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キュリアと謙次 ひゃくさんじゅうきゅうかいめ!

キュリアと謙次のまとめサイトはこちら → http://www.wa.commufa.jp/~ksk/culia.html


「では、どこからでもかかってきてください」
 シェドがキュリアに言いました。シェドは余裕たっぷりの様子です。
「じゃあ遠慮なく」
 キュリアはバージョン3(作者:通常時の6倍の能力を発揮できる状態です)になり、シェドに突っ込んで行きました。
 シェドはキュリアの攻撃を軽くかわし、
「『メテオ』」
という魔法を使いました。それはとてつもなく大きな、炎につつまれた隕石でした。どれぐらい大きいかと言うと、島の1部を覆い尽くすほど巨大なものでした。
「……え?」
 謙次はふとあることに気付きました。その隕石はキュリアを飲み込んで、謙次の元へ向かってきているのです。
「え!? ちょっと待って!!」
 謙次はあわてて回避行動を取りますが、凡人の足でこの大きさの攻撃をかわすことは不可能でした。ありがとう謙次。君のことは一生忘れないよ。――完――
(作者:勝手に終わらせるな!!)
 だってさぁ、あんなに大きな隕石に巻き込まれたんだよ。えーと、巻き込まれた奴の名前はなんて言ったっけ?
(作者:『一生忘れない』と言ってなかったか!? 謙次だよ謙次!!)
 ああ、思い出した。……おや? なんだかんだで、謙次は無傷ですね。あんなに大きな隕石に巻き込まれたのに。
(どういうことだ? 確かに俺はあの隕石に飲み込まれたが、痛くもかゆくもなかった)
 謙次がそんなことを考えていると、シェドが説明し始めます。
「私の能力は、『魔法を10倍の大きさに見せる』能力です。今の魔法は本来なら、小さな隕石なのですが、半径が10倍になってしまって、あんなに大きくなったのです。もちろん、これは錯覚なので、魔法の本体部分に触れなければ痛くもかゆくもありません」
 ウホッ、いい能力
(作者:やめないか{ネタに走るのは的な意味で})




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キュリアと謙次 ひゃくさんじゅうはっかいめ!

ケーケー「最近閲覧者が多くてうれしいです!」
イノブン「日平均5人ぐらいじゃないか? かなり多めだな」
ケーケー「これからも是非、『キュリアと謙次』をよろしくおねがいします」
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「そうだ、シェド!」
「いきなり呼び捨てかよ!」
 キュリアにデビルが突っ込みます。キュリアは基本的に『さん』付けで呼ばないので、違和感があったのでしょう。
「何ですか? キュリアさん」
 シェドが尋ねると、キュリアは明るい声で言います。
「せっかく来たんなら私と勝負してよ」
 するとデビルが、
「いやいやちょっと待てキュリア! お前は俺よりも弱いだろ!! そんなお前が師匠に敵うわけあるか!!」
「えー。ダメかなー」
 それに対するシェドの答えは、
「……いいでしょう。その勝負、受けましょう」
でした。
「え!? ちょっと師匠!! 何でそんな勝負受けるんだよ!? 師匠が勝つに決まってんだろ!!」
「デビル、キュリアさんは勝ちたくて私に挑んでいるわけじゃないと思いますよ。彼女は強そうな人と戦ってみたいだけ。ですよね? キュリアさん」
「うん。そんな感じ」
 そういうものなのか。
(作者:まあ、ゲームをやっている人は、1回ぐらいめちゃくちゃ強い人と戦ってみたいと思ったことはありませんか?)
 なるほど、そんな感覚か。
「では、行きましょうかキュリアさん」
 え? どこに?
(作者:外に、じゃないですか? この島は戦場として有能ですから)
 なるほど。……だったら、『表へ出ろ』でよくない?
(作者:それは誰かが失言したときにキレて言うセリフ)
 そうだったか? まあいいや。
「そうだね。謙次、行くよ!」
「ああ」
 今回初めてセリフを言えて、ホッとする謙次でありましたとさ。




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キュリアと謙次 ひゃくさんじゅうななかいめ!

