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キュリアと謙次 にひゃくななじゅうごかいめ!

<前回のあらすじ>
 ヘキサドームカップのルール
・戦闘員3人と指揮官1人を1チームとする。
・トーナメント形式で試合を行う。
・対決する2チームは、相手チームの戦闘員を全員、ゴールに入れれば勝利となる。
・人(キュリアを除く)を殺した場合、殺人犯として現行犯逮捕されるため、即失格となる。
 現在、キュリア・マリエル・ガイ VS デビル・ミー・レイリーの対決中です。
 前回、空中にガイが移動したところで終わっています。


↓ 本編 ↓
 ガイはテレパシーで謙次に尋ねます。
『上空から敵を攻撃してくれって言われたからここまで移動したが、一体どいつを攻撃すればいいんだ? 謙次』
 ガイの視界には、大量のデビルとミーの姿が見えます。
『ガイさん。あなたが今攻撃しようとしている対象は、すべてレイリーが作りだした分身です』
『はぁ? つまり、本物は闘技場にいねぇってことか?』
『いいえ。しかし、ガイさんは本物のデビルとミーを認知することはできません』
『どういうことだ? ひょっとして、レイリーの能力で、本物は周りから見えないようにできるとか?』
『違います。ガイさんが本物のデビルとミーを認知できないのは、デビルの能力が働いているからです』
『デビルの能力……?』
『「存在感を操る」能力。この能力のせいで、デビルとミーの存在感は薄れ、姿を見られても存在が認知できなくなっているのです』
『なんだって!? ……レイリーは本物なのか?』
『はい。彼は本物です。彼は分身に紛れて攻撃をし、本物が割れているので、デビルの能力で存在感を消す意味がないんです』
『消す意味がない? どういうことだ?』
『デビルとミーの存在感を消す。この行為は、「分身のどれかに本物のデビルとミーがいる」と信じ込んでいるはずの相手に対し、かなり有効な手なんです』
『そういうことか!』
 どういうこと?
(作者:謙次のサポートがなければ、ガイは今、本物が存在感を消しているとは知らず、分身のどれかを攻撃するでしょう)
『なので、この状況下ではデビルとミーは完全に油断しています。まさか相手が、分身ではなく、認知できないはずの自分を攻撃してくるとは思っていないでしょうから』
『確かに! これはチャンスかもな! ……だが、結局俺はどこを狙えばいいんだ? あいつらが姿をくらませている以上、俺もどこを攻撃すればいいかわからねぇぞ?』
(作者:ここで、ガイが当てずっぽうに攻撃してしまうと、敵の油断が解けてしまいます。偶然にもその攻撃が当たれば、問題ないのですが)
『そこで、ガイさんに尋ねたいことがあります』
『……な、なんだよ?』
 突然の謙次の言葉に戸惑うガイでしたが、この後の謙次の質問で更に戸惑うことになります。
『1+3は?』
『……は?』
『1+3は?』
『……4だな』
『犬も歩けば?』
『……棒に当たる』
『……よし、今ですガイさん! 闘技場の何もない所を5ケ所攻撃してください』
『……はぁ!?』
『早く!』
『……訳のわからない質問をしたかと思えば、急に急かしやがって……』
 そう文句を言いつつも、ガイは素早く雷の魔法を構えます。
「『ボルテージアロー』! 五連打ぁ!!」
 謙次の言う通り、全くのランダムで何もないところを狙うガイ。しかし、5発中2発は見事デビルとミーに直撃しました!
 ……ところで作者、『1+3は?』と『犬も歩けば?』の質問の意味はなんだったんだ?
(作者:乱数調整)
 は?
(作者:ガイに上手く攻撃を当てさせるには、2つの方法があります。1つは、謙次がデビルとミーの位置を正確にガイに伝えること。しかし、デビルもミーも、闘技場のどこかという、ほとんど特徴のない場所にいたため、この方法には無理があります。もう1つの方法は、ガイに当てずっぽうの攻撃をさせ、かつ、その攻撃が確実にデビルとミーに直撃することです)
 その方法も無理があるよな。完全に運任せじゃん。
(作者:その運任せの結果を、謙次は自分の能力で知ることができるのです。ガイにいくつか質問をすると、質問をする前とした後とで、ガイが攻撃する場所が変わるのです)
 え? そんなことってあるの?
(作者:ゲームでのランダムなイベントは全て、それまでの行いで決まります。ゲームでそうなのだから、実際のこういう戦闘とかでもそうなんでしょう?)
 その理屈はおかしい。
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キュリアと謙次 にひゃくななじゅうよんかいめ!

