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キュリアと謙次 ひゃくごじゅうよんかいめ!

ケーケー「最近更新する暇があまり取れない」
イノブン「まあでも、あんまり書かないと、閲覧者数減るぞ?」
ケーケー「なるべく更新できるときは更新するので、勘弁して下さい」
キュリアと謙次のまとめサイトはこちら → http://www.wa.commufa.jp/~ksk/culia.html


「ルールは単純明快。ここにあるボードのスイッチを全て点灯させればクリアだ。制限時間は開始してからちょうど24時間」
 そう言って、ジャンクは縦横10センチぐらいの正方形のボードを取り出しました。
「このボードには、100個のスイッチ兼ランプが取り付けられている。ボード上のスイッチを押すと……」
 ジャンクは100個の内の1個のスイッチを押しました。すると、100個の内、どこか4個のスイッチが点灯しました。
「このように、あらかじめ決められた規則によって、スイッチが点灯したり……」
 さらにジャンクは、先ほど押したスイッチとは違う位置にあるスイッチを押しました。すると、先ほど点灯したスイッチのうち1個が消え、新たに2個のスイッチが点灯しました。
「消灯したりする」
 ジャンクはボードの一番左上にあるスイッチを押しました。すると、ボード上のスイッチが全て消灯しました。
「なお、僕らはこのゲームで必ずしも、全てのスイッチを点灯できることを保証しない」
「え? どういうこと?」
 キュリアが聞くと、ジャンクは言います。
「確かに、お前がすべてのスイッチを点灯させればゲームクリアだ。裁判を免れることができる。だが、お前はその全てのスイッチを点灯させられるとは限らない。もし、どうやっても全てのスイッチを点灯させられないと感じたら、23時間以内にこの赤いボタンを押してくれ」
 ジャンクはそう言って、大きめの赤いボタンを取り出しました。
「23時間以内にボタンを押した場合、僕が30分でボード上のスイッチを全て点灯させられなかったら、ジェノサイド、お前の勝ちだ。だがもし、僕が30分以内にボード上のスイッチを全て点灯させてしまった場合、ジェノサイドの負けとなる」
 なるほど。ボード上のスイッチをすべて点灯することは無理だと分かれば、赤いボタンを押せばいいというわけですね。
「また、23時間経過した場合、このボタンを押しても無意味だ」
 つまり、スイッチを全部点灯させられない場合は、あと1時間残した状態で赤いボタンを押さなければならないというわけですね。
「説明は以上だ。もう一度繰り返そうか?」
 ジャンクが言いました。
「ひょっとしたら、今の説明の中に重要な内容があるかもしれないよ? どうする、キュリア」
 フェニックスが言いました。ジャンクは小声で『余計なことを』とフェニックスに告げ口します。
「……そうだね。それじゃあもう1回、説明をお願いしようか」
 キュリアが言うと、ジャンクは
「分かった。ルールは単純明快。ここにあるボードのスイッチを全て点灯させればクリアだ。制限時間は開始してからちょうど24時間。このボードには、100個のスイッチ兼ランプが取り付けられている。ボード上のスイッチを押すと……、このように、あらかじめ決められた規則によって、スイッチが点灯したり……消灯したりする。なお、僕らはこのゲームで必ずしも、全てのスイッチを点灯できることを保証しない。もし、どうやっても全てのスイッチを点灯させられないと感じたら、この赤いボタンを押してくれ。23時間以内にボタンを押した場合、僕が30分でボード上のスイッチを全て点灯させられなかったら、ジェノサイド、お前の勝ちだ。だがもし、僕が30分以内にボード上のスイッチを全て点灯させてしまった場合、ジェノサイドの負けとなる。また、23時間経過した場合、このボタンを押しても無意味だ。説明は以上だ。もう一度繰り返そうか?」
 機械的に、先程と同じ説明を、先程と同じ動作を交えて繰り返しました。
「いや、もういいよ、ありがとう」
 キュリアはそう言って説明を繰り返さなくてもいいことを伝えると、
「では、何か不明な点はあるか?」
 ジャンクが言いました。キュリアは、
「なら、一つだけ。『あらかじめ決められた規則によって』ってことは、外部からアンタたちがそのボードに遠隔操作することはないってことだよね?」
「ああ。僕らは全く操作しない。もちろん、僕らが他の誰かに依頼して、外部から操作させることもない。そのボードのスイッチの点滅状態は、お前がどのボタンを押したかによってのみに影響する」
「なるほどね」
「他に質問は?」
「うーん、だったら、謙次も一緒にゲームに参加させていい?」
「……参加させて、どうなる?」
 ジャンクが尋ねると、フェニックスが答えます。
「簡単さ。キュリアの足手まといになってくれる。僕たちに有利だ」
 フェニックスの言葉を聞いて、ジャンクは言います。
「……だな。なら参加を許可する。ちなみに、魔法は使用不可だ。個体能力は……ジェノサイドは使用してもゲームに有利になったりしないな。そいつの能力はどうだ?」
「今のところ、問題になる能力はないと思うよ。謙次の能力は今のところ『時間を移動する』能力だけだ。謙次の意志では発動できないみたいだから、問題ないはずだ」
 フェニックスの言葉を聞いて、ジャンクは言います。
「なるほど。……なら、能力は特に制限を設けなくてもいいか。よし、ではゲームの賭け条件を確認しよう。もう分かっていると思うが、お前たちが勝てば、僕がジェノサイドのために、何か裁判があった場合に精いっぱい弁護することを約束しよう。だが、僕らが勝てば、ジェノサイドに裁判を受けてもらい、さらにそこでの判決をきちんと受け入れてもらう」
「うん。分かった」
 キュリアは頷きます。ジャンクは言います。
「では、さっそくゲーム始めよう。ついて来てくれ」