 最近更新遅れ気味ですみません。気をつけますm(_ _)m
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「……お前は!」
 謙次はデビルを見るなり、普段は見せないキッとした顔でデビルをにらみつけました。
 デビルは謙次に対し、まったく反省の色を見せず、
「何だよ? 騙される方が悪いんだろ? 何か文句あるか?」
と生意気なことを言っています。しかし、デビルがそう言うや否や、謙次のキッとした顔つきが、徐々に恐怖で強張った顔に近づいていきます。
(作者:謙次はデビルがキュリアよりも強いというのを知っていますからね)
 え? なんだって?
(作者:いやだから、デビルはキュリアよりも強いんですよ)
 ……なん、だと!?
(作者:シェドの一番弟子で、闇属性魔法の腕もかなりのもの。他属性の魔法も得意で、闇属性と他の属性を組み合わせた魔法を気分で作ってしまうという天才なんです)
 まさかの超エリート!?
(作者:ちなみに個体能力は『存在感を操る』能力。具体的に説明すると、姿は見えているはずなのに、なぜか全く認識されない、ということができるわけです)
 影が薄すぎてどこにいるのか分からないってことだろ? それでキュリアに発見されることなく家に堂々と居吸われたんだし。
(作者:もちろん逆も可能です。相手の死角にいても、自分の存在に気付かせることができます。さらに、存在感を変えるのが自分でなくてもいいのです!!)
 つまり、誰かを他の人から発見されなくしたり、誰からでも発見できるようにしたりできるってこと?
(作者:そういうこと。存在感は、①誰に対する、②誰の存在感という風に指定できます。たとえば、キュリアに対する謙次の存在感を0にすると、キュリアは謙次を発見できなくなります。しかし、マリエルやガイは謙次を発見することができます)
 なるほど。複雑な能力だな。というかその能力強くない?
(作者:そう。魔法の才能と個体能力の強さ。これがデビルの強さなのです。まあ、フェニックスにはなぜかこの能力が通用しませんでしたが)
 そういえばそうだったな。読者の方々はもう忘れていらっしゃると思いますが、謙次もキュリアもデビルを見つけられなかったとき、フェニックスはデビルを見つけることができたのです。
(作者:フェニックスレベルになると、勘の良さとかそういうわけのわからない能力もあるので、なぜか通用しないのです)
 本当になぜだ!? どうせ詳しく考えるのが面倒だからごまかしてるだけだろ作者!!
(作者:ノーコメもありや)
 ねーよ!! 長崎は北西部がよかねーよ!!
(作者:ちょ!! そのネタ知らない人多いだろ!!)
 振ったのはお前だ。何語版だったか覚えていないが。
(作者:……まあいいです。話を進めましょう)
「ちょ!! え!? いや、その、なんで恐がるんだよ!! やめろよ!! 悪かった!! 俺謝るから!! だから頼む、恐がるのはやめてくれ!!」
 よく分からないお願いを謙次にするデビル。それを聞いた謙次の顔は緩みましたが、謙次の頭上に『?』マークが見えます。
「相変わらず、デビルは脅しとかそういうのが嫌いみたいですねえ。いいことです。同時に他人への嫌がらせも嫌いになってほしいのですが」
「ふん! 甘いぜ師匠! 他人への嫌がらせは俺の生涯……、ぎゃあああああ!! やめて!! 『ライトニングサーキット』はやめて!!」




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キュリアと謙次 ひゃくさんじゅうろっかいめ!