ケーケー「ちょっと忙しかったから今回も短めで」
イノブン「どうしたんだ?」
ケーケー「実は、今日ミーティングがあって、資料作成が大変であんまり寝てないんだよね」
イノブン「ほう……」


今日の日付に変わったころ。
ケーケー「さて、ミーティング資料作らなきゃ」
このあとめちゃくちゃ艦これした。


イノブン「これのどこが忙しかったって?」
ケーケー「魔が差したんや」


<前回のあらすじ>
 デビル:自分や仲間の存在感を消すことができる
 レイリー:分身をたくさん作れる
 ミー:なんでも防御する雲をどこにでも作れる
 果たして、キュリア達はこんなチート集団に勝つことができるのだろうか!?


↓ 本編 ↓
 その時突然、闘技場からガイの姿が消えました。
『おーっと! ガイが突然姿を消した! どこに行ったんだ!? ……上だ!!』
 フェニックスの実況した通り、ガイは上空に瞬間移動していました。ガイの下に3個、雷で出来たリングが見えますね。
『今の瞬間移動はどのように行われたのでしょうか? ガイは、「体で弾いたものを音速で飛ばす」能力を持っています。このアナザーミーンズによって、逆に自分自身を音速で飛ばすことも可能なのです!』
 アナザーミーンズ、久々に聞いた気がしますね。
(作者:Another Means。もう一つの手段、という意味です。Means[ミーンズ]は、『意味』という名詞の複数形ではなく、手段と訳されることにご注意下さい)
 英語の説明はどうだっていいわい。アナザーミーンズというのは、個体能力のもう一つの使い方のことです。たとえば、ガイの能力は『体で弾いたものを音速で飛ばす』能力です。ただ『体で弾いたものを音速で飛ばす』ことしかできないのであれば、ガイ自身が音速で飛んでいくことはありません。にもかかわらず、実はガイ自身も飛ばすことができるんですよねー、というのがアナザーミーンズです。ちょっと分かりにくいかもしれませんね。分からなくても、この先の話を読むのに支障はないかと思われるので、ご安心下さい。
 フェニックスの解説は続きます。
『しかし、もし音速で静止せずに飛んだ場合、大気圏外に飛んでいってしまいます』
 手計算したところ、高度700kmまで飛んで行くことになります。
(作者:なお、重力が高度関係なく一定で地表の重力と同じと仮定した上での話であり、空気抵抗は考えないものとします)
 物理や数学の問題文みたいなのやめい。
『そこで、ガイは静止したい位置に電気の環っかを作り、電磁力により急停止したのです! こうすることで、まるで瞬間移動したかのように、素早く上空に移動できたのです!』

キュリアと謙次 にひゃくななじゅうさんかいめ!

<前回のあらすじ>
 キュリア・マリエル・ガイ VS デビル・レイリー・ミーの対決が始まろうとしていました。


↓ 本編 ↓
 バトル開始のゴングと同時に、デビル・レイリー・ミーの3体の分身が大量に現れました。
「こ、これは一体……!?」
 キュリアがおどおどしている所に、大量の分身が飛び込んできました。
「うわっ!?」
『逃げるなキュリア! そいつらは全員分身だ! 当たることもない光の像だ! 俺の合図があるまでその場で構えていてくれ!』
 慌てて避けようとしていたキュリアに、謙次はテレパシーでそう伝えました。
 飛びかかって来た分身が数十体通り過ぎたところで、
『今だ! キュリア! 正面から来たやつに殴りかかれ!』
 謙次の言葉の通り、キュリアは正面からやって来たレイリーに殴りかかろうとしました。
 やって来たレイリーはどうやら本物らしく、
(どうして分身と本物の区別をつけたんだ!?)
 と言わんばかりの表情をしていました。
 しかし、レイリーの前に突如、ふわふわの雲のような何かが現れました。
「なっ!?」
 突然のことに驚くキュリア。キュリアの拳がその雲に当たると、凄まじい弾力に拳が弾かれ、闘技場の壁までキュリアが飛ばされていきました。ゴールに入れられなくてよかったですね。
(作者:闘技場の壁にゴールがあり、そのゴールに入れられると失格となります)
 ここで、フェニックスの実況が入ります。
『おーっと! さすがは世に名を馳せるシェドの弟子ですね! 今、闘技場にあるたくさんの分身は、レイリーの「散乱を操る」能力によるもの。彼は光の届く所であればどこでも、自分のイメージを映し出すことができます!』
(作者:光は、空気中の微粒子により、あちらこちらに飛び散ります。これを、『散乱』と言います。この散乱には、『レイリー散乱』と『ミー散乱』とがあります)
 えー読者の方々、このあと数行はどうせ何言ってるか良く分からない説明になる予感がするので、読み飛ばしてください。
(作者:そんなこと言うなよ! 今から、何でそれは青いのかとか、何で雲は白いのかとか、そういうことを説明しようとしてたのに!!)
 予感が当たった!!
(作者:まず、『レイリー散乱』ですが、これは埃や水滴なんかよりもかなり小さな微粒子に光が散乱される現象です。この時、青色の光がよく散乱され、赤色の光はあまり散乱されません。なので、昼間はよく散乱される青色の光が際立つので、空は青いのです。
 夕方になると、太陽光が地表に届くまでに、めちゃくちゃ散乱されるわけです。そうなると、青い色は逆に見えず、散乱されない赤い色が地表に届くのです。だから、夕焼けは赤く見えるのです
 では、『ミー散乱』はというと、……埃や水蒸気が光にさらされると白く見えますよね? この現象がミー散乱です。ミー散乱では、全ての光の色が散乱されます。雲が白く見えるのも、ある程度大きくなった水蒸気が、ミー散乱により散乱されるからです)
 ……あ、話終わった? もう本編戻っていい?
(作者:一応、今の話、レイリーの能力に関係してるんですけどね)
 分かった。じゃあみなさん、もうちょっと読み飛ばしてください。
(作者:レイリーの能力は、正確には、『散乱される光の色と強さを操ることができる』能力です。つまり、光が届く所であれば、自分の好きな色を好きなところから出すことができるのです。よって、自分たちの分身を出しているのです)
 ……今度こそ終わったな? じゃあ本編を始めるぞ?
 フェニックスの実況の続きです。
『次に、レイリーの前に現れた雲は、ミーの能力によるもの。ミーは、「凄まじい弾力を持つ雲を作り出す」能力を持っています。彼女の雲の前では打撃はもちろん、魔法さえも無力化します』
 チート乙。どうせ、どこからでもその雲を出せるとか言うんでしょ?
『さらに凄いことに、この雲は好きなところに出現させることができます。よって、自分を守るだけでなく、今みたいに仲間を守ることもできるのです!』
 やっぱり。