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キュリアと謙次 ひゃくごじゅうさんかいめ!

イノブン「2日間全く更新なしでこの短さとは何事だオラァ!」
ケーケー「だってー! 別に僕、毎日更新とか言ってないし―!」
イノブン「うるせぇ! そんなこと思ってるのはお前だけだ! 覚悟!!」
ケーケー「ちょww やめww うわああああ!!」
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「……来たようだな」
 ジャンクが言いました。
 フェニックスとジャンクの2人は、聖室庁裁判所の前でキュリアを待っていました。
 キュリアはたった今、謙次を連れてそこに到着しました。
「お待たせ」
 キュリアは笑顔を作って言いました。ただ、どこかぎこちない笑顔です。
 謙次はだんだんと不安になってきました。移動中、キュリアに抱えられていたので、キュリアの体の震えを直に感じていたからです。
 キュリアの笑顔も、いつもの笑顔とは違って見えます。不安な感じがビンビンします。
「では、準備はいいか、ジェノサイド。これより、ゲームのルールを説明する」
 ジャンクの言葉は、やたら重みがあるように聞こえました。ついに始まるのです。キュリアの命運をかけたゲームが!




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キュリアと謙次 ひゃくごじゅうにかいめ!

ケーケー「宣伝効果ありましたね」
イノブン「お前、よく29位までランキングあげれたな」
ケーケー「変動はありますが、だいたいそれぐらいの位置にランクしていると思いますので、下のバナーにアクセスして僕のブログのランキングを見てみてください」
イノブン「そうやってランキングへのアクセスをうながし、ポイントを集めて上位に上がろうとしているんだろ? やり方が悪質だな」
ケーケー「……てへぺろっ」
イノブン「ごまかすな」
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 翌日。
「おはよう、謙次!」
「う……ん? うわっ! キュリア、その髪!」
 それはッ! 意外な髪の毛ッ!
「あはは。結局昨日は上手く寝付けなくて、きっとそのせい」
 キュリアの髪が寝ぐせですごいことになっています。まあ、自分の命が絡むわけですし、上手く寝つけるわけがないですね。
 しかし謙次はぐっすり眠れた様子。
(作者:逆に考えるんだ。{キュリアの命を}あげちゃってもいいさ、と)
 いやダメだろ! そういう意味じゃないから!
 謙次が寝つけたのは、昨日遊び疲れたからです。いや、それにしても友人の死を目前にしてぐっすり眠れるのは異常なことですが。
「さて、着替えてごはんを食べよう。あと1時間で出発するよ」
「ああ、分かった」
 そう言って、謙次はキュリアのあとをついていきます。その時、謙次は見ました。キュリアの体が小刻みに震えていることに。




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キュリアと謙次 ひゃくごじゅういっかいめ!