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「ふんふーん」
 キュリアは楽しそうに雑巾がけしています。
「……よしっ! レベルアップ!」
 謙次も楽しそうにゲームのレベルアップ作業をしています。家主が掃除中なのに、何様なんですかねコイツ。
 と、そんな時のことでした。
 コンコン、とドアをノックする音がしました。
(作者:良い[イー]ノックだ)
 古い!! ネタが古い!!
「ん?」
 この家のドアがノックされることはまずないので、キュリアは気のせいかなと思っていました。
 しかし、
「ごめんください。キュリア様は御在宅でしょうか?」
 家の入口、ドア越しに男性の声が聞こえました。しかも、たいていの人はキュリアをジェノサイドと呼び罵声を浴びさせるはずなのに、訪問者はやたら丁寧な物言いをしています。
「いますよー」
 そうキュリアが返事をすると、
「あなたとお話がしたいと思い、参りました。家に入れていただいてもよろしいですか?」
 訪問者の言葉に、キュリアは驚きました。この家を訪れる者は、たいていキュリアの許可を得ることなく、勝手にドアを開けて入ってきます。今までこの家を訪れた人の中に、こんな丁寧な物言いをする人はいなかったのです。
「あ、どうぞ」
 慣れない状況に戸惑いながらも、キュリアは客人を招き入れました。
 キュリアがドアを開けると、そこにいたのは人間でなく、モンスターでした。
 そのモンスターの体型は人間っぽく、紳士のようなかっこうをしていました。ただ、皮膚の色が紫色で、両目の下、頬の上部あたりに赤い三日月のような模様がありました。
「あ、えーと、シェド……さん?」
 初対面でしたが、そのモンスターは有名人(作者:この時代ではモンスターのことを人と呼んだりするので、有名『人』であってます)なので、キュリアはそのモンスターの名前を知っていたのです。
「先日は我が弟子がご迷惑をおかけしました」
「弟子?」
 シェドの言葉に首をかしげるキュリア。しかしよく見ると、シェドの隣に小さな黒いモンスターがいました。デビルです。
 みなさん覚えているでしょうか? 謙次がこの世界に来たばかりの頃、『存在感を操る』能力を使ってこっそりと謙次に近づき、キュリアは悪魔であるという作り話を聞かせた迷惑なモンスターです。というか、見た目と名前からして、悪魔はお前だろ。
「さあデビル。反省の言葉は?」
 シェドが促すと、デビルは腕を組み、どや顔で、
「よかったじゃねえかキュリア! 謙次に嫌われずに済んで! これは俺のお手柄だな!! ……うぎゃああああ!?」
 デビルに電撃走る!! あ、もちろんシェドの魔法によるリアル電撃です。
「さあデビル。反省の言葉は?」
「謝る! 謝ります!! だから『ライトニングサーキット』だけはやめて!!」
 『ライトニングサーキット』が先ほどのシェドの技みたいです。自分の体からある特定の場所に電撃を行う魔法らしいです。
「ま、まあでもデビルの言う通りだよ。デビルがいなかったらなかなか謙次に本当のことを打ち明けられなかっただろうし」
「キュリアさんがそこまで言うなら、……デビルも『ライトニングサーキット』だけはやめてほしいようですし」
「……ふう、助かっ……」
「おしおきは『メテオバーン』程度にしておきますか」
「だからやめてぇ!! 許してぇ!!」




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キュリアと謙次 ひゃくさんじゅうごかいめ!

