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DESTINY~風野 息吹の運命~⑦

 さて、一週間ちょいか。
 えー、だいぶ不定期&ペースダウン傾向ですみません。多分、2週間おきにみると更新されてると思うので、そのつもりでノシ
 え? そんな無責任なこと言うなって? だって持病があるんだからしょうがないでしょう。
 ……すみません、調子こきすぎました。がんばってペースを上げていくように努力します。
↓というわけで、すんごく短いけど更新↓


冬休みが終わった。退屈な始業式も終わり、水原は、その友達の毬子[まりこ]とれいと一緒に、教室に戻った。
 3人は教室で雑談していたが、すぐに教師が戻ってきた。しかも、教師の後ろには、今までこのクラスにいなかった、この学校の制服を着た少女が1人、ついていた。
「はい、みなさん席について静かにしてください! はい、じゃあホームルームを始めます。みなさんもうお気づきだと思いますが、今日からこのクラスでみなさんと一緒に勉強する仲間が1人増えました。紹介します、転校生の風野 息吹さんです!」
「よ、よろしくお願いします」
 やや緊張気味に、風野は言った。
 教師は黒板に『風野 息吹』と書いて、言った。
「では、みなさん。何か風野さんに質問はありますか? ないですね」
 ちなみに、今のセリフの『ありますか? ないですね』の間には0.5秒だった。
 そのあと、教師は各自冬休みの宿題を集めさせ、次の授業が始まるまでかなりの猶予があるのにもかかわらず、早々と教室から出ていった。
 また、余談だが、教師が風野を紹介している間も、生徒は自分の席に向かって移動中であった。
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DESTINY~風野 息吹の運命~⑥

 なんか、小説を書いてると、だんだんと自分の文章作成能力のなさがわかってくるんですが、……まあ気にしない。
 あと、この小説についての意見・指摘などをコメントして下さるとありがたいです。
↓ということで、うp↓


「……ってことがあったのよ」
 と、ひでお。
「マジで思ったよ。初対面の大人には敬語ぐらい使えってさ」
「ってそこかい!!」
 村本は素早く突っ込み、続ける。
「それより、俺たちの高校に来るの、そいつ?」
「ああ。親にも連絡を取ってもらってな。もう転校手続きも済んで、冬休み明けぐらいに転校してくるって言ってたな」
「というか、なんで俺たちの高校に転校させようとしたんだよ? 俺たちに何かできることがあるのか?」
「うーん、ま、なんとかなるんじゃね?」
 親指を立てて、ひでおは答えた。
「なんとかって、あのなあ。水原もなんか言ってやってくれよ」
「……私もひでおさんの意見に賛成だけど?」
 水原はいつもの無表情で答える。
「え!? 何で!?」
「何でって……、その息吹って子……、本当に私とよく似てるし……。小さい頃に、親を攻撃したり、今現在、他人を傷つけてしまいそうな自分を恐れてたりする点とか……」
「だからって、俺がそいつにしてやれることなんてあるのか? というか水原、お前、今でも悪霊っぽいのがとりついているのか?」
 悪霊。それは水原が暴走した原因として考えられているもののひとつだ。今年の夏休み、水原は村本を殺しかけたのだが、そのとき水原は、自分には悪霊がとりついていて、そのせいで自分は村本を傷つけてしまった、と主張した。村本は、水原が暴走したのは悪霊のせいなんかではないと思っていながら、そんな水原の暴走を止め、自分を殺しかけたことを許した。
 村本の問いに対して、水原は、
「……いや、今はもう悪霊も消えたし、他の人を傷つけようなんてことも思っていないよ……。村本君のおかげでね……」
「まあ、そういうことさ」
 ひでおは言った。
「水原が今の水原でいられるのは、まさる、お前のおかげだ。だからこそ、風野 息吹のことも、お前に任せようと思ったんだ」
「そういわれてもなあ……」
 村本は困りはてた様子で頭をかくが、そんなことを気にせずひでおは、
「ま、そういうわけなんだ。いいか、これは一応、極秘情報だから、くれぐれも他のやつにいうなよ。分かったな?」
 他の3人はうなづいた。

DESTINY~風野 息吹の運命~⑤

 ああ、長い長い。
 そうそう、当サークルのjusticeの役割が変わりました。新しい役割は、『温存』です。
 ……それがどういう役割なのかは、ご自身の判断にお任せします。
↓というわけで、D-風の続き↓