ケーケー「わーい、また2拍手!」
イノブン「こんなクズ野郎の書いた小説に拍手してくださった方、本当にありがとうございます」
ケーケー「ひどい!! ……あ、そういえば毎回、記事の下にブログランキングのバナーがあるじゃないですか」
イノブン「ああ、あれな」
ケーケー「あれをクリックしていただくと、(おそらく週に1回)このブログにポイントが入るので、ランキングで上位に上れます。また、このブログがランキングでどの位置にいるのか確認することができますので、興味のある方は是非クリックしてみてください!」
イノブン「……お前は、自分の実力に頼らずに閲覧者をあてにしてるから、閲覧者数が少ないんだよ」
ケーケー「常々ひどい!!」
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「明日のための対策なんて、何もすることないんだけどね」
 キュリアは言いました。
 キュリアと謙次は、以前一緒に買いに行ったゲームで遊んでいました。
 キュリアは続けて言います。
「強いて言えば、よく遊んでよく寝て、万全な状態で明日に臨むことかな」


「ほら謙次、きれいでしょ?」
 キュリアが謙次に語りかけました。
 初めて登ったこの家の屋根の上。謙次がこの時代に来る前、地元で見たことのある夜空とは違い、トランズ島の夜空は星々が瞬いていた。
(完全に、諦めムードじゃないか)
 謙次は思いました。今日という日を楽しく過ごす、それは本来なら、明日死ぬことを受け入れて、悔いのないように残った時間を過ごそうという意志の表れなのでしょう。
(……でも、やっぱり違うよな)
 キュリアには、そんなつもりはありません。キュリアは気前よく、明るく、優しく、積極的で、謙次の尊敬できる人物ですが、自分が死ぬことだけは何が何でも拒みます。そんな人が、自分の死を受け入れるわけがありません。
(……ごちゃごちゃ考えてもしょうがないな)
 キュリアは『クオリア障害』です。そう思わせないように彼女なりの努力をしているため、普段はそれを気付かせないでいるのですが、今回のこの行動は、キュリアが『クオリア障害』であるからこそ取った行動でしょう。
(キュリアがそうしたがっているんだ。今日という日を楽しもう!)




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キュリアと謙次 ひゃくごじゅっかいめ!

ケーケー「まさかここまでいくとは」
イノブン「100回目を越えることすら、夢にも思っていなかったのにな」
ケーケー「なら今度は、1000回目を目指そう」
イノブン「何年後だよ!?」
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「……謙次、私もうどうしたらいいか分からないよ」
 キュリアが言いました。すごく思いつめたような表情をしています。
「今まで私は、きちんと反省してきた。いや、もちろん反省して許されるものじゃないっていうのは分かってる。だけど、その努力が無に帰るような気がして、……もう分からない!!」
 キュリアはそう言って、『ぬあーん』等のよく分からない声をあげて泣き始めました。
(……どうしたんだよ、キュリア)
 謙次は心の中で呟きます。
(いや、どうしたのかは分かってる。死刑宣告されて、取り乱しているんだ。だけど……)
 謙次はキュリアの言った言葉の意味を考えます。『反省』、『許される』、『努力』。謙次は聞いてすぐにその意味を理解することはできませんでしたが、キュリアは何を『反省』しているのか、キュリアは何から『許される』ことを望んでいるのか、キュリアは何に対して『努力』してきたのか。それらを考え、謙次はある結論に至りました。
(まずい!! キュリアは暴走しようとしている!! またどこかで人を殺そうとしている!!)
 先程挙げたキーワードは、すべて『バルカン半島大量虐殺事件』に関連しているのです。キュリアは人を殺めたことを『反省』し、虐殺したことから『許される』ことを望んでいたのです。
 もちろん、それは現実世界でもこの話の時代でも許されるようなものではありません。キュリアもそれは分かっています。しかしそれでも、キュリアはその罪を償おうと『努力』してきたのです。
(……まさか、手始めに俺を殺そうってんじゃないだろうな、キュリア)
 主人公のくせして、小物の考えそうなことを思い浮かべる謙次。しかし、そうやってガクブルする謙次を見て、キュリアはハッとさせられたのです。
「わ、私は一体、なんてことを考えていたんだろう……」
 暴走しそうになったキュリア。しかし、キュリアは自分の身可愛さに虐殺を『反省』していたのではありません。きちんとそれが悪であると認め、その上で反省していたのです。
 暴走するのはダメ。しかし、これから自分はどうすればいいのだろう。キュリアはまた迷走します。
 そんなキュリアを見て、謙次は思いました。
(キュリアは、強い)
 もちろん、戦闘能力ではなくて、心が強い、という意味です。
 『クオリア障害』から来る暴走欲に耐えた。30年前、虐殺事件を起こしたキュリアならば、こんなことはなかったでしょう。しかし、命を狙われ続けたこの30年間で、キュリアは精神的に強くなっていたのです。
 謙次は自分が情けなくなりました。そして、今キュリアにどんな言葉をかけてやるべきか、真剣に考えます。
「なあ、キュリア」
「ん?」
「その、聖室庁裁判所に訴えられて、ゲームに勝ったやつはいないのか?」
「……いるよ」
「だったら……」
「3人だけ」
「……え?」
「289人中3人だけ。だから、だいたい99%の確率で私は死刑になる」
 えーと、計算計算。(289-3)÷289=0.9896193…、だいたい99%ですね。
「だったら、まだ可能性があるじゃないか」
「……え?」
「0%じゃないならあきらめちゃだめだ! 希望は捨てちゃだめだ! ……その、なんていうか、えーと……」
 謙次は言葉に詰まりました。おい主人公、しっかりしろよ。
「死ぬことを前提として考えるな! 死なないために今できることだけを考えろ!」
「け、謙次……」
 キュリアは驚かされました。他の人と比べ、コミュニケーションがうまくとれない傾向にある謙次が、こんな状況で、こんな主人公っぽいセリフを言うだなんて。
(作者:ちなみに、1%でもあるならみなさん、あきらめちゃだめですよ。僕だって、ノー勉で受けた5択マークの資格試験で6割以上正解して合格していますから)
 ふざけんな!! 今一生懸命に勉強している人たちの努力を否定するようなことを言うな!!
「分かったよ、謙次」
 キュリアは涙をぬぐって、笑顔で言います。
「今日という日を、楽しく過ごそう!」
 え?