ケーケー「更新大いに遅れて申し訳ございませんでした」
イノブン「なにかあったの?」
ケーケー「いや、ベットの上で枕しいて毛布着て横になりながら考え事をしていたら、いつの間にか寝ていた」
イノブン「当たり前だ!!」
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 そのころ謙次は、
「ウォータードラゴンで攻撃!」
「やるね。これで僕のライフは残り1つだ」
 フェニックスとカードゲームで遊んでいました。
「とはいえフェニックス、お前のエナジーが多すぎる気がするんだが」
 このゲームではエナジーというものが勝負を決します。エナジーはカードを使用する際に消費するもので、エナジーが足りなければカードを使うことが出来ないのです。
 フェニックスは今、通常のプレイではめったに溜まらないほどのエナジーを持っています。
「さて、じゃあ僕のターンだ。悪いけど謙次、逆転させてもらうよ」
「だいたいそんな気はしていたんだ」
 観念したかのように謙次は答えました。
「たっぷりエナジーがあるから存分に使わせてもらうよ。まず『スターダスト』で謙次の手札を全破壊」
「うわ!? ウォータードラゴンの効果でたくさん増えたのに!?」
「次に風神アイオロスを召喚。このユニットは召喚したターンに攻撃できる『速攻』という能力を持っていて、さらに全味方ユニットは相手のユニットを無視してプレイヤーを直接攻撃できる。しかもアイオロスの与えるダメージは1回で2ダメージだ」
「うげっ!?」
 ちなみに、謙次のライフは初期状態の5です。
「で、あとは同じく速攻の能力を持つ『俊敏鳥』と『マグナムフライ』を召喚して、控えユニットの『地底獣アンガー』と『ドラゴンフライ』、『キラーハニービー』をフィールドに出す。……さて、合計7ダメージ与えられるけど、降参するかい?」
「降参するよ!! 手札がなきゃ逆転できないしな!!」
「よし、……おや、あれはキュリアたちだね」
「え?」
 フェニックスの指し示す方向を見上げると、そこには2つの小さな点がありました。その点は徐々に大きくなっていき、しばらくして謙次にもその点がキュリアとガイであるということが分かりました。
「無事救助に成功したみたいだね」
 キュリアたちが近くに来てから、フェニックスは言いました。
「やっぱりフェニックスの差し金だったんだ。まあ私を助けるためじゃなかったんだろうけど、礼を言うよフェニックス」
 実際はガイの洗脳を解くためにドクターXは派遣されてましたね。
「あれ? 博士は?」
 フェニックスが尋ねました。ここでいう博士とは、ドクターXのことです。
「先に帰ったぜ。それより、なんだ、その、謙次、なんかすまなかったな」
「え? 何が?」
「いや、……実はあの時、俺は洗脳されていてだな」
「それはフェニックスに聞きましたよ」
「……まあ、あれだ。ひどいものを見せて悪かった」
「いや、俺に謝られても……」
 おっと、謙次が余計なことを言ったせいで、ガイが暗くなってしまいましたよ。
「……そうだな。キュリアにはもっとひどいことしてしまったしな」
「洗脳されてたんだからしょうがないって、何回も言ったじゃん。もう気にしないでよ。ガイの師匠だって、私が恐怖で気絶させてきたし」
 やっぱりアレ、殺してなかったんですね。安心しました。
「おっと、そうだ言い忘れてたよ」
 謙次がここでこんな発言をしました。周りの3人は『お? なんだなんだ?』的な顔で黙って謙次の方を向きます。
 突然注目を集めてビクッとしましたが、謙次はキュリアが帰って来たときに言いそびれたことを言います。
「おかえり、キュリア」
 それを聞いて、キュリアも笑って答えます。
「うん。ただいま、謙次」
 あれ? 今回割と主人公が主人公してる。




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キュリアと謙次 ひゃくさんじゅうよんかいめ!