キュリアと謙次 にひゃくななじゅうにかいめ!

<前回のあらすじ>
 最初の対戦相手は、見た目に反する強敵デビルのいるチームのようです。
キュリア「さて、1試合目からこんな感じだけど、私たちをサポートする準備はいい? 謙次」
謙次「はい! 気合! 入れて! 行きます!」


ケーケー「このセリフで謙次が敬語なのは、マリエルとガイにもこの言葉を向けていたからです」
イノブン「そうか。キュリアに敬語だから、やけに違和感があったんだが、そういうことなら」
ケーケー「まぁ、本当は比叡の『気合! 入れて! 行きます!』というセリフを盛り込みたかっただけなんだけどね」
イノブン「そっちかよ!? ……ん? てか、飛影ってそんなセリフいうキャラだったっけ?」
ケーケー「飛影はそんなこと言わない!! 戦艦の方の比叡!!」


↓ 本編 ↓
 ヘキサドームの闘技場をガラス越しに見れる部屋、謙次はその部屋から闘技場を見ています。
 視線を上げると、対面にもガラス貼りの部屋があり、そこにはシェドが居座っていました。
 体のラインは筋肉がそこそこついた男性そのものなのですが、肌は紫色で、クマができるあたりが真っ赤に染まっています。
(作者:かなり前に出したキャラなので、私ですら完全に特徴を忘れていました)
 そして、闘技場のすみの6箇所のくぼみから、それぞれ1人ずつ人影、またはモンスター影が現れました。このくぼみは、バトル中はゴールとして扱われます。
 謙次側のゴールからは、キュリア・マリエル・ガイの3人が、シェド側のゴールからは、デビルと他2体のモンスターが現れました。
(作者:なお、この時代ではモンスターを『体』と数えず、人間同様『人』で数えます)
 お、そういえばそうだったな。えーと、シェド側のゴールからは、デビルと他2人のモンスターが現れました。……違和感しか感じないけど、本当にいいのかこれで?
(作者:……まぁ、読者に伝わればいいから、イノブンが表現する分にはどっちでもいいや)
 ここで、フェニックスのアナウンスが入ります。
『さて! 選手の入場です! 西側のチーム、指揮官、丸越謙次! 戦闘員、キュリア、マリエル、ガイ! 対する東側のチーム、指揮官、シェド! 戦闘員、デビル、レイリー、ミー!』
 フェニックスのアナウンスに合わせて、選手の顔が画面に映し出されました。今の紹介によると、レイリーはガンマンを小人風にデフォルメしたようなモンスターで、ミーは女の子が羊の毛を全身にまとったような感じのモンスターのようです。
『さて、選手の紹介も終わったところで、みなさん、戦闘準備はよろしいですか!? ……それでは、バトルを開始して下さい!!』
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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