「……なるほど、不良を一撃で」
 その少女、風野 息吹[かぜの いぶき]からいきさつを聞いて、ひでおはつぶやいた。
 息吹は、
「本当に殺したと思って、私はその場からすぐ逃げたんだ。そして、警察に出頭した……。そのあと、私が殴った人が、ただ気絶していただけだと知って、本当に安心したよ」
「なんだ、死んでなかったのか。ならいいじゃねえか。それだと普通に正当防衛ということになるんじゃねえの?」
「別に私は自分が罪に問われるかどうかについて悩んでるんじゃないよ。そこら辺は相手側の母親が、『むしろ息子をぶん殴ってくれてありがとう』と言ってくれたから、私がやったことは事件にはならないんじゃないかって、さっき別の警官に言われたからね」
「へ? ちょっとまてよ。じゃあこの問題はもう解決したってことじゃねえか。なのになんでまだお前はこの取調室にいて、俺まで呼び出されたんだ?」
「……怖いんだ」
「え?」
「怖いんだよ、こんな自分が。今回は、人を殺さずに済んだけど、でも、今度自分が制御できなくなったら、その時は、ひょっとして誰かを殺してるんじゃないかって」
「おいおい、物騒だな。というかさ、制御できなくなったらって、一体どういう意味だ? まさか、無意識に人をぶん殴ってた、とか言わねえよな?」
「……だいたい、そのまさかであってるよ。それでさ、そのことを他の警官に話したら、私は取調室に残されて、しばらくしてからあんたが入ってきたってわけ」
 ひでおはそれを聞いて、少し考えて言った。
「……えーと、ひとつ聞くが、お前はさっき、いつか人を殺してしまうかもしれない的なことを言ってたよな。でもそんなことできるのか? ……その、何か武器を使ってならだれでもできるだろうけど、……まさか、こぶし一発で……」
「できるよ。なんなら今私たちがいるこのテーブルを割ってみせようか?」
 息吹はまじめな顔つきでひでおに言った。しかしすぐに苦笑いして、
「……ま、信じられないとは思うけど、本当なんだよ。あんた、何か壊してもいい物で、人の手で壊れそうにないものを持ってない?」
「……残念ながら、そんな都合のいいものはないな。……でも、信じれるよ」
「え?」
 息吹は驚いた。こんなに簡単に、自分みたいな存在を受け入れてくれる人がいるのか、と。
 だが次のひでお一言は、もっと息吹を驚かせた。
「俺の知ってる奴にも、お前みたいな超人がいるからな」
「え!? うそ!?」
「ほんとだよ。……なあ、話は変わるが、お前の親はどうしてる?」
「え? えっと、……実は私、一人暮らししてるんだよね。私が小さい時に、とんでもないことをやらかしたからね」
「とんでもないこと?」
「物を投げたり、棚を倒したりしまくったんだ。……あの時も、私は自分を制御することができなかった。結果、殺してはないものの、両親にすごい大けがをさせてしまった。……長いこと会わなくなったなあ。会いたいんだけど、親の顔、特に父さんの顔をみると、また自分が制御できなくなるんだ」
「そうだったか。悪いな、変なこと聞いて」
「いや、気にしなくていいよ。誰もそんなことをするヤツがいるとは思わないだろうし」
「じゃあさ、親とは今も連絡を取り合ってるのか?」
「ああ。直接会ったら、私が吹っ切れて危険だけど、声を聞くぐらいなら、全く問題ないし」
「……もうひとつ聞こう、お前は今何年生だ?」
「……高1だけど、……あんた、一体何を言いたいんだ?」
「……吉村高校というとこに転校しろ。そこにお前みたいなやつがいるし、そいつを救ったやつもいる」

DESTINY~風野 息吹の運命~④

↓さて、続きです。ちなみにプログラミングの進行具合ですが、一週間以上VC++を起動していなかったら、書いてあるプログラムがわけわからなくなっていたけどまあ気にしないwwww↓


「ここです、先輩」
 停職中なのに、突然警視庁に呼び戻されたひでおは、ひでおと仲のいい後輩に連れられ、取り調べ室に来ていた。
「んなもん、自分の職場だから、案内されなくても分かってるんだが」
「まあ、そりゃそうでしょうけど、一応取り調べを見張ってろといわれてますし、……ていうか、案内した覚えはないですよ、連れてきただけで!」
「まあ、どうでもいいや、……入るぞ!」
 ひでおは扉をノックし、部屋に入っていった。
 取り調べ室の中にいたのは、高校生くらいの少女だった。
 ひでおは、
「さて、俺は停職中なのに、上からの命令でお前の事情聴取を行えといわれて、何の説明もなしに無理やり引っ張られてきたんだが、……一体何をやらかしたのか、教えてもらおうか」
「……へ?」
「いいからさっさと話してくれよ。停職のおかげで、せっかくゲーム三昧の生活をエンジョイしてたのに……。俺はとっとと帰ってボス戦途中のRPGをやりたいんだよ! せっかくいいところまでいったのにさ!! 『いーからとっととこっちにきてくれ』だってよ!! しょうがないから、電源つけっぱなしで来てやったんだ!! さ、早く!!」
「……えー」
 少女は、そんなひでおに正直、引いていた。