ケーケー「友達にこの小説を宣伝してきた」
イノブン「絶対効果ないだろ」
ケーケー「いや、今日のアクセス数が若干増えるかもしれない!!」
イノブン「お前……」
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「さーて、どうしてやろうか、師匠」
 とても師匠に向かって言うようなセリフとは思えないことを、ガイは言いました。まあ、最低の師匠ですし、問題ないですけど。
 師匠の方は、ビビりまくってションベンちびりそうになってます。
「キュリアをここまで追い詰めた罪、とくとその体で受けてもらうぜ!!」
「待って、ガイ!!」
 こっそりと回復魔法で回復を終えたキュリアが静止しました。
「悪いけど、コイツへの罰は私から与えさせてくれない?」
 制止したけど、結局罰するわけですか。しかもちゃっかりコイツ呼ばわりするとは、キュリアに見下されてますね、老人博士。
「……分かった。本人が罰するのが一番だしな」
「あと、私が他人を苦しめるところは見てほしくないから、悪いけどコイツと2人きりにしてもらえない?」
「……ああ、別にいいけど」
 ガイは了承し、ドクターXを連れて外へ出ました。
 キュリアと2人きりになって、老人博士はおそるおそる言います。
「ふ、ふ、ふ、ふざけるな……! お、お前をく、苦しめたば、ば、ば、罰だと!?」
 博士かみすぎ。相当ビビってますね。
「お前を苦しめることは罪じゃない!! むしろお前が生きていることの方が罪だろう!!」
 勇気を振り絞って老人博士が言いました。自分を罰しようとする人にたてつくとは、さすが老人博士、イノブンたちにできないことをやってくれる! そこにシビれる、あこがれるぅ!!
「ま、その通りだね」
 キュリアは、老人博士の言ったことを肯定します。
「は?」
「アンタの言う通り、私を傷つけようが殺そうが、それは罪にならない。私はそんなことに怒ったりしないよ」
「だったら……」
「でもね、私の友達を傷つけたことだけは絶対に許せない。……『ダークドーム』」
 キュリアの魔法で、あたりが真っ暗になります。
「ひっ!?」
「さーて、アンタ私が人を殺さないからって安心してるでしょ? 確かに私は、私を殺そうとした人を見逃してきたよ。……私を殺そうとした人『は』ね」
「な、な、何を……」
「何か遺言はある? 無ければさっさと始めようか。ガイの心を傷つけた罪、その命を持って償うんだね」
「や、や、やめ、やめ……」
 ガッ!




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キュリアと謙次 ひゃくさんじゅうさんかいめ!

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「ドクターX?」
 その助っ人の名前を聞いて、謙次は首をかしげます。
「簡単に言うと、僕を作った博士だよ」
「作った!?」
 フェニックスの言葉に、謙次は驚いて言いました。
 フェニックスは説明します。
「僕はX-TYPE[エックスタイプ]モンスターっていう特殊なモンスターでね、博士が研究をかさねて生みだしたモンスターなんだ。今は何体も生み出されてるモンスターだし、生殖能力がないわけじゃないから、若いX-TYPEモンスターは母親のおなかから生まれたというのがほとんどなんだろうけど、プロトタイプが生みだされたのが50年前だから、ほとんどのX-TYPEモンスターは人工的に作られたモンスターだね」
「へえ。でもって、お前もその『人工的に作られた』X-TYPEモンスターなわけだ」
「うん。そもそも、僕がそのプロトタイプだし」
「マジか!? というか、だったらお前は今50歳なのか!?」
「お、謙次にしてはよくそこに気付いたね」
「……バカにしてないか?」
 さっきの謙次の発言、『だったらお前は今50歳なのか!?』というのがよく分からないという方もいらっしゃると思うので、一応説明します。フェニックスはX-TYPEモンスターのプロトタイプであり、かつフェニックスが『プロトタイプが生みだされたのが50年前だから』と言っていたので、謙次はそう推測することができたのです。今回の謙次、なかなか勘が冴えてますね。
「その通り、僕の年齢は今50歳!!」
「見た目は俺よりも若そうなのにな」
「老いと言うものは、おそろしいものだ」
「俺の知ってる50歳なら、あそこまで強くはないけどな。というか、キュリアより年上?」
「そうだよ。キュリアがバルカン半島虐殺事件を起こした時、僕は20歳だった。当時は独裁もしてないから、余り権限がなかったんだよね」
「そういえば、キュリアの過去話にお前が出てきてたな。……その時点で俺より若いというイメージを払拭すべきだったか」
「あはは……。さて、今頃向こうはどうなっているかな?」


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キュリアと謙次 ひゃくさんじゅうにかいめ!

