力を使い、音速のタックルをガイに仕掛けます。その上さらに、
「『デッドリーブースト』!」
という魔法を発動しました。この魔法は、相手に直接的な攻撃をした際、その威力の数倍のダメージを上乗せして相手に与える闇属性の魔法です。
 もし、いつも通りのガイであれば、ナロの音速攻撃に対応できず、こぶしに宿した雷の攻撃を発動させることなくナロの攻撃を喰らうことでしょう。
 しかし、今は謙次のサポートがあり、
『今です! ガイさん!』
 相手の攻撃するタイミングにあわせて、ガイに攻撃させることができます。
「うおおおぉぉ!」
 ガイは体の向きを回転させ、一歩さがり、そこからまっすぐこぶしを突き出しました。
 ナロは自分の攻撃をかわされただけでなく、同時にガイの攻撃を食らうことになりました。
「音速でぶっとべ!」
 ガイの『弾いたものを音速で飛ばす』能力により、ナロは音速でゴールに向かって吹っ飛び、リタイアとなりました。

キュリアと謙次 にひゃくはちじゅっかいめ!

<前回のあらすじ>
 1回戦が終わりました。


↓ 本編 ↓
 2回戦のため、キュリアたちはナンバー4チームの試合の後、すぐに移動を開始しました。
 移動を開始してしばらくるすと、観客席へと向かうナンバー4チームとすれ違いました。
「あ、お疲れ様です。みなさん、第2試合頑張ってくださいね」
 ミカエルが言いました。
「あはは、ありがとう」
 引きつった笑顔で、キュリアは言いました。
 ミカエルは言います。
「そんなに怯えなくても、今はいじめたりしませんよ。いじめてもヘキサドームカップのルール上問題ありませんが、今後の試合に響くような重症を負わせると、後でフェニックスさんに怒られますから」
「そ、そうなの……?」
 おそるおそるキュリアが聞くと、ミカエルは笑顔でこう言いました。
「はい。残念ですが、またの楽しみとして取っておきます」
「いいから! 取っておかなくていいから!!」
 珍しくノリツッコミを入れるキュリア。必死さが伺えます。
「いつまでそんなくそばばあと話してるでござる、ミカエル」
 テルモトが何気ない感じで言いました。
「……誰が、くそばばあだってぇ~!?」
 禁句を言われ、キュリアは即座にテルモトに殴りかかりました。
 しかし、テルモトの手前でキュリアは見えない壁に阻まれます。
「空間をそこで分断したでござる。老婆の癖に幼女の皮を被っている輩をくそばばあ呼ばわりして何が悪いでござるか? 拙者は合法ロリなど断じて認めん!」
 寒気すら感じるテルモトの発言に、キュリアだけは怒りを覚えていました。
 しかし、
「行こう、みんな。こんなロリコン馬鹿と言い合いしても時間の無駄だよ」
 キュリア以外誰も言い合いなんてしていませんが……。
 しばらくして、指揮官室に着いたところでキュリアが言います。
「みんな、何とかして決勝まで行こう」
 謙次、マリエル、ガイの3人はうなずきます。
「決勝まで行って、あのむかつくロリコン武士を叩きのめそう!」
 しかし、そのキュリアの発言には、3人ともうなずきませんでした。
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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