DESTINY~風野 息吹の運命~③

↓ちょっと長くなっちゃった。なお、ここ一週間以上、VC++を起動していない点については、気にしないようお願いいたします↓


 村本と水原が格闘ゲームで対決していた。
 村本の使用キャラである『項羽』は残り体力があとわずか。それに対して水原の使用キャラである『カエサル』は、項羽から一度、ジャブの3連コンボを喰らっただけなので、体力が4分の3ぐらい残っている。
(くそっ、本当に、よくあんな使いにくいキャラでここまで追い詰められるなあ)
 水原の使用キャラ、カエサルは、攻撃力はかなり高いが、とても行動が遅い。しかし、カエサルには、いろいろと特殊な必殺技がある。たとえば今、水原が使おうとしている必殺技、
(……これは、来る!!)
 村本はタイミングを合わせて、項羽をジャンプさせた。すると、カエサルが巨大なレーザー光線を放った。
 これがカエサルの必殺技の一つ、『バリアブレイクカノン』。コマンドを入力してから発動に多少時間がかかるが、ある程度離れていれば相手から攻撃される前に発動できる。ハンドグローブである、カエサルの相棒『ブルータス』から、巨大なレーザー光線を放つ技で、その光線に巻き込まれた遠距離攻撃は無効化され、しかもただでさえ攻撃力が大きいのに、ガードをすると、通常の1.5倍のダメージを喰らうという恐ろしい必殺技である。つまり、この技をやり過ごすには、ジャンプによる回避しかないのである。
 ジャンプ回避でやり過ごした村本は、ここであることに気付く、
(やばっ、この位置はカエサルのアレの範囲!!)
 村本が気付くと同時に、水原はコマンド入力。するとカエサルの足に、すごい速さで回転する大きなサイコロが出現し、それを真横からやや上向きに放った。
 これもカエサルの必殺技の一つ、『賽は放たれた』である。使用後はカエサルがゆっくりと息をつくため、相手からの反撃が予測されるが、技が当たれば、相手は吹っ飛ぶため、反撃を恐れずに済む。また、防御されると、少しも体力を削ることなくかき消される技でもあるため、バリアブレイクカノンとのコンボ以外ではあまり使われない技でもある。
 このゲームでは、ジャンプ中はガード不能のため、サイコロは項羽に直撃。この戦いは水原の勝利となった。
「……あー、やっぱ負けちまったか」
 村本はため息をついた。沢田も、
「いや、そりゃお前、初めから分かり切ってることだろ? 現に俺たちがいくらやっても、水原さんに勝てたとこがなかったんだし」
 ひでおも何かを言おうとしたが、突如、ひでおの携帯電話が鳴りだした。
「ああ、すまんな、お前らちょっと静かにしてくれるか?」
 そう言って、ひでおは携帯電話ととった。
「もしもし、……ああ、お前か。……極秘内容? 言わなくても分かってるって。周りにゃ誰もいねーよ」
 普通にいるんだが、と、村本は小声でつぶやいた。
「……おう、……ああ、分かった、報告ありがとう。……え? ああ、アレ以外にそっちの事件もあったな。……え? 事情聴取? いつも通りに俺はゲームやってるから、よろしく。……えー、たまにはやれっていったって、……もう、しょうがねーな、……分かった分かった、やりますよ、やればいいんでしょ!? ……はーい、じゃあなー」
 そう言って、ひでおは電話を切った。
「おいオヤジ、あんたよく警察クビにならないな」
 ため息交じりに村本が言った。それに対してひでおは、
「別に悪いことじゃないだろう? 仕事をサボってゲームをすることぐら……」
「十分に悪いっつーの!!」
 村本が言ったとき、ふと沢田はあることに気付いた。
「あれ、そういえばおじさんって、まだ停職中じゃなかったのか?」
「ああ、そのはずなんだが、この前警部がな、今更停職を取り消してでもお前にやってもらいたい仕事があるとか言い出して、それで職場復帰に成功したわけよ」
 ひでおがそういうと、村本は、
「あれ、ひょっとして、その仕事って……」
「そう、今電話で話してた『極秘内容』だ。さすがに極秘内容というだけあって、どんない内容かはお前らにも教えられねえがな」
「……でもひでおさんにやってもらいたい仕事って、……ひょっとして、私みたいな人がなにかやらかした、……とか?」
 水原がそういうと、周りに突如、沈黙が訪れた。
 ひでおは、恐れをあらわにした表情で、水原に尋ねる。
「……え? ……あのさ、水原。……ひょっとして、俺が今電話で話してた相手の声が、……つまり極秘内容が聞こえてた?」
「……いや、聞こえてないけど」
「っていうかさ、オヤジ、それって、水原が今言ったことを肯定しているようなモンだぜ」
 今の村本の一言で、ひでおはさらに面喰った。
 しばらく考えて、ひでおは言った。
「……しょうがない、どうせまさると水原には、いずれ教えなきゃならないことだしな」
「え? じゃあ俺は?」
 すぐさま沢田が聞き返した。
「ああ、本当は教えちゃまずいが、まあ話している間、『廊下で待ってろ』というのもアレだしな、……まあ、聞いててもかまわないぜ。実はだな……」
 ひでおはそう言って、語り始めた。
プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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