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キュリアと謙次 ひゃくよんじゅうきゅうかいめ!

ケーケー「昨日更新したばかりの話が、もう2拍手あるとは……」
イノブン「予想以上に評価されてるな。もうちょっと頑張れよ」
ケーケー「頑張った結果が2日連続更新さ!」
イノブン「……それで威張られても困るんだが」
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「いやー、あなたが賛成してくれて、本当によかったですよ」
 聖室庁裁判所内にて、銀髪の青年がフェニックスに言いました。
 フェニックスは言います。
「もともとそう決めていたって言っただろ、ジャンク。『僕以外の10人がキュリアの死刑に賛成を出したら、僕も賛成する』って」
「そうですね。でもこれでやっと、あの忌々しいジェノサイドをこの世から追い出すことができます。いやー、すがすがしい気分です」
(作者:ジェノサイドは、キュリアのあだ名です)
 ジャンクと呼ばれた青年はフェニックスを見て、不思議そうな顔を作って続けます。
「おやー? フェニックス、あなたは不満そうですね」
「当然だよ。30年間つきあって来た友達の死を喜ぶ人がどこにいる」
(作者:この時代では、今みたいにモンスターに対しても『人』と呼ぶこともよくあるのです)
「確かに間違っているのは僕の方だ、分かるよジャンク。キュリアは102人もの人を殺した殺人鬼だ。キュリアが生きていてはいけない存在だっていうのは分かっているんだよ」
「そうですね。ジェノサイドが生きているのは、フェニックスの三大失態の一つですからね」
「……ジャンク、今日はやけに僕の心をえぐるね。僕が君に何か嫌なことでもしたかい?」
「常にしているじゃないですか。椅子の下にダイナマイトを仕掛けるとか、冗談もほどほどにしてほしいですよ。僕は魔法も使えなければ、鍛えてないので肉体も強くないのですから」
 一息おいて、ジャンクは続けます。
「まあ、その代わり、僕にはゲームに勝つと、相手に言うことを聞かせる能力がある。この力で明日、キュリアの人生を絶ってやる」
「まあ、今度行うゲームは24時間使うものだから、本当にキュリアが死ぬのは明後日だけどね」
 フェニックスは一息おいて、続けて言います。
「だが、果たして本当にキュリアに勝てるだろうか? キュリアは自分より強い人たちとの決闘を幾度となく乗り越えてきたほどの思考・強運の持ち主だよ」




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キュリアと謙次 ひゃくよんじゅうはっかいめ!