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 再び、キュリアが殺される寸前の場面に移ります。洗脳されたガイは、ガイの意志で制御できません。ただ老人博士の言う通りに動くだけです。
「やめて……、やめてよ、ガイ!!」
 もはやキュリアの言うことは、ガイの耳に入りません。ガイは右腕に構えたボルテージアローをキュリアに向けて放とうとします。
 と、そこでガイの動きがピタリと止まりました。
「いかんなあ。洗脳なんてモンを使って、罪のない青年を操るとは」
 そこにいた3人とはまた別の声が聞こえました。
「お、お前は……」
 老人博士は声の主を見るなり、動揺しだしました。声の主は、……これまた別の老いた博士っぽい男性でした。その老男性は、なにやら小箱サイズのコントローラらしきものを持っていました。
「ドクターX[エックス]!!」
 ガイを洗脳していた老人博士が叫びます。ドクターXと呼ばれた老男性は、
「そこの青年の洗脳は解いた。お前の悪事はこれまでだ」
「ふざけるな!! キュリアを殺そうとするのが悪いことか!?」
「そうは言ってない。洗脳という非人道的なもので他人を操る。それを悪事といっているんだ。ジェノサイドを殺めるのに、そこのガイという青年は必要ないだろう」
「くっ……!! だったら、私自らがキュリアを殺る!! これなら異論ないだろう!!」
「ああ、そうだな」
 一安心していたキュリアは、今のドクターXの言葉を聞いて固まりました。
「よし。……ここまで弱り切ったキュリアを殺るのは、もはや雑作もないこと。……覚悟、キュリア!!」
 老人博士は得意の雷魔法を使い、キュリアをしとめようとしました。しかし、魔法を使うために掲げた腕は、誰かにおさえつけられました。
 老人博士が振り向くと、そこにはニヤリと笑ったガイがいました。
 ドクターXは付け足すように言います。
「ただし、そこにいるガイ君を倒せれば、の話だがな」