ケーケー「星室庁裁判所で魔女狩りが行われたり、ジャンヌ=ダルクが殺されたりしたんだと勘違いした僕が通りますよ」
イノブン「間違った知識を与えないように気をつけろよ」
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 星室庁裁判所[せいしつちょうさいばんしょ]。それは現実世界にイギリスにありました。15世紀あたりによく使われ、国王の権限を強くするために、貴族などの力のある人たちをさばける裁判所でした。普通の法だけでなく、慣習法でさばける、そんな裁判所だったらしいです。
(作者:聖室庁裁判所[せいしつちょうさいばんしょ]。それはキュリアたちがいる時代にある裁判所です。法で裁けなかった犯罪者を裁くための裁判所で、フェニックス含む11人の全会一致により、誰を裁くか決めます)
「私はそんな裁判所で裁かれることになる。裁かれたら100%、死刑判決だよ」
 キュリアは弱々しい声で謙次に説明しました。
「裁かれたらって、……フェニックスは『名前が挙がった』としか言ってなかったけど、それって裁かれるって意味なの?」
 謙次の問いに、キュリアは少し考えて答えます。
「だいたい、ね」
「だいたい?」
「ジャンクって人が全会一致の11人の中の一人なんだけど、聖室庁裁判所に呼ばれたら、その人が行うゲームに挑戦しなければならないんだ」
「ゲーム?」
「うん。ジャンクは『ゲームでの賭けを必ず実行させる』能力を持ってるんだ。そして、ジャンクの出すゲームで勝てる可能性はとても低い」
「……えっと、つまりどういうこと?」
「ゲームで賭ける内容は、『被告が勝ったら今後行われる裁判でジャンクが精いっぱい弁護する。ジャンクが勝ったら被告は裁判の内容・判決を全てうのみにする』というものなんだ。つまり、私が明日、裁判所で行われるゲームで負けたら……」
 その言葉の続きを、キュリアは言いませんでした。キュリアが最も嫌うことで、しかもそれが目の前に迫ってきているとなると、言いだしづらかったんでしょう。
 死ぬ、ということを。




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キュリアと謙次 ひゃくよんじゅうななかいめ!

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「では、われわれはこれで」
 シェドはそう言って、デビルとともに去って行きました。
「マリエルにひどいことをしたって言うから、何かと思ったけど、たいしたことじゃないっぽいね。安心したよ」
 キュリアは謙次に笑顔で言いました。
「しかし安心したのもつかの間。君のその安心はすぐに恐怖へと変わる」
「うわっ! びっくりしたー。なんだよ、フェニックスかよ」
 声がしたので謙次は振り返りました。そこにはフェニックスがいました。こいつ、いつの間にキュリアの家に入った?(作者:今キュリアたちは玄関の前で立っている状態です)
「……どういうこと、フェニックス?」
 キュリアは真剣な顔で尋ねます。するとフェニックスの顔はいつものにこやかな顔から一変し、真顔になります。なにこのフェニックス、こわい。
 フェニックスは静かな、重みを帯びた声で言います。
「聖室庁裁判所[せいしつちょうさいばんしょ]で君の名前が挙がった。明日、イギリスのロンドンにある聖室庁裁判所に来るように。場所はこの紙切れにメモしてある。話は以上だ。じゃあ」
 フェニックスはそれだけ言って去って行きました。フェニックスが去っても、キュリアは微動だにしません。
「キュリア?」
 謙次は心配そうにキュリアの顔をのぞきます。そこには絶望に満ち溢れたキュリアの顔がありました。




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キュリアと謙次 ひゃくよんじゅうろっかいめ!

ケーケー「やはりブログでの発言は、強制力を持ちますね」
イノブン「これで今日更新しなかったら、閲覧者数が平均1人になるだろうな」
ケーケー「うわー、それは嫌だ。……でも1人は来てくれるんだ」
イノブン「うん。このブログをホムペにしているお前のカウントだけどな」
ケーケー「え?」
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 一方マリエルサイドでは、
「……そんなことがあったのか」
 シーノはシェドがキュリアたちにした話と同じ話をマリエルから聞いたのです。ちなみに、マリエルはシーノだけに話を聞かせたかったためか、すごく低速飛行しており、まだ2人は海上です。
「確かに、魔法の才能があるからって、お前の自由を奪って修業させたのはよくないよな」
 シーノがそう言うと、マリエルは強く言います。
「そうよ! あの男はろくでもない悪人なのよ! ……キュリアたちも何か悪いことをされなければいいのだけれど」
 マリエルの言葉を聞いて、シーノは思いました。
(……私が見た感じ、あのシェドというモンスター、悪いやつではなさそうだった。だが、マリエルはそいつに自由を奪われた挙げ句、自由を取り返そうと全身全霊で挑んでボロ負けした。2度もそいつに自分の意志をへし折られているんだ。だから恨んでいるんだろう)
 さすがシーノ。ナイスな分析。
 その後すぐに、彼女たちは自宅のある島に着きました。
「号外ー! 号外でーす!」
 自宅への帰路で、そんな声が聞こえました。
 マリエルは号外を受け取りに行きます。しかし、それを受け取った瞬間、
「な……!? シ、シーノ、……これ」
「……どういうことだ、おい!?」
 こいつ、死んでるじゃねえか!?
(作者:ネタを挟むなって)
 てへぺろ。
(作者:正しくは、『こいつ、もう死んじゃうじゃねえか』です)
 え?
(作者:そのニュースを見た二人は、先ほど話していたマリエルの過去などどうでもよくなりました)




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パズドラ楽しいです

イノブン「また小説じゃないのか!」
ケーケー「…というわけで、今日はiPadからの更新です」
イノブン「流された! 閲覧者の気持ちを代弁したつもりなのに!」
ケーケー「完全に持病が復活したみたいでして…」
イノブン「いままでいい感じに更新できてたのに、また五月病になったか」
ケーケー「今日中に一回分更新するので勘弁して下さい」


イノブン「さて、パズドラ?」
ケーケー「実は結構好きなんですよ。ルナデスピナス最高!」
イノブン「なるほど、…ということは、闇単色か?」
ケーケー「はい。今のパーティはこんな感じです」
・ルナデスピナス
・虹の番人
・虹の番人
・ヴァンパイアロード
・カオスドラゴンナイト
イノブン「虹の番人は便利がいいもんな」
ケーケー「はい。あと最近頑張ってヴァンパイアロードのスキルをMAXにしました」
イノブン「なるほど、あの攻撃態勢が5ターンで使えるのか」
ケーケー「デカワルりん20体の量産は大変でしたよ。スキルレベルアップ率2倍でこれか」
イノブン「ワルりんのレベル上げめんどそうだな」
ケーケー「いや、進化素材のアメリットを手に入れることの方が面倒臭かったです。アメリットが全然でないので、レベルMAXのワルりんがボックスの中にたくさんうずくまってましたよ」
イノブン「まじか」
ケーケー「あと、岩の魔剣士が超絶に欲しいんですが」
イノブン「え? まだ出てないの?」
ケーケー「出てないよ! こんなにレアガチャやってるのに、何故でないんだ!」


イノブン「他にどんなゲームやってるの?」
ケーケー「ぷよぷよですね」
イノブン「ぷ、ぷよぷよ?」
ケーケー「楽しいのですが、上級者の方々になかなか勝てません」
イノブン「ほう」
ケーケー「催促が使えない自分は本当に苦労します」
イノブン「催促?」
ケーケー「2〜4連鎖の小さな連鎖を打って…」
イノブン「え? どこが小さいの?」
ケーケー「相手に本線を打たせることを催促と言うのです」
イノブン「本線?」
ケーケー「一番メインで作っている連鎖です。たとえば10連鎖の本線を構えていて、そこに催促を打たれたとします」
イノブン「お、おう」
ケーケー「仕方なく本線を発火するも…」
イノブン「10連鎖もあったら勝てるだろ」
ケーケー「ところがどっこい、相手も9連鎖を構えていたとします」
イノブン「なんだと!? でも、1連鎖違えば、あのゲームでは雲泥の差だろ?」
ケーケー「確実にフィールドが埋まります。しかし、相手が本線を打っている間に、自分は11連鎖に伸ばすのです」
イノブン「え!?」
ケーケー「というように、ぷよぷよとは、相手に先に本線を打たせるゲームなのです。上級者にとっては」
イノブン「イノブンの知ってるぷよぷよじゃない」
ケーケー「では今回はこの辺で。ではまた」
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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