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自作スナップショットツール(snapper)を公開

↓ 読むのが面倒な方は、太字の部分と一番下の特徴だけでも見てくれるとうれしいです ↓


「仕事上レポートをよく書いているんですが、画像をいちいち見ながらじゃないと作業できないんですよね。でも、Windowsのフォトビューアーで画像を開いても、ウィンドウの切り替えが面倒になります」
(イノブン:ウィンドウを半分の大きさに分けてやれば、画像見ながら作業できるよ!)
「本当ですか、さっそくやってみます!!」
 ちょっと待ったぁー!! 人がせっかくTVショッピング風に自作アプリを紹介しようと思ってたのに、なに余計なことを言っちゃってくれてるの!?
(イノブン:え? いや、イノブンはただ親切に教えてあげただけですけど?)
 『商品紹介されて「へぇ~、これは便利ですね」的なことを言う人』も、本旨と異なる意見に賛同しない!!
「す、すみません!!」
(イノブン:そういえば、この人だれ?)
 今言っただろう。『商品紹介されて「へぇ~、これは便利ですね」的なことを言う人』だ。
「申し遅れました!! 『商品紹介されて「へぇ~、これは便利ですね」的なことを言う人』です!!」
(イノブン:長い名前だ)
 TVショッピングによくいるでしょう。
(イノブン:確かに。本当に便利と思っているかあやしくなることもあるが、無理にでもそう言って視聴者を惹きつけるんだよな?)
「今回も強引に閲覧者の方々を惹きつけてみせます!!」
 『強引に』は余計だ!!
「す、すみません!!」
(イノブン:この人、絶対こういう仕事に向いてないな)
 しかしイノブンよ。僕はお前の意見に賛成できないな。
(イノブン:意見? ああ、『ウィンドウの大きさを変えれば、画像を見ながら作業できるよ』っていう?)
 そうそれ。たとえば、Wordで文章を書いているとする。たしかにウィンドウの大きさを変えれば、画像を見ながら文字が打てる。しかし、そうするとWordのウィンドウが小さくなるだろう?
(イノブン:まあ、確かに)
「Wordのウィンドウが多少小さくなるならいいですけど、画面の横半分を画像に占められたら逆に作業しにくいです」
 うん、そうだろう。そんなことにお困りのあなたに、素敵な無料アプリを紹介いたします!! その名も題して、snapper[スナッパー]!!
 起動時に表示されるウィンドウはこんな感じです↓
snapper-fig1
(イノブン:マグロ 撮影開始って?)
 後で説明します。このアプリで下のような画像を開きます。
snapper-fig1-1
 すると、snapperのウィンドウはこのように変化します↓
snapper-fig1-2
(イノブン:なんだ。ただのフォトビューアーじゃないか。でも、Windowsフォトビューアーみたいに画像の周りが分厚くないだけ、便利かもしれないな)
 いや、このアプリのすごいところはそこじゃない。
(イノブン:自分ですごいって言っちゃってるよ、この人)
「もう手遅れかもしれませんね。救急車呼んできます」
 黙れ外野!! むしろ『商品紹介されて「へぇ~、これは便利ですね」的なことを言う人』、お前こそ救急車呼んできてやろうか!!
 ……さて、気持ちを落ち着けて、と。
 なんとこのアプリはですね、表示する画像が必ず一番前に来るんですよ。
(イノブン:は?)
 たとえば、Wordで文章作成中にこのアプリで画像を開いたとします。そのあと、Wordの画面をいくらクリックしても、画像が一番前に来るのです。
「え!? でも、それだとWordを編集できないんじゃ!?」
 それができます! 画像のほうが前の方に表示されていても、Word文章を編集できるのです
「へぇ~、これは便利ですね!!」
(イノブン:言いやがった)
 しかも、↑の画像をちゃんと見てください。画像だけじゃなくて、ちゃんとウィンドウになっているのが分かるでしょう?
「ええ」
 実はこのアプリ、開いた画像の大きさを変えれるんです!!
「へぇ~、普通ですね」
 普通じゃないって!! Windowsフォトビューアーじゃ画像を縮小して表示できないの!!
「あ、ホントだ。これで作業が楽になります!」
 しかし、なんとこれだけじゃありません!!
(イノブン:TVショッピングとかの定型句だ)
 このアプリの名前は、snapperです。
「それはさっき聞きました」
 viewerじゃないんです。分かります?
「『ビエウェアー』ってなんですか?」
 viewer[ビューアー]!!
(イノブン:こんな簡単な英語も知らないで仕事してるなんて、この人大丈夫だろうか)
 つまり、ただのフォトビューアーじゃないわけです。
「じゃあ、すごいフォトビューアーなんですね!!」
 ……いや、だからあなた、アプリ名見てください。スナッパーですよ?
「すなっぱー? ……とすると、何か撮影できちゃったりするんですか?」
 そのとおり!!
「やったー!! あ、これ正解したら何ポイントもらえるんですか?」
 これはクイズ番組じゃない!! あー、また話がそれた。
 このアプリはスナップショットツールなのです。たとえばみなさん、レポート作成に必要なのは画像だけじゃないですよね?
「Webページに必要な画像と文章があったりします。画像のほうは『名前を付けて保存』で手に入りますけど、文章は『プリントスクリーン』で画面全体をコピーし、ペイントで編集しなければ画像として見れませんね」
(イノブン:別に画像として見ることなくない?)
「中に画像が入っているので。文章をどこかにコピーして同時に見る、という手もありますが、……どちらにしろ面倒くさいですね」
 しかし、このsnapperを使えばそのような苦労は必要ありません。
 今回は、下のアプリの一部を見たいとします。
snapper-fig2
(イノブン:侵略シリーズだ)
 まず、『マグロ 撮影開始』ボタンを押します。
(イノブン:さりげなくネタを入れてきたな)
 そして、撮影したい領域をドラッグで指定します。
「ドラッグ!? あなた、薬物なんてやってるんですか!?」
 そっちのドラッグじゃない!! 小説内で『薬物ダメ、ゼッタイ!!』を訴えてる張本人がやるわけないでしょう!!
 こんなバカは放っておいて、と。ちなみに撮影領域は、↓のように赤い点線で表示されます。
snapper-fig3
 そして撮影結果が、これです↓
snapper-fig4
 このように、自分の必要な領域だけ指定して撮影し、その画像を見ながら作業できる。これがsnapperなのです!!
「へぇ~、これは便利ですね!!」
 しかも、撮影した画像は右クリックで保存できます!!
「へぇ~、これは便利ですね!!」
(イノブン:ところでこれ×ボタンなくね? どうやって閉じるの?)
 ダブルクリックすれば消えます。では、無料お試し商品のCMであったアレをやりますか。
(イノブン:アレ?)
 ちなみにこの商品、おいくらだと思いますか?
「うーん、1000円」
 いや。
「じゃあ500円」
 なんとこのアプリ、無料でご利用できます!!
「え!? 無料ですか!?」
(イノブン:もうつっこまない)
 というわけで、こんなアプリですので、よかったらダウンロードページでダウンロードしてみてください。
 最後に、このアプリの特徴のまとめと、操作方法を記して終わりにします。ではまた。


<特徴>
・デスクトップ画面の好きな領域を撮影できる。
・ビットマップファイルを開き、表示できる。
・撮影した画像および開いた画像は、画面の一番前に来る。
・右クリックで、表示している画像を保存できる。


<操作方法>
・右クリック:表示している画像を保存する
・ダブルクリックまたはDeleteキー:アプリを終了する
・Shiftキー:ウィンドウを隠す(最小化する)

キュリアと謙次 ひゃくさんじゅういっかいめ!

ケーケー「わーい! ブログランキングに上がったー!!」
イノブン「よかったな」
ケーケー「しかも割と順位高い」
イノブン「10ポイントで79位か。……でもこれって、1アクセスにつき10ポイントだろ?」
ケーケー「え? ……ってことは」
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「そう。いつもそうしているんだ」
 フェニックスは繰り返して言います。あ、ちなみに話の時間軸は現在に戻しました。
 キュリアに命の危機が訪れたとき、フェニックスはいつも見て見ぬふりをしてきた。それを謙次は歯を強くかみしめながら聞いていました。
 しかし、フェニックスはさらにこう続けます。
「そう。いつもはね……」
「え?」
 謙次はきょとんとしました。フェニックスは説明します。
「今回の場合は少し話が違う。僕は、キュリアの命『が』おびやかされても、何もしないだけだ。そういう約束だからね。……でも、それと同時に他人に迷惑をかけるのを見て見ぬふりするわけにはいかない」
「他人?」
「いるだろう。今回、キュリア以外に被害を被っている人が」
「……そうか!」
 ガイ虫のことかー!!
(作者:イノブンのガイに対する評価はひどすぎると思う)
「でも、だからといって僕がのこのこと助けに行くと、世間から批判を浴びることになるからね。凶悪殺人鬼ジェノサイドを擁護した、ってね」
 ジェノサイドって言うのは、キュリアのあだ名です。この時代(世界)では、ごく限られた人以外、キュリアのことをジェノサイドと呼んでいます。つまり、ジェノサイドと呼ばない老人博士は特殊な部類なんですね。
(作者:単純に僕がその設定を忘れていただけだと言うのは、口が裂けても言えない)
「なるほど。お前もそういうとこつらいんだな」
「まあ、世界の独裁者たる僕にとって、一般市民どもの批判なんて聞き慣れすぎてものともしないわけだけど」
「それは良いのか悪いのか」
「まあ、そういうわけで、僕はキュリアを助けに行かない」
「じゃあどうするんだよ?」
「心配しないでよ。ちゃんと助っ人を読んでおいておいたからさ」


